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どこでもDooR

最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

【登山】mont-bellクラブ

2020年04月26日 | 登山
4月26日(日)

mont-bellクラブに入ってると店頭でのポイントはもちろん、山荘とか麓の銭湯とかで特典や割引があったりする。
そして意外に助かるのはオンラインショッピングで送料無料ってとこだ。
購入価格に拘らずである。凄いね。

今回初めて利用してみた。
ソックスって消耗品らしく、どんどん薄くなってクッション性とか劣化するんだって。
そこでメリノウールソックスをオーダー。


登山始めてからずっとmont-bell愛用。途中ノースフェイス使ってみたけど、mont-bellが圧倒的に優れてるね。
面でフィットするから脚にゴム痕つかない。


いつもウィックロンだけど、メリノウールのつけ心地が楽しみである。
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【登山】山と道ザック three 〜ガレージブランド〜

2020年04月16日 | 登山
4月16日(木)

キタ〜〜〜ッ!



「山と道」からやっと届いたザック「three 」
サイズはLだから45Lかな。

欲しかったガレージブランドのオサレザック。
梱包材のBACK TO HIKEってのもいいね!


バックもシンプル


中は何のポケットもなく、ハイドレーションバック対応でもない。
丈夫な土砂袋みたい。


背中の部分にポケットがあって、ここにスポンジが入ってる


厚みは12〜15mm。
あまりコシがないのは背中の凹凸にフィットさせる為かな?


この前買ったマウンテンハードウェアの25Lザックと同じ素材のX-PAC。
このオリーブ色が最近好き。


このザックを選んだ最大の理由はこの大型メッシュポケット。
雑に仕舞えて、中身が見やすいのが欲しかった。


バックのつくり。
ショルダーパッドはショボいリュックみたいな質感。これまで使っている山専ブランドの凝りに凝ったものとは雲泥の差。
ULハイク用ってこういったシンプルなつくりなんやろね。


こういう細かいとこに拘り感じるね。
トップの止水ファスナーも、金具も同色デス


ネームパッチ。
漢字の刺繍なんてできるんやね


中に詰めてみた。
トップファスナーあるから容量ギリギリまで詰められる。


こんな風に流行りのロールトップにも出来るんだ。オサレ感アップやん


サイドビュー。
サイドポケットはボトル2本ずつ入るらしい。ここはトレッキングポール入れる。


これならザ・マウンテンって雰囲気なく電車で登山行けるね。


表情とは違って心は躍りまくってるたつ


早く!早く!
これで奥秩父や関東の山を登りたい!


しばらくは東京往復もこのザックやな。
山と道のコミュニティにも興味あり。
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【登山】池田山〜UL的に朝飯前に〜

2020年04月15日 | 登山
4月15日(水)

在宅勤務だと時間効率がいいからか、早寝早起きになってきた。
今朝なんか4:30に目が覚めたから池田山でも登ってこようと思い立った。
目的はこの前買った登山靴とザック、ストックのレビューである。

家から5分位で着いてしまう裏山的な存在の池田山。朝日が綺麗だ。


5:30大津谷登山口に到着。
何回も登ったことある山なのに、このコースは初めてなのだ。


朝日に照らされ明るい登山道。
いきなり坂がキツく、ふくらはぎが悲鳴を上げる


いつもの霞ケ渓コースと違い、とにかく道が開けてて明るく開放感ある


数十メートル毎に今の位置を示す看板があるので進捗が気になる人には有用だ。


本日デビューのスカルパ!
とにかく着地が柔らかくて、でもソールはしっかりしてるので歩きやすい。
走りたくなるくらい軽快


こんな階段もたまにあるよ。
でも殆どは斜面。一歩一歩アキレス腱伸ばしやってる感じ。


ホント明るい登山道だ。
森林限界ではない稜線を縦走する感じかな


6:20急にダブルトラック(ジープロード)になる


6:30そしてここに合流。
左に行けばすぐパラグライダー発射台がある大展望広場だ。


いつもは頂上までいかないんやけど、せっかくやから足を延ばしてみよう。


縦走らしい縦走だ。
走りたいくらい足が軽い!


6:45森の駅に到着。
開いてるとこ1回しか見たことない


ここの駐車場からも眺望あり。
特に日本百名山である伊吹山が見える。
今年はホント雪がないなぁ


さて頂上に向かうか。
何やらすごく整備されている。
奥には管理人用のベンチまである。


「名言の道」
高尚なお坊さん達の言葉が書かれた杭が短ピッチで刺さっている。

くどいくらいに


「車両進入禁止」
ここシングルトラックです。


6:55頂上。久しぶりの展望台だ


この大きな展望台の下にひっそりと佇む三角点。朝日もまともに当たらない。
なんかなぁ〜、、、


標高924メートルの池田山


展望台からの景色は立って観よう。
座ると木々が邪魔。


マウンテンハードウェアの25Lザックはとにかく明るい安村よりも、とにかく軽快だ。トップリッド外してきたから開け閉めも素早い。やっぱファストハイクにはこれやな。
大量の朝メシとコーヒーボトル、水ボトル、ストック、ジャケット、ミドルレイヤーを入れると意外にいっぱいになる。


そしてブラックダイヤモンドのストックもデビュー戦である。
これは110cm固定のアルミZタイプ。
これまで使ってたのも同ブランドの長さ調整タイプやけど、軽さが雲泥の差。
釣竿みたいやわ。カーボンのも売ってるけど必要ないな。

8:00下山。ぴったり往復2.5時間。



ついさっき外国人とすれ違ったけど、今から登るってことは、、
休講となって時間が空いた外国語教師とみた!  知らんがな。

今後もファストハイクしてお腹の子を小さくしたい。
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【登山】低山ハイク用にザックと靴を新調

2020年04月10日 | 登山
4月10日(金)

先日の雲取山登山で痛烈に感じた装備の大げさ感。
関東域の登山を楽しむ人達は至ってライトな印象だ。たつの装備では電車の中で浮きまくり。

それに下山後、両足の爪が剥がれるように痛くなったので、ガルモントの靴がくたびれてきたのかも。たつの足が劣化したのか?

そこで今の縦走用登山靴とは別に低山・ライトハイク用に靴と小さめザックを新調した。

スカルパのモジトハイクGTX
マウンテンハードウエアのスクランブラー25L
どちらも特価品である。


スカルパの方はタウンユースの延長版でGORE-TEXブーティーではなく甲のベロ部分は覆われていない。
ただし歩きやすさは抜群な印象だ。
肝腎要なソールもビブラム製。
山で使ってダメならMTB用に回そう。
紹介URLを以下に貼り付ける。
ロールトップでオサレ感あるのは大抵WEB販売なんやろか?

なので最近お気に入りのマウンテンハードウエアのエリアで物色してたら、55%オフのこの派手なザックに出会う。
トップリッドは取り外し可能で、全体素材はX-PAC、ピッケル⛏固定も出来るので幅広くつかえそう。ただ色がなぁ。。
色まで好きになるよう使い込んでみよう。

そして嬉しいことにスタッフサックおまけしてくれた。


さて、低山ハイクが楽しみだ。
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【登山】雲取山~避密 平将門迷走ルート~

2020年04月04日 | 登山
4月4日(土)

新型コロナウィルスが猛威を振るっている2020年4月。
すぐにでも緊急事態宣言がでそうな雰囲気の中、国民には「3密(密集・密接・密閉)」を避ける生活をするよう呼び掛けている。
ちなみに弘法大師(空海)の教えである「三密」とは違うよ。

すでにたつは在宅勤務・テレワークに切り替えており、ひきこもり生活に浸かっている。独りで生活する時間が増えると食べてばっかりである。
このままでは軟禁状態で社畜になりそうなので気分転換が必要だ。

そこで3密を避ける避密の行動である。
向かう先は東京都唯一の百名山「雲取山」

新宿発の「ホリデー快速おくたま1号」に乗って8:21奥多摩駅に到着
電車の窓開いてるし数人しか乗ってないので3密ではない。

電車の中でうたた寝している時ふと痺れるような感覚をケツの穴に感じ覚醒。水分多めの便意をもよおしたのだ。
なんとかこの駅まで持ちこたえて、下車後トイレに直行便。

ものすごい綺麗で清潔なトイレだと感心して出ると「日本一観光用トイレがきれいなまち」と書かれた車がとまっていた。なるほど、言ってることは大げさじゃない。

駅前にはバス亭があり人も集まっている。これは密集だ。。

こんなに乗れるのかと思ったら多方面もあるらしく、さらに臨時増発もしているみたいなので並ばなくても乗れる気がする。
奥多摩湖沿いに運行するバスで、途中いろんな観光スポットもあるし登山口もあるし景観がよく面白そうなところだ。

9:06バスの中で30分程息を止めて「鴨沢」に到着。
トイレもあり、右の階段を上って登山口に向かう。

この集落は坂が大変そうだ

1分も歩かないうちに分岐があり雲取山は左方向らしい看板がある

BS番組「グレートトラバース3」で田中陽希が取り上げていた「平将門 迷走ルート」の案内板。ふむふむ、悪い奴に追われて家族・配下と共に逃げたルートがこの登山道らしい。

あれ?ここって東京都じゃなくて山梨県なの?

鴨沢バス亭で下車したのは数人だったけど、全然登山者が居ない。。
一抹の不安を抱えながらポカポカ陽気の中を歩く。
山と高原地図アプリで現在地確認すると大丈夫でした。

眼下は奥多摩湖。

車が通れない幅になる。結構な急坂を歩く。
最近特に思うんやけど縦走用のブーツは硬い。日帰り低山ならもっとフットワークの軽いものがいいな。

コンクリートの坂道は結構急で脚が息切れなう。。
迷わないように標識があるので助かる。左へ曲がる

ここからオフロード。しばらく林道を歩く。

9:25 バス停から20分程度で駐車場到着。満車だ。

09:30 登山口到着。ここからスタートだ。

いきなり崖っぷちの登山道。落ちたら転がり回転数高そうだ。
しかしなんで木々どもは斜めに伸びているんだ?地すべり中??

廃屋発見!
探検してみたいけど遅い出発なので先を急ごう

なんとも不気味な廃屋だ。。。

おっといきなり現れた案内板。
興味がない内容やけどいきなり4/10に飛んでいる。途中見落としたか?

地図に載っていた水場に着いた。
今回は1.5L持ってきたので大丈夫やと思うけど、ぽかぽか陽気なので補充しとこう

う~んしょぼい。。でも以外にも何も浮遊してなさそうなので良しとしよう。
怖いのは菌やウィルス、寄生虫の卵だ

流石、東京都唯一の百名山。登山道の整備も行き届いているけど休憩場所もちゃんと整備されてる。ベンチがないあたり長居させない配慮だろう。

逃げてる途中、ここで茶入れて飲んだから茶煮場・・・
どうでもええわ

そうそうこういう情報の方が欲しいよね。
ここまで50分かかってるから山頂到着は15:30??
先を急ごう

またまた広場現る。ここは丸く岩で囲まれてますな

ここで風呂を沸かし、去る時に壊した風呂の残骸が岩に化身したってさ。
そもそもこんな山中にいきなり風呂がある???

山中の風呂の存在疑惑はその場に置いてきて歩いていると、休憩する場所でもないのに突然現れるアート作品。
ヒトデ大好き人間の仕業だろう

10:35 堂所(1:05 コースタイム1:45)

少し先に広大な休憩広場。ここで団体さんは休憩するんやろうね。
誰もいないけど。そういえばほとんど人に会わなかったな。。

休息時に着ていた胴を置いたから胴所⇒堂所。。
どうでもえ・・・・いや待てよ
・・・突如悲劇がおこったのである。」って急に劇場風な案内板になってるww

さっきの案内板から10mほど先に再び案内板。
なんとここで将門の妻が自害したって!そりゃ悲劇だ。
前半の客観的な案内文から文章の色合いが急に変わった。書いてる人がゾーンに入ったか?ww

自害した将門の妻の心情を考えながら引き続き変わり映えしない長い登山道を歩く

11:15 七ツ石小屋(0:40 コースタイム0:50)
この小屋は宿泊施設のみで料理は出ない。潔くていい。

ありがたいことに清水から引水してる水を自由に使用できる。
だけどもだっけっどっ。水には多少の浮遊物あり。でも雨水じゃないから許そう。

奥にある広場は登山者の休憩に最適。ベンチもあるから腰を下ろして休めるよ。
ここでたつはバナナバウムと魚肉ソーセージを胃袋に仕舞った。

う~~ん、景色はイマイチです。

地図にある”まきみち”ではなく、せっかくなので石尾根縦走路をいく。

おっと縦走路で案内板発見!こっちが迷走ルートだったか

急に客観的な文章になったぞww ゾーンおわたか?

七ツ石神社。田中陽希もお参りしてたね

中央の石が矢を射られた影武者。でも7つ全て石に化身したんだってさ。

11:40 七つ石山山頂

すげ~~景色が広がってる。やっと稜線に出てきた感。
あの先の山が雲取山かなぁ・・

気持ちいい青空稜線をのんびり歩いていると絶好のロケーションでランチしてる人が居る。ここええやん!おっさん気持ちよさそうやなぁ

11:50 ブナ坂(0:35 コースタイム0:40)
なんかさあ、ここまでずっと死んでるような木々ばっかりやけど夏には緑がいっぱいなんやろか?

「大血川の悲劇」 再びゾーンに入ったか?
これまでポイント名しか書かれていなかったのに、「の悲劇」をつけたあたり、有終の美を狙ったか?w
それにしても99人のお妃さん達が一斉に自害したって凄惨すぎるやろ。
てかさ、、妻一人お妃さん99人って。。将門さん、どんだけ好色なんやて!

エピローグがあるとは・・・やはり小説風に終わりたかったか作者!w

ここからは極上の稜線散歩。無風のぽかぽか陽気でさらに人と会わない自分だけの稜線

広大なヘリポート。空が広い!

12:15 奥多摩小屋跡(0:25 コースタイム0:40)
昨年3月?に閉めたらしい。さっきのヘリポートで物資下ろしていたのかな?

地図に急坂と書かれていた通り、天に続きそうな坂をいく

12:35 小雲取山(0:20 コースタイム0:30)
ちょっとだけ雪が残っている。

ここからはもうなだらかな道しかない。
おっ!あの先が雲取山に違いない!

キタ~~頂上避難小屋も見える

立派な避難小屋

あれ?ここが頂上?

なんか違うぞ。

ここは頂上ちゃうやろ? なあ雪だるま? まゆ毛カッケーな。

12:50 雲取山山頂(0:15 コースタイム0:25)
人いね~~。これは外出自粛の影響なのかな?

ここまで偉そうにPRする看板初めてみた。
他の百名山って山名と標高くらいしかないのが多いのに。

後ろにはさらに金かけて豪勢な看板あったので肩を並べてみた。
だけどもだっけっどっ。この真昼間に順光な面に山名を掘らないとアカンやろ。
みんな綺麗な写真とりたいんやから。
ちなみに裏には「東京都最高峰」って偉そうに書いてあった。

ほらこっち向きだと逆行なのよ。iPhoneでは人物真っ暗なんよ。
題「ナルゲンボトルから脱出した小人」

バナナバウムと魚肉ソーセージでランチ。前夜23時に今回の登山を決めたから食べ物の準備はストック分で。バナナバウムと魚肉ソーセージは常備食ヨ。

さて下山前にトイレっと。この小さいけど建てたばっかのがトイレ

臭いはない。男用は扉もないので密閉ではないゾ。

さて下山。この解放感ある散歩道は下りでさえ楽しみである

と気を抜いてたらあっという間に道迷い。足跡がない。。
アプリで確認してメインの道に戻れた。

おっ!?

鹿だ~~。
先日寮の前で巨大な狸を見たし、東京にも野生動物沢山いるんやね。
近くを歩いている女性は慣れている様子。あいつもたつと同じで野生動物たくさんの地域から来ているに違いない。

下山は積極的に上りと違うルートを選択する。
こっちの「まきみち」では今にも崩れ落ちそうな木がある。細い枝で止まっている状態だ。

手すりなしの橋登場

よ~~く揺れるので気を付けよう。高所恐怖症なら四つん這いでね。

15:25 登山口到着(2:35 コースタイム3:15)
平地ばっかり沢山歩いたので疲れた~~

帰りのバスの時刻表を確認してこなかったので続けて歩いてバス亭をめざす

やっとここまで帰ってきた。もうバス亭はすぐそこ。
野良猫が迎えてくれた。

この集落はやたらと猫が多い猫集落だ。

15:45 鴨沢バス停(全6:40 全コースタイム9:10)

おおラッキー!! ちょうど16:03に間に合った。
これ逃したら2.5時間以上もこのバス停で待つしかなかった。

ああ~~早く帰れそうで良かった~~。
安堵のバスの中で今日3回目のバナナバウムと魚肉ソーセージ。

奥多摩湖ツーリングしたいな

奥多摩駅につくと登山客のためか靴洗い場所があったので利用させてもらった。
もちろん人はいない

乗車前に日本一きれいな観光トイレに行くと、ここにも靴洗い場が。
そうか土で汚れた靴でトイレを利用すると汚れるもんな。

誰もいないので写真とってみた。綺麗だ

今朝お世話になったウォッシュ付きの洋式

ちびっ子専用の小便器もあるよ。
シンクはもっと低い方がいいかな?

通常ならごった返している駅なのかな?今はガラガラである。

ほんと綺麗な駅だな。高尾駅も綺麗だったし。
東京都は観光駅にも注力してるのだろう。

ホリデー快速おくたまを待つ。

実は今朝驚いた乗車口とホームの隙間があり、それを確認してみよう。

これ、凄くない? 殆どの人が落ちることができるよ。
子どもはドア開閉のボタンを押すだけで冷や冷やもんやな

27cmのブーツなので40cmくらいはある。
もしかして電車とホームも密接を避けているとか??

避密の行動として開放的な山で過ごした雲取山登山。
いい気分転換ができた。 

次は秩父周辺の山を散策しよう。
まずは新型コロナを抑えてからかな。
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【登山】赤岳〜田中みな実なら〜

2020年03月15日 | 登山
3月15日(日)

土曜日の悪天候により黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳テン泊登山は中止となり、天候がいい赤岳に日帰りで行くことになった。
たつはいつもの通り前日に現地に向かうが、今回は初めて特急あずさを使わず普通を使う。
中央線は高尾から松本まで一本で行けるがとにかく暖房が効かず寒い。特急あずさがいかに快適であるか確認した。

今回は茅野駅から4km離れた自遊空間というネットカフェを利用。タクシーで1700円くらい。

ちゃんと個室があるのはいいが、明るいし鍵がかからない

今夜は19時過ぎに到着したので「幽遊白書」を読み切る!と目標設定してしまったので結局読み終わったのは1時前。。。
せっかくちゃんと睡眠時間を確保するために前泊しているのに意味ないやん。。

このネカフェはダメだ。カラオケとかビリヤードとかパチンコとか麻雀とか夜遊びしたい輩が絶えず、照明も明るい。さらに禁煙ルームなのにタバコくさい。

翌朝、歩いて30秒のところにあるマクドで「ちょいMac」調達して部屋でN河さん達を待つ。

ピックアップありがとうございます!
美濃戸口に着く頃にはすっかり明るくなってた。さらに赤岳山荘まで山専フォレスターで行けることになり、デリーさん嬉しそうにフォレスターのCMのように飛ばす。

ここまで車で来られるだけで今回の山行が2時間短縮できるのでありがたい。

06:40 スタート。
N河さん、デリーさん、キャップ、マリヲのOGP登山部の面々。
キャップはもちろんセンターポジション。

さすが八ヶ岳、猛烈に寒い中、登り始める。

寒いのにキャップは猛烈に汗をかいている。
服で暑いのか?
代謝がいいのか?
脂肪が厚いのか?
いーや更年期だろう。

チョコ菓子「小枝」みたいな木に囲まれる区間はなんとも美味しそうな道である

林間の裂け目に出ると明るい空が迎えてくれた。昨日降った雪がたっぷり積もっているよ。

キャップの頭に白髪が目立つ。。と思ったら汗が凍っているようだ。
この老け頭キャップを一番喜んでいたのは魔女マリヲ。
白雪姫に毒リンゴを渡すときの顔だ。

通りすがりの登山者が写真撮ってくれるってんで、EXILE。


あまりにも新雪が気持ち良くて遠くを眺めるたつ。腕組み具合がおっさんである。

朝日に向かって雪中行軍。 白夜みたい

「ここが私のアナザースカイ!  八ヶ岳です!」

写:デリーさん「飛ぶたつ。」 
シャッターのタイミングが絶妙である。最高到達点を捉えているのはもちろん、蹴り上げた雪が舞っている。

08:50 行者小屋(2:10 夏コースタイム2:30)

まだ在宅中のカマクラを覗くマリヲ。怖いもんなしのおばさんである。

マリヲが入った後の小屋トイレから帰ってきたキャップ。
「とんでもなく臭い!あいつの内臓腐っとるっ!」 

ここから先はアイゼン、ピッケル、ヘルメットの世界。
その分厚いニットキャップの上からヘルメット被ろうとして顎紐で自らの首を絞める。笑

いきなり急登が始まる。
日陰でも寒さを感じない運動量。デブたつはもちろん息切れ。

振り返るとその急登ぶりがわかる。
滑落したら止まるの苦労しそうやな。。。

高く上った太陽に向かって登る。。。あれ?キャップがザック背負っていない?

発症したんです。
ここ最近のキャップは登り始めると体調不良に陥り、同行者に自分の荷物をばら撒いて軽量化するというのがお馴染みの光景らしい。
そしてその同行者に疲労の色が見えた時、一気に爆発してみんなを千切るって。

いやでも本当にキツそうやったから違うやろと、ザック丸ごと引き受けた。

前後をザックで挟まれた格好は、小学校の時以来。
当時はジャンケンで負けたら次の電柱までみんなのランドセルを背負うゲームだった。

とにかく急登なのに前に抱えたザックで足元が見えないのは本当に気を遣った。
景色がいいのが救いである。

振り返るとこんなんやもん。青のグラデーションが綺麗すぎる。

なおも雪壁を登る。

途中から足元の視界を優先するためザックは手提げにした。
三角筋(肩)、上腕二頭筋(二の腕)、前腕筋(握力)を盛り沢山使って歩く。

10 :45 地蔵の頭(1:55 夏コースタイム1:25)
赤岳山頂をバックにアリバイ写真。キャップここでもセンターGET。 ガチャピンみたいだ。

山頂手前の赤岳展望荘に向かう。

すぐに展望荘到着。ガチャピン(キャップ)早いな。

11:00 もうこんな時間なので早めのランチにする。展望荘からの展望はいい。
 
ぬるいカップラーメンを貪る二人。 隣のガチャピンキャップはどら焼きのみ。 ゆるキャラか?

さていよいよピークハント。風は猛烈に強い。

絶好のフォトジェニックポイントめっけ!
写:たつ

「ここが私のアナザースカイ 八ヶ岳です!」
写:マリヲ

Fujiのカメラはやっぱりレンズが明るくないから暗いな。
N河さん、今回登山終わってからカメラに凝りたいって言ってたから次はミラーレス一眼持っているかも。
写:N河さん

11:55 赤岳山頂(0:55 夏コースタイム0:45)

3時のヒロイン「あっは〜〜ん!」のつもり

制覇した感丸出しの陶酔ポーズのたつ

ここからの眺めはどう表現したら伝わるのか。センスのない言葉は使えない。

6月の八ヶ岳開山祭前夜祭にまたこの景色を見にくるぞ。

下りは文三郎尾根。
でもいきなり危険な崖下り。いつもの安全安心登山とは違う緊張感。
キックでアイゼンの前爪を差し込み、ピッケルで掛を作りながら30mくらいをクライムダウン。

垂直下降に近いためマリヲ緊張しまくってます。

ミックス地帯も気が抜けない。

なんとか全員無事にポイント通過。よかった。
でも滑落注意地帯はつづく。ここで滑落しても停止させる自信はない。

足幅くらいしかないルートを慎重に進む。
チェーンも雪で埋まってしまい命綱なし。

広くなって滑落の危険はなくなった。雄大な景色を楽しみながら下山する。

写真では全くわからないが、所々に氷壁があり、アイスクライミングを楽しんでいる人がいる。
危険なスポーツだな。仲間が必要だ。

林間に入り、雪と戯れる余裕が出来たマリヲ。
みんなで協力してマリヲに雪かけ。こういう時、団結力が高いな。

この後、先頭を歩いていたキャップが急に走り出してみんなを千切りにかかった。😱 
やはり今朝のキャップの辛そうな仕草は演技だったようだ。

峰不二子
「裏切りは女のアクセサリーよ」

サンジ
「女のウソは許すのが男だ」

だからキャップを許そう。

でもさ、こんときの女って


田中みな実クラスじゃね?


よし、今度は田中みな実と登山行けるように鍛えておこう。おんぶしちゃう。

なんて翻弄されっぱなしで下山完了!
お疲れさまでした。
アリバイ写真のセンターはまたもやキャップがゲット。譲らんなぁ笑


駐車場から八ヶ岳山荘まで車で下りて、J&Nで風呂とメシである。

風呂に先客がいたので待つ間、ナイスなサングラスでラブショット。
いまどきSnapchatの方がクオリティ高いけど。

前回は季節限定ビーフシチューやったけど、今回はシャフのこだわりポークカレー。
肉がとっても柔らかくてジューシー。
これとってもいいよオヌヌメ。

夕陽が3人のオッサンを照らすが哀愁ゼロ。

その後、茅野駅まで送ってもらって皆と別れ、特急あずさで新宿までひとっ飛び。
もうあずさしかイヤだ。
帰りの日本酒が最高に美味いんです。

多様なキャラが集まった冬の赤岳登山。
天気にも恵まれて楽しかったー。


次の山はとこだ!
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【登山】将棋頭山〜暴風〜

2020年02月24日 | 登山
2月24日(月・祝)

三連休は自転車でツーリングキャンプの予定やったけど雨で中止。
なので最終日の今日は雪山に行くことになった。
目指すは中央アルプス木曽駒ヶ岳の北にある「将棋頭山(ショウギカシラヤマ)」。

06:05 小黒川渓谷キャンプ場の駐車場を出発

橋の向こうにアイススケートリンクがある!

転ばぬ先の杖ってことでチェーンスパイクを装着。
それにしてももっとカッコよく装着できないもんかね(汗)
しもものさんみたいなのがいいね。

一面のスケートリンク。逃げ場はない。
チェーン装着してないと一歩も歩けないほどツルツルである。

アスファルトを歩くと信州大学の別荘?みたいな建物に遭遇。
西駒演習林宿舎というらしく、ここから登るんだろう。いいなこれ。

06:35 西駒ルートの登山口に到着。右に折れて登っていく。
ここから左に折れてアスファルト沿いに行くと信大ルート。

日帰りでコースタイム上り4:50(夏季)だから軽装でいく。

しばらく樹林帯やけど落葉してるので登山道に朝日がふんだんに当たって気持ちいい。

すぐにブドウの泉。なんでブドウなのか、なんで泉なのか不明。

雲がない空から降り注ぐ朝日が暖かい。熊笹もカットされてて歩きやすいよ

08:05 馬返し(1:30 コースタイム2:00)
ここ日が当たらなくてめちゃくちゃ寒い。ハードシェルを着込んで防寒する。

昭和50年に起きた落雷事故現場。伊那中学校。。。ん?伊那中??

稲中だぁ〜〜

ふむふむ・・落雷に遭うも奇跡的に死人は出なかったらしい。よかったよかった

普段は不真面目なツインズも神妙な顔つきで読みふける。

08:40 大樽避難小屋(0:35 コースタイム0:30)

中は誰かが過ごした痕跡が濃い。。ホシは近くにいるはずだ!
ザックまで置いてここからアタック?リスク高くね?

この避難小屋のトイレは便袋式。壁沿いに積まれた緑の袋が先人の置き土産である。

ここから雪が深くなるのでゴーグル、アイゼンなど装備を強化する。
なぜかカメラを向けると斜に構えるデリー赤太郎。

胸突八丁に到着。名前の意味はよくわからんです

先頭車両のデリーさんは東京マラソンに合わせて強靭な体を作り込んできただけあって相当速い。新型コロナウィルスのおかげで開催中止は残念でしたね。

途中ベースキャンプを発見。ここまでこのテントを担いでくるのは大変そう。
食料、水、トイレは全て自前になる

頭上は樹木の空が徐々に減ってきて青空の面積が増えてきた。雪道も明るく軽快に足を進める。

向こうの山は我々が向かう将棋頭山かしら?テッカテカですやん

登山していると忘れがちな来た道の振り返り。意外に高くまで来たことを認識、気持ちがいい。

視界が開けてきた。山雑誌の写真みたいちゃう?

稜線の直前、突然開けた!

当然気持ち良そうな場所いくよね。
稜線のデリーさんに白い何かが向かっている

当たれ〜〜〜〜!

こういった気持ち良さを登山やらない人にどうやって説明するかが難しい。誰か教えて。

たつも登って景色を楽しんでみた。清々しいわ

背中には御嶽山が堂々としている

木曽駒ヶ岳の方角は日光に照らされて眩しい

これから向かう将棋頭山。天気サイコー早くいきたいね

稜線を歩く。

別世界みたい。暴風なので体感温度が低い。
地表はガリガリでアイゼンの刃もピッケルも先っちょだけしか刺さらない。

惑星に降り立った地球人たち。

11:40 将棋頭山(3:00 コースタイム2:20)

飛ぶデリー赤太郎

飛ぶたつ

ここまで本当にキツかったけど登頂できてよかった〜〜

地平線はくすんで分からない。

すぐ下の山荘でカップラーメン食べる予定やったけど、しもものさんとN河さんのツインズがさっきの避難小屋にカップラーメンも水筒もデポってきたから道連れで却下。。。

仕方ないので甲斐駒ヶ岳方面のアイスキャンデーを観ておく。腹は膨れない。
それにしてもテッカテカ!

頂上から一気に下山。時折デリーさんが暴走して高速列車になるけどもなんとか着いていく

ここでようやくカップラーメンタイム。日陰で景色も良くないやん。。
ベンチがあるのはいいんやけど。

二人はこの薄暗い小屋の中で食べてた。

14:50 下山(3:10 コースタイム3:10)

この下山後の林道がなかなか好きなんです。

途中のスケートリンクで派手にこけたN河さん。

ザックのズレ具合がいいね〜〜

メインのアイススケートリンクに差し掛かると何故か全員チェーンを着けず行こうとする。

わざわざ溝の中歩いてまで!笑
そして何故中腰?

近くの風呂で汗を流した後はソースカツ丼屋へ。
実は「青い塔」に向かったんやけど月曜定休なので撃沈してこの「たけだ」にきた。

ジャンボすぎるやろ!蓋閉まらへんやん

無菌豚?らしく、たいそう高級な豚肉らしい。脂身がしつこくなくぺろっと食べられた。
ソースはどんだけでも掛けられるので汁だくだくのべっちょべちょにする。旨し!1970円

サーロインとリブロースが選べたのでシェアしたけど、味の違いはよく分からんかった。

このツインズ。二人揃って替えのパンツを忘れたらしく、この時ノーパン。
流石のシンクロ具合です。双子って本当に行動まで似てくるんやね。


お腹一杯になった。後は帰るだけ。
たつは飯田線に乗って直接東京に帰るので近くの伊那北駅に送ってもらった。
1時間に1本!

無人駅でワンマンらしいので乗り方分からず。
ここでさっきのソースカツ丼屋で千円札を使い切ってしまったので両替というタスクも増えた。

来たぞ飯田線。岐阜のローカルJRと見た目は同じに見える。

席は全て対面式。空いてるからいいけどね。
車掌さんが来てくれたので新宿までの乗車券を現金で購入。岡山からの特急あずさはえきねっとでチケットレス予約しtた。中央線特急の勝手は少し慣れてきたかな。

今回は9時間くらい歩いていたことになる。めちゃくちゃ疲れた〜〜。
でも360度の眺望は本当に素晴らしかった。暴風は気をつけないとアカンけど雲も飛ばしてくれるのでいいかも。
下界では感じられない異世界の雪山。またいきましょう!



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【登山】八ヶ岳 天狗岳・にゅう・白駒池〜2日目〜

2020年02月14日 | 登山
2月9日(日)

3時過ぎに目が覚めて、どうしても眠れない。
シュラフの中で腕を出して本読んでると腕が冷たく痺れてくる。
なので例の避難所の暖炉の前に移動したんやけど

暖炉の火が消えている😭 

置いてあったブランケットを総動員して体を包み、ひたすら本読みながら夜明けを待った。

5時前、ようやく山荘スタッフが暖炉に火を入れてくれた。手際よく簡単そうに見えるがコツがあるのだろう。

しもものさんとデリーさんも起きて暖炉前に集合。
早速コーヒーで体を温めようと準備。
でもさ、水が凍ってるんよ。。
暖炉とストーブで解かして辛うじて得た水でお湯を作る。
水ボトルの中は大半が凍ったままだ。

ダラダラと暖炉の前で今日の予定を決めていく。
デリーさんはどうしても「にゅう」という山に行きたいらしい。
「にゅう」という山は、語源の一つに乳があり、形が似ているという。ぜひタッチ(お触り)してみたいってさ。ヨダレ垂らしてるけど大丈夫か?


この話をしてる時のデリーさんの顔が、生徒に手を出した教師みたいに見えてくる。

妄想者デリーさん、一晩かけて仕上げたヘアスタイルがイカしている。

結局話し合いにより、にゅう→白駒池→高見石のルートとなり、御大・N河さん達と同じルートになった。
強烈に冷たい風がある中、テント撤収をしてたら足の先が死んだ。
冷えすぎてめちゃくちゃ痛い。撤収はもうぐちゃぐちゃに詰め込んで急いでストーブの前に逃げ込んだ。厳冬期のテン泊って小屋の熱源がないと成り立たないと思った。

死んだ足の回復が済んだ頃、しらびそ山荘から劇坂を登ってきたN河さんが黒百合ヒュッテに到着。

どえらい寒いけど朝日に照らされて清々しい。

今日の朝日は申し分ないほど輝いている。青い空、ありがとう。

中山峠で半分凍って待ってた御大を捕獲。
スキーのインストラクターもしている人なので寒さには慣れてるんだろう。

樹氷なのか霧氷なのかよくわからんが、青い空に浮かぶ白く輝く枝はとっても綺麗だってわかる。アナと雪の女王の世界だ。違う?

振り返ると昨日の天狗岳が綺麗に見える。でも風が強烈そうだ。

あっち側は雲海が綺麗だ。あの稜線の白い広場に立ってみたい。

壮大な天狗岳を背に再びアリバイ写真。
N河さん、黒い忍者みたいやん

冷たい風にてながら「にゅう」の真下に到着。

雪と御大。
スキーにきた勝新太郎みたい。髭なのか雪なのか区別つかない。

雪モデル御大の撮影してる間に還暦ツインズがにゅう登頂してた。
この二人は本当に”勝ち”を欲している。まるで兄弟だ。むしろ双子だよ!

待望のにゅうの三角点に頬擦りするデリーさん50代。
これがにゅうのB地区か〜〜ってデカイ声で言わんといてください。

ここからの景色もいいね。硫黄岳が照らされてます

実は三角点よりも高い岩がそばにあった。
すかさず触りに向かったデリーさんを撮ったら、まるで海外の登山家のような写真になってしまって不本意である。ただの変態ですよこのオッサン。

にゅうを下りると急に悶え始めた御大。愛くるしい。

ここからの下りがまた寒い。日光が当たらない林間コースってダメ。

分岐にあった案内看板。
「にゅう」と「中山峠」のことを指しているんだろうけど、
ザ・ニュー中山(・∀・)
場末のビジネスホテルみたいやんけww

結構長く感じたけどやっと白駒池に到着。一気に広場が現れた

凍って雪が積もった池の上。
誰も歩こうとしなかったのでたつが調査目的に歩いてみた。
ツボ足で進む。

広大な池の上ってことで少しテンション上がってしまった。

倒れてみたりして。ここでバリンって氷割れてくれたらおいしいんやけど。ウソ


こんな広場でうちのミラ(ミニチュアダックスフント)を放してみたい。
埋まるけどww

池の上から到着した山荘。

白駒荘である。ここは以前火事にあってしまい建て直したらしい。
どうりで綺麗なわけだ

テーブルをお借りして大休憩。
もうみんな水がないので雪を解かしてお湯を作る。ここでもジェットボイルが大活躍。

その後は少し登って高見石小屋に到着。

映画の世界みたい。

林間抜けると眺望が開けた。

ここが賽の河原という谷だ。めちゃくちゃ気持ちいいやんけ。
遠くに見えるのは中央アルプスらしい


後ろを振り返ると濃すぎる青と白すぎる雪とのコントラストが素晴らしかった。
今回の山行でここを歩いたのが一番気持ちよかった。

昨日の曇りの分が今日の強烈な太陽に加わったよう。
真冬の地面と真夏の空って感じ?

地蔵仏さんに手を合わす。デリーさんが何を拝んでいるのか考えないようにしよう。

人が建てたと思われる石が所々にあった。賽の河原と言われる所以か?


この賽の河原の真ん中を歩いたことで、流石の中高年達も心が僅かに綺麗になったようだ。

途中見つけた変な形の葉っぱを垂らした植物。
日の当たらない部分は葉っぱが棒のように丸くなって下を向いている。

当たっている場所は垂れ下がりが緩やかで、葉っぱが開こうとしているようだ。
雪が積もらないように対応してるのかな?

13:20 無事渋の湯に帰って来ました。御大も大満足。

早速渋の湯で温泉に入る。窓の外にはニホンカモシカが中高年の裸を覗いていた。

N河さん、鎖かたびらなんか着てやっぱり黒い忍者だったんだ。
皆さんの尻の写真は並んで数が揃うと破壊力デカいから掲載不可。

浴場内に氷柱ができるくらい寒いとこでした。
シャワーはまたしても水。入浴料1000円もしたのに!
湯船だけが最高でした。

帰りにSHARPのAQUOSのCM撮影現場だという池を観光してみた。
滞在時間1分。ただの凍ったため池やもん。ここは春やな。

遅めの昼食は茅野駅近くの麺屋蔵人

時間ズレてるから客はいなかったけど、いい雰囲気だ。

味噌ラーメン専門店。
焦がし味噌らーめんはもっと味が濃くてもいいが美味い。汁を飲み干してしまいたいが喉が渇きそうなので半分だけ。ここならまた来たい。

店の向かいには酒蔵が待っていた。
皆さん日本酒やら酒粕を買い占めてました。たつは甘酒がすごく好きなんやけど、東京で作る環境がないから涙を飲んで我慢した。
相変わらずデリーさんのジャージ姿が哀愁漂っている。

茅野駅に送ってもらって、たまたま臨時運行されていたカイジに飛び乗る。
未来の列車みたいでかっこいい顔している。
またこの列車に乗って帰ってくるよ!

みんなと一緒に登山はワイワイ楽しい。
今回は初めて御大と一緒。意外に上りが速くてついていくのに必死でした。
厳冬期のテン泊登山、結構厳しいものがあったね。必要なものがわかってきた。
皆さんまた一緒にいきましょう。冬の登山は景色が素晴らしい!


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【登山】八ヶ岳 天狗岳・にゅう・白駒池〜1日目〜

2020年02月08日 | 登山
2月8日(土)

快適に眠ったネットカフェの夜。
気持ちよく目が覚めて松本駅始発で茅野駅に向かう。
24時間営業のマクドのおかげで250円で美味しいコーヒーとサンドイッチが食べられる。
ほぼ貸し切りの車内でゆっくりとした朝食を楽しむ。

OGPの仲間とは茅野駅で待ち合わせ。
普通なら冬季は9:20初のバスで渋の湯に行くことになるのだがクルマで来た仲間に拾ってもらえるので朝早くスタートできる。ありがたい。
デリーさんの山専フォレスターで渋の湯に向かう。

渋の湯に着くと駐車場の手続き。二日間で2000円という温泉よりも駐車料金で稼ぐスタイルかな?

名物女将だというチャキチャキのお母さん。言動が友近にそっくりで笑ってしまう。
地面はすごく滑るのに軽快に走って案内してくれる。どんな靴底なのか知りたい。

早速登山準備。
右がたつの55Lザック。冬のテン泊としては小さいよな。もっと大きいのが欲しい。
たつは電車で移動するので極力シンプルにしないと迷惑かかるのでアイテムは中に入れたい。
左がしもものさんのザック。50Lくらい?のザックに25Lくらいの子ザックを縛り付けて親子仕様。そこにいろんなアイテムをくくりつけている。夜逃げですか?

スタート写真。
みんないい顔してますね。登山大好き!
08:00 スタート
いきなりチェーンが必要なほどスリッピーでした。


少し登るとすぐに雪が深くなって辺りは雪景色

今回の登山のテーマ「雪と御大」
67歳!登山だけでなくスキーや自転車も。アクティブですごい。
今NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で斎藤道三が演じられているが、元となったのはこの御大だとか。

10 :30 黒百合ヒュッテに到着。(2:30 コースタイム2:30)

丹下段平か!
しもものさん、いつからそのサングラス仕込んでたの?

壁のように積まれた薪のそばでテントを張る。風よけにもなるからね。
テントの中にザックを置いて天狗岳に向かう

もう風も強くて体感温度がとっても低い。
ハードシェルに身を包んでアイゼンに履き替えて進む

雲がどんよりしてるけど風が強いので流れてる。あれが天狗岳東天狗

この後さらに風が強くなって皮膚が出ている顔とかは痛くて仕方ない。
フードをかぶって顔を手でガードしながら歩く。これはバラクラバ要るな。
幸い手足は血行がいいようで大丈夫。高価な防寒グローブは必要なさそうだ。

冷たさに耐えながら東天狗頂上。
アリバイ写真ね。今回の山行で一番高いとこ。

頂上からの景色は見るからに厳冬期の山。
吹雪が凄いので西天狗2646mに行くのはやめることにした。

下りは元来た道を使う。ほっぺが凍傷になってしまうと怖がるたつ。

振り返ると御大が小さく歩いている。
自然の中ではいかに御大であろうとも小さく見える。

戻ってきたベースキャンプ。ここはすっかり吹雪もなくオアシス的な雰囲気。
でも結構寒いよ。ここで御大とN河さんは「しらびそ山荘」に向かった。
ここに泊まればいいのに。。

さて、腹が減ったのでランチにしよう。

テン泊利用者は近づくことも許されない宿泊者専用のラウンジ。

ここが下々の者が唯一立ち入ることが許された避難所。
通りすがりの登山客は休憩料金250円が必要だよ。

真ん中に設置された丸テーブルで食べることになる。

ウキウキすぎて猿のような笑顔のデリーさん。
あったかいですね〜

これがこの黒百合ヒュッテの名物ビーフシチューである。
テレビでも紹介されて八ヶ岳では指折りのグルメメニューらしい。
厳寒の山小屋で食べる環境も手伝ってどえらい美味いよ。肉は柔らかくクリームが濃い目の味付けを上手にまろやかにもっていっておにぎりやパンによく合います。

食後はやっぱりコーヒーだよね。
早速テントに戻ってお湯を沸かす。寒いけど問題なく着火して沸騰までの時間が短い流石のジェットボイル。





暖かそうに見える日差しでも全身保温するしもものさん。コーヒーで和む。


デリーさん。渋いというかジジくさいというかなんとも言えない色のビーニー。
この写真だけ見ると裕福なホームレスのようだ。

おい、さっきまでの曇り空はなんやったんや。
ものすごく晴れてきた。後一歩遅かったらよかったな。

すぐ向こうでは滑落停止訓練をしてる人が沢山いた。
ここは登山口から近いから初心者を連れてくるにはちょうどいい感じ。

せっかくなので天気の良いうちにアリバイ写真を撮っておいた。
お気づきだろうか。しもものさんとデリーさんは登山グッズや服装もほとんどが同じモノで色も同じなのだ。唯一違うのはそのジジ色のビーニーだけ。

玄関の横にカウンターを発見。ここでまったりさせてもらおう。
暖房なくて寒いけど

ここからは外の様子が見えて人の動きを楽しむことができる。暖かければここで本でも読んでゆっくりしたいけど

1合700円の熱燗を3人分発注した。美味すぎてあっという間に飲み干した。

・・・リアル山小屋スタッフ(昭和風)

そんな山男が撮ってくれた外からのカウンター。
悩んでうつむいているわけではない。バリバリ4GだからiPhone見てるだけ

その頃、やっとしらびそ山荘に着いた御大たち二人から宴会スタートの写真が。
日本酒瓶とジャケットの色を合わせてくるところが酒に溺れる還暦の証。

酒が入ってすっかり気持ちよくなったのでテントに戻ってシュラフに入ったら爆睡。
気付いたら暗くなってて、デリーさんがキムチ鍋を作っていた

それを3人でガッツいた。デリーさん、めっちゃ美味いよ。昼のビーフシチューとおやつのバナナバウムとプロテインバーとドライフルーツの次に美味かった。

美味い美味い。体も温まるし野菜も沢山、言うことなし。

やっと避難所に隙間ができたのでお邪魔させてもらった。ここは人が沢山いて暖かい。

暖炉の前から離れない。
ここはdocomoがバリバリやからみんなスマホに夢中。周囲に沢山山仲間がいるけど交流がナッシング。

20:30消灯。
寒くて夜中に3回もトイレに行ったぞ。気温はマイナス17度。
モンベルダウンハガー#1でも足元が寒かった。エアマットはいい仕事してくれたけどお尻は寒い。お尻に座布団引いたら解決した。
寝相が悪くて被っていたフードがずれ額が出ると、それだけで寒くて起きてしまう。
なお、テントの中にある水筒は夕方から凍り始めて既にカッチカチである。
強めの冷凍庫の中で眠れますか?

少しでも姿勢がズレると凍えてしまう状況で本を読んで夜を過ごした。。
明日へつづく。。
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【登山】八ヶ岳 天狗岳・にゅう・白駒池〜前泊〜

2020年02月07日 | 登山
2月7日(金)

明日から八ヶ岳に行くことになったから、金曜日は急いで帰宅し風呂だけ入って新宿へ。
あずさ35号で松本に向かう。
本当はバスが安価なんやけど予約完売。。昨日はまだ空きがあったのに。。

松本駅に着くと相変わらずだだっ広い構内で、ここでビバークする気にはならない。

また来たよ、たつにとってのオアシスであるこのネットカフェ。
前回は北アルプス表銀座縦走の前泊でここにお世話になった。

マンガの充実度がすごい。やはり時間に余裕があるなら昼間に着いてジョジョの奇妙な冒険とか読み漁りたい。

フリーのソフトドリンクが充実してる。テキトーなものではなくて、ちゃんと満足できるメニューなのだ。

今回は鍵なしの部屋をチョイス。一番安価な個室なのだ。
日付変更のギリギリ2分前に着いたから平日料金にしてくれた。ラッキー!

前の鍵付きより少しだけ狭いけど、充分に足を伸ばせて眠れる。
ここは今までうるさいヤツに出会っていないので静かに眠れるよ。

明日はOGPの登山仲間と茅野駅で待ち合わせ。
賑やかな雪山になりそうで楽しみだ。
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