サウルは主に対して罪を犯しました。
彼を王に任命したことを嘆く預言者サムエルに、主の言葉が臨みました。
「あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそう。
わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を見いだした。」(サムエル記上16:1)
サウルの代わりに王となるべき者が、エッサイの息子たちの中にいるというのです。
さっそくサムエルはベツレヘムへ赴き、エッサイとその息子たちとコンタクトを取りました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
サムエルは主が命じられたとおりにした。
彼がベツレヘムに着くと、町の長老は不安げに出迎えて、尋ねた。
「おいでくださったのは、平和なことのためでしょうか。」
「平和なことです。主にいけにえをささげに来ました。身を清めて、いけにえの会食に一緒に来てください。」
サムエルはエッサイとその息子たちに身を清めさせ、いけにえの会食に彼らを招いた。
彼らがやって来ると、サムエルはエリアブに目を留め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。
しかし、主はサムエルに言われた。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。
人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」
エッサイはアビナダブを呼び、サムエルの前を通らせた。サムエルは言った。
「この者をも主はお選びにならない。」
エッサイは次に、シャンマを通らせた。サムエルは言った。
「この者をも主はお選びにならない。」
エッサイは七人の息子にサムエルの前を通らせたが、サムエルは彼に言った。
「主はこれらの者をお選びにならない。」
サムエルはエッサイに尋ねた。
「あなたの息子はこれだけですか。」
「末の子が残っていますが、今、羊の番をしています」とエッサイが答えると、サムエルは言った。
「人をやって、彼を連れて来させてください。その子がここに来ないうちは、食卓には着きません。」
エッサイは人をやって、その子を連れて来させた。
彼は血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。
主は言われた。
「立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。」
サムエルは油の入った角を取り出し、兄弟たちの中で彼に油を注いだ。
その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。
サムエルは立ってラマに帰った。
サムエル記上16: 4-13
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
当時、サムエルと言えばイスラエルでは押すに押されぬ有名な預言者でした。
そのサムエルに親子で会食に招待されたということで、エッサイは興奮していたことでしょう。
自慢の息子たちを伴いエッサイは会食の席に着きました。
サムエルは、息子たちの中でエリアブに目を留めました。
際立って背が高く容姿が優れていたからです。
そのとき、主がサムエルに語りかけました。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。
人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」
エッサイは息子アビナダブをサムエルの前に通しました。
「この者をも主はお選びにならない。」
次にシャンマ、次に・・・、次に・・・
エッサイは会食に同席させた7人の息子全員をサムエルに紹介しましたが、
サムエルはその中から、主の目に適う者を見いだすことができませんでした。
実はエッサイには8人の息子がいましたが、末息子だけはこの栄誉ある会食に同席させていませんでした。
エッサイはこの記念すべき日に、末息子には羊の番をさせていたのです。
サムエルは、その子を会食の場へ連れてくるよう願いました。
やがて羊の世話をしていた息子が連れてこられました。
サムエルは、兄弟たちの前で、彼に油を注ぎました。
主に選ばれたのは、この末息子ダビデだったのです。
「家を建てる者の捨てた石、
これが隅の親石となった。
これは、主がなさったことで、
わたしたちの目には不思議に見える。」
(マタイ21:42)
皆さんはどのような目で子供たちを評価していますか?
彼を王に任命したことを嘆く預言者サムエルに、主の言葉が臨みました。
「あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそう。
わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を見いだした。」(サムエル記上16:1)
サウルの代わりに王となるべき者が、エッサイの息子たちの中にいるというのです。
さっそくサムエルはベツレヘムへ赴き、エッサイとその息子たちとコンタクトを取りました。
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サムエルは主が命じられたとおりにした。
彼がベツレヘムに着くと、町の長老は不安げに出迎えて、尋ねた。
「おいでくださったのは、平和なことのためでしょうか。」
「平和なことです。主にいけにえをささげに来ました。身を清めて、いけにえの会食に一緒に来てください。」
サムエルはエッサイとその息子たちに身を清めさせ、いけにえの会食に彼らを招いた。
彼らがやって来ると、サムエルはエリアブに目を留め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。
しかし、主はサムエルに言われた。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。
人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」
エッサイはアビナダブを呼び、サムエルの前を通らせた。サムエルは言った。
「この者をも主はお選びにならない。」
エッサイは次に、シャンマを通らせた。サムエルは言った。
「この者をも主はお選びにならない。」
エッサイは七人の息子にサムエルの前を通らせたが、サムエルは彼に言った。
「主はこれらの者をお選びにならない。」
サムエルはエッサイに尋ねた。
「あなたの息子はこれだけですか。」
「末の子が残っていますが、今、羊の番をしています」とエッサイが答えると、サムエルは言った。
「人をやって、彼を連れて来させてください。その子がここに来ないうちは、食卓には着きません。」
エッサイは人をやって、その子を連れて来させた。
彼は血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。
主は言われた。
「立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。」
サムエルは油の入った角を取り出し、兄弟たちの中で彼に油を注いだ。
その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。
サムエルは立ってラマに帰った。
サムエル記上16: 4-13
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当時、サムエルと言えばイスラエルでは押すに押されぬ有名な預言者でした。
そのサムエルに親子で会食に招待されたということで、エッサイは興奮していたことでしょう。
自慢の息子たちを伴いエッサイは会食の席に着きました。
サムエルは、息子たちの中でエリアブに目を留めました。
際立って背が高く容姿が優れていたからです。
そのとき、主がサムエルに語りかけました。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。
人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」
エッサイは息子アビナダブをサムエルの前に通しました。
「この者をも主はお選びにならない。」
次にシャンマ、次に・・・、次に・・・
エッサイは会食に同席させた7人の息子全員をサムエルに紹介しましたが、
サムエルはその中から、主の目に適う者を見いだすことができませんでした。
実はエッサイには8人の息子がいましたが、末息子だけはこの栄誉ある会食に同席させていませんでした。
エッサイはこの記念すべき日に、末息子には羊の番をさせていたのです。
サムエルは、その子を会食の場へ連れてくるよう願いました。
やがて羊の世話をしていた息子が連れてこられました。
サムエルは、兄弟たちの前で、彼に油を注ぎました。
主に選ばれたのは、この末息子ダビデだったのです。
「家を建てる者の捨てた石、
これが隅の親石となった。
これは、主がなさったことで、
わたしたちの目には不思議に見える。」
(マタイ21:42)
皆さんはどのような目で子供たちを評価していますか?