タンクやバルブを購入しようとするときに注意しなければならないのがKHKの刻印。タンクとバルブにKHK(高圧ガス保安協会)の刻印がないと、日本では充填してはいけないことになっています。
右の方にある虫のようなマークがKHKのロゴ。Kを反対にした文字とHとKが合わさったロゴになっている。
昔はKHKの刻印がされていない時期もあり、その時期はTYマークが刻印されていた。なのでKHKの刻印がなくてもこのタンクのようにTYの刻印があればOK。
バルブにもKHKの刻印が必要。普通に流通しているタンクバルブには必ずKHKの刻印がされているはず。
スチールタンクはほとんど日本で作られているので、製造時の耐圧を含めた検査も日本で行われており、その際にKHKの刻印が押されるのでOK。なぜか所有者記号とKHKの刻印がされていないスチールタンクも何度か見たことがありますが。アルミタンクは海外のものを輸入して販売されているため、輸入するときに届け出をしてKHKの刻印や日本に合わせた刻印がされなければいけないことになっている。
このKHKの刻印がクセモノで、この刻印があるだけでとても高価になるのです。日本で作っているスチールタンクが高いのは仕方ないとして、海外で作られて素材自体のコストも低いアルミタンクでさえも、KHKの刻印がされているものを買おうとすると国内生産のスチールタンク並に高価。
ちなみに、日本でも以下のリンク先のようにKHKの刻印がないタンクは売られています。
http://www.ex-scuba.com/equipment/tank/TK012.htm
日本でKHK刻印がないタンクなんて売って意味があるのか。充填できないタンクなんてただの金属の塊で、そのままだと何の意味もない。買う人はもちろんこっそり充填して使うわけです。ルールが緩いお店でタンクチャージしてもらったり、他のタンクから移充填して使ったり。
日本でもポニーボトルや酸素用としてアクアラングから2.5Lのタンクが販売されている(http://item.rakuten.co.jp/sonia/c1103/)のだけれど、スチールタンクなんですよね。この用途のタンクでスチールはないでしょ。水中でもかなりのマイナス浮力になるため、片側(普通は左側)にだけウエイトをつけているような状態になる。背中に背負うタンクはスチールの方が好みだけれど、脇に抱えるタンクはアルミの方が良い。
http://www.ssi.jp.net/product.html
このリンク先のようにアルミタンクを輸入して販売している業者もあって、メーカーと提携して大口で輸入するような場合は、書類を揃えて申請することによってKHKの刻印が押される。KHKの刻印があれば、国内でも堂々と充填して使うことができます。
しかし、高いんだよなー。まとめて買うならまだしも、バラで買うと1つ5万円くらいする。海外で買えば新品でも1本15000円くらいなのに。でも、ラインナップが代表的なサイズだけで、一番小さいものも6Lサイズ。緊急用のポニーボトルとして使おうと思っている自分としては2Lか3Lくらいが丁度よい。
ちなみに、私は↓のリンク先の時に買った2.7Lアルミタンクを空気用ポニーボトル、酸素用減圧シリンダーとしてそれぞれ1つずつ持っています。BCにぶら下げて使うにはこのくらいのサイズが丁度いい。充填所で充填してもらうことはできないので、自分で移充填することになります。KHKの刻印はありませんが海外(今回の場合はアメリカ)でしっかりと耐圧検査もされていてその刻印もされているタンクで、安全だということは分かっています。
http://blog.goo.ne.jp/diving-snowman/e/b8f94be99e1e6bc79a61e48f0e656995
移充填は法に触れるのではと言われたらその通り。
でも細かいことを言い出したら外人さんがよく使っているカラフルなタンクだって違法だし(日本では空気のタンクは「ねずみ色」と決められている)、ヤフオクで買ったタンクをそのまま使うのだって違法だし(本当は所有者登録して刻印しないといけない)、レンタルタンクを何の表示もなしに車で運ぶことも違法だし(「高圧ガス」の表示が必要)、立ちションも違法(軽犯罪法違反)なのです。
実際は爆発事故でも起こさない限りはお縄にかかることはないでしょう。ちなみにもし爆発事故を起こしたらお咎めがあるかもしれませんが、その前に爆発の時点で死んでいるでしょうね。
右の方にある虫のようなマークがKHKのロゴ。Kを反対にした文字とHとKが合わさったロゴになっている。
昔はKHKの刻印がされていない時期もあり、その時期はTYマークが刻印されていた。なのでKHKの刻印がなくてもこのタンクのようにTYの刻印があればOK。
バルブにもKHKの刻印が必要。普通に流通しているタンクバルブには必ずKHKの刻印がされているはず。
スチールタンクはほとんど日本で作られているので、製造時の耐圧を含めた検査も日本で行われており、その際にKHKの刻印が押されるのでOK。なぜか所有者記号とKHKの刻印がされていないスチールタンクも何度か見たことがありますが。アルミタンクは海外のものを輸入して販売されているため、輸入するときに届け出をしてKHKの刻印や日本に合わせた刻印がされなければいけないことになっている。
このKHKの刻印がクセモノで、この刻印があるだけでとても高価になるのです。日本で作っているスチールタンクが高いのは仕方ないとして、海外で作られて素材自体のコストも低いアルミタンクでさえも、KHKの刻印がされているものを買おうとすると国内生産のスチールタンク並に高価。
ちなみに、日本でも以下のリンク先のようにKHKの刻印がないタンクは売られています。
http://www.ex-scuba.com/equipment/tank/TK012.htm
日本でKHK刻印がないタンクなんて売って意味があるのか。充填できないタンクなんてただの金属の塊で、そのままだと何の意味もない。買う人はもちろんこっそり充填して使うわけです。ルールが緩いお店でタンクチャージしてもらったり、他のタンクから移充填して使ったり。
日本でもポニーボトルや酸素用としてアクアラングから2.5Lのタンクが販売されている(http://item.rakuten.co.jp/sonia/c1103/)のだけれど、スチールタンクなんですよね。この用途のタンクでスチールはないでしょ。水中でもかなりのマイナス浮力になるため、片側(普通は左側)にだけウエイトをつけているような状態になる。背中に背負うタンクはスチールの方が好みだけれど、脇に抱えるタンクはアルミの方が良い。
http://www.ssi.jp.net/product.html
このリンク先のようにアルミタンクを輸入して販売している業者もあって、メーカーと提携して大口で輸入するような場合は、書類を揃えて申請することによってKHKの刻印が押される。KHKの刻印があれば、国内でも堂々と充填して使うことができます。
しかし、高いんだよなー。まとめて買うならまだしも、バラで買うと1つ5万円くらいする。海外で買えば新品でも1本15000円くらいなのに。でも、ラインナップが代表的なサイズだけで、一番小さいものも6Lサイズ。緊急用のポニーボトルとして使おうと思っている自分としては2Lか3Lくらいが丁度よい。
ちなみに、私は↓のリンク先の時に買った2.7Lアルミタンクを空気用ポニーボトル、酸素用減圧シリンダーとしてそれぞれ1つずつ持っています。BCにぶら下げて使うにはこのくらいのサイズが丁度いい。充填所で充填してもらうことはできないので、自分で移充填することになります。KHKの刻印はありませんが海外(今回の場合はアメリカ)でしっかりと耐圧検査もされていてその刻印もされているタンクで、安全だということは分かっています。
http://blog.goo.ne.jp/diving-snowman/e/b8f94be99e1e6bc79a61e48f0e656995
移充填は法に触れるのではと言われたらその通り。
でも細かいことを言い出したら外人さんがよく使っているカラフルなタンクだって違法だし(日本では空気のタンクは「ねずみ色」と決められている)、ヤフオクで買ったタンクをそのまま使うのだって違法だし(本当は所有者登録して刻印しないといけない)、レンタルタンクを何の表示もなしに車で運ぶことも違法だし(「高圧ガス」の表示が必要)、立ちションも違法(軽犯罪法違反)なのです。
実際は爆発事故でも起こさない限りはお縄にかかることはないでしょう。ちなみにもし爆発事故を起こしたらお咎めがあるかもしれませんが、その前に爆発の時点で死んでいるでしょうね。
ありがとうございました!