おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

今日からシミランクルーズ!! 旅行3日目

2016-03-01 20:15:13 | ログ
今日から待ちに待ったダイビング!!


今日の日程。4本潜ります。今日は、大物というよりは生物をじっくり見るポイント。日本にはいない魚たちを中心に見ていきました。

1本目はパラダイス リーフという、シミランNo4の北側のまったりポイント。ちなみにシミラン諸島はNo1〜9の9つの島でできていて、北の島ほど数字が大きくなっていきます。


インド洋といえば、コイツのイメージ。パウダー ブルー サージョン フィッシュ。そこらじゅうにいたけれど、モルディブと違ってあまり群れてくれないらしい。


アンダマン ジョーフィッシュという、日本とはちょっと違う黒っぽいジョーフィッシュ。


ヒトスジ リュウキュウスズメダイ、と言いたいところだけれど日本にいないので和名はありません。名前はインディアン ダッシラス。フタスジリュウキュウスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイのインド洋版で、線は1本のみ。


これは、エバー アンティアスというハナゴイの仲間。ハナゴイ系は綺麗ですね。


グルクンの仲間。日本のと違って黄色のスジがたくさん入っている、バリアブル ラインド フュージュラー。


コラーレ バタフライフィッシュというインド洋のチョウチョウウオ。綺麗でした。


コラーレ バタフライフィッシュは目の上に黒の太い線があり、「まゆげ」と呼ばれていました。


ちょっと休憩。日本にも普通にいるタテジマヘビギンポ。背景が綺麗だったので撮ってみました。


アカネハナゴイのインド洋版、インディアン フレーム バスレット。寄れないので色が出ていません。。アカネハナゴイと違って、尾びれまで赤い。


ミスジチョウチョウウオなんだけれど、日本のと違って尾びれが黄色いみたい。


ニシキフウライウオもいました。

2本目はシミランNo7の西側の、ウエスト オブ エデンという大きな岩がいくつもあるポイント。


イアースポットブレニー。「耳点ギンポ」と呼ばれていました。


マダガスカルバタフライフィッシュ。これはけっこう珍しいそうです。
何か沖縄でも見たことがあるような気がして調べたら、ベニオチョウチョウウオという和名のチョウチョウウオと似ている。

家に帰って調べてみると、マダガスカルバタフライフィッシュはアイバンドがオデコで一端切れて、その上に黒斑になっている。ベニオチョウチョウウオはそれが一本に繋がっているので模様が違いますね。ただ、マダガスカルバタフライフィッシュはベニオチョウチョウウオに含まれるという意見もあるようです。どちらにせよ、こっちで見られない模様を見ることができて良かった。


キンギョハナダイのオスも日本と違う模様なのかなーと思って撮影してみたけれど、日本のと同じでした。。


オウギチョウチョウウオ。和名があることから分かるように日本にもいて、沖縄にもいるらしい。見たことないような気がするなぁ。石垣とか、もっと暖かい場所にいるのかも。

3本目はシミランNo9の東側のスリーツリーというポイント。

ハウジングの設定ミスにより、カメラの電池が入らず写真なし。ちーん。
とても流れが強く、流れにまかせた超ドリフトダイビングでした。

チンアナゴの黒の模様がなくなった版の、真っ白なスパゲッティーイールなどがいましたよ。

3本目終了後、シミランNo8のシミラン島に上陸しました。


白くてさらっさらの砂!本当にきめ細かくて柔らかい砂です。サンゴとブダイに感謝ですね。ブダイに感謝するのは、この砂がブダイのウンコだからです。ブダイがサンゴをかじって飲み込んで、吸収されなかったものがこんな砂になるんですね。

そうそう、右上にある落ちそうな岩はセイルロックsail rockと言われ、この島の名所です。船の帆に形が似ていることからこの名前が付けられました。


ちなみにこの岩、とっても大きい。隣で立っている人間と比べると、10mは余裕で超えているのが分かります。


セイルロックまで登ってみると、岩の下に大量の枝が挟まっています。全て観光客が置いた枝。これには「1つ1つの枝の力は小さくても、集まれば岩を支えるだけの大きな力になるんだ」という欧米人らしい素晴らしい意味が込められていると教えてもらいました。

でも、「この岩を支えているのは俺だZE!HAHAHA」って奴もかなりの数いるんじゃないかと僕は思っています。

ちなみにこの枝は公園の管理人によって毎月撤去されているそうです。邪魔だから。当然、岩はこんな枝どもがなくても落ちずにとどまっています。


そのセイルロックの高台から見たビーチはとても綺麗でした。

4本目はナイトダイビング。ここの湾内で潜りました。


カクレクマノミは睡眠中。


当ブログの主役、オジサンも寝ていました。


アカモンガラが赤い歯を出しながら寝ている。

アカモンガラの名前の由来は歯が赤いことで、アカハモンガラ→アカモンガラとなったそうです。とはいってもふだんは歯なんて見えない。今回は歯を出して寝ていたので、初めてその赤い歯を見ることができました。

今日はこれでオシマイ。インド洋なので、日本と違う魚がたくさんいて楽しかった。明日は大物ポイントへと移動します。


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