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お父さんのための聖書講座

夫婦関係や子育て・・・、家族のため日々奮闘するお父さんたちに聖書の言葉から励ましのメッセージを贈ります。

No.92 ソロモン(14):有能な妻

2008-09-24 23:16:52 | 箴言
優れた知恵がちりばめられた宝石箱のような『箴言』。その最後が以下の聖句です。

そうです、『箴言』は「有能な妻」で締めくくられているのです。

この「有能な妻」は理想の奥さん像として3000年間世界中で読み継がれてきました。

『箴言』が語る「有能な妻」をとくとご堪能ください。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
有能な妻を見いだすのは誰か。
真珠よりはるかに貴い妻を。
夫は心から彼女を信頼している。
儲けに不足することはない。
彼女は生涯の日々
夫に幸いはもたらすが、災いはもたらさない。
羊毛と亜麻を求め
手ずから望みどおりのものに仕立てる。
商人の船のように
遠くからパンを運んで来る。
夜の明ける前に起き出して
一族には食べ物を供し
召し使いの女たちには指図を与える。
熟慮して畑を買い
手ずから実らせた儲けでぶどう畑をひらく。
力強く腰に帯し、腕を強くする。
商売が好調かどうか味わい
灯は夜も消えることがない。
手を糸車に伸べ、手のひらに錘をあやつる。
貧しい人には手を開き、乏しい人に手を伸べる。
雪が降っても一族に憂いはない。
一族は皆、衣を重ねているから。
敷物を自分のために織り、麻と紫の衣を着ている。
夫は名を知られた人で
その地の長老らと城門で座に着いている。
彼女は亜麻布を織って売り、帯を商人に渡す。
力と気品をまとい、未来にほほえみかける。
口を開いて知恵の言葉を語り
慈しみの教えをその舌にのせる。
一族の様子によく目を配り
怠惰のパンを食べることはない。
息子らは立って彼女を幸いな人と呼び
夫は彼女をたたえて言う。
「有能な女は多いが
あなたはなお、そのすべてにまさる」と。
あでやかさは欺き、美しさは空しい。
主を畏れる女こそ、たたえられる。
彼女にその手の実りを報いよ。
その業を町の城門でたたえよ。

  箴言31:10-31
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


有能な妻は真珠よりも貴いということです。

やりくり上手の働き者、

やさしい気配りができる人、

家族を愛する品格ある母親。


皆さんの奥さんにも重なる部分があるでしょう。

「彼女にその手の実りを報いよ、その業を町の城門でたたえよ。」で
『箴言』は終わります。


皆さんも奥さんに報い、奥さんをたたえてみてはいかがですか?

奥さんは皆さんの期待した通りの女性になっていくことでしょう。

No.91 ソロモン(13):大黒柱の務め

2008-09-23 19:54:35 | 箴言
ソロモンの箴言から家庭について学ぶシリーズも佳境に入ってきました。
今日もいくつかの言葉を取り上げてみました。

お父さんにできること、できないことは、それぞれ何でしょう?



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
家と財産は先祖からの嗣業。
賢い妻は主からいただくもの。
  箴言19:14
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


皆さんの賢い奥さんは
神様が与えてくださったもの。

感謝ですね。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
主に従う人は完全な道を歩む。
彼を継ぐ子らは幸い。
  箴言20:7
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


子供は親の背中を見て育つもの。
子供を教育する以前に、
お父さん自身が自分の歩む道を吟味する必要がありそうです。
正しく歩むお父さんを持つ子らは幸いです。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
家は知恵によって築かれ、
英知によって固く立つ。
  箴言24:3
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


家を築くもの、それは財産でも名声でもなく知恵だということです。
英知があれば家庭の基礎は盤石です。

一家の大黒柱であるお父さんには知恵が必要とされています。

皆さんは知恵をどこに求めますか?


聖書の中には知恵が満載されています。



「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」
                             (コロサイ2:3)


No.90 ソロモン(12):子育てとムチ 2

2008-09-21 19:55:35 | 箴言
引き続き『箴言』から子育てについて学びたいと思います。

前回のテーマは「ムチ」でした。
親としては思い切りと愛が試される内容です。

今回はその続きです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
打って傷を与えれば悪をたしなめる。
腹の隅々にとどくように打て。
  箴言20:30
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


悪をたしなめるために「打つ」よう
ソロモンは大胆に忠告しています。

しかも、「腹の隅々にとどくように」だそうです。
「打つ」方にもかなり気合が必要とされます。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
望みのあるうちに息子を諭せ。
死なせることを目指してはならない。
  箴言19:18
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「賞味期限」が切れる前に諭さなければなりません。

しかし、ソロモンは警告しています。
「死なせることを目指してはならない」。

諭しの目的は、子供を「生かす」ことであり決して「死なせる」ことではありません。
あくまでも愛が動機でなされるものです。

自分のイライラを解消するために子供に当たるのはもってのほかです。

諭しの目的をしっかりわきまえましょう。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
懲らしめられることが多いと人は頑固になる。
彼は突然打ち砕かれ、もう癒すことはできない。
  箴言 29:1
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


懲らしめも度を超すと子供は頑固な人になってしまします。

しかも、それは突然起こるので注意が必要です。
いったん頑固になると、立ち直らせるのは容易ではありません。

諭しも子供の許容量を超えないようバランスが求められるということです。



普段、愛に満ちた温かい家庭であればこそ、
懲らしめに威力が生じるのかもしれません。


「父親たち、子供をいらだたせてはならない。いじけるといけないからです。」
                                     (コロサイ 3:21)


No.89 ソロモン(11):子育てとムチ

2008-09-20 11:16:45 | 箴言
子育てについての箴言を取り上げています。

このソロモンの知恵は3000年もの間、人々に読み継がれています。

今日は、躾について語られた言葉に耳を傾けてみたいと思います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
若者の心には無知がつきもの。
これを遠ざけるのは諭しの鞭。
 箴言22:15
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


若者には「鞭」が必要なようです。
彼らの心は成長過程にあり、「無知」であることが多いのです。

諭しの鞭が彼らの無知を遠ざけます。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
若者を諭すのを控えてはならない。
鞭打っても、死ぬことはない。
鞭打てば、彼の魂を陰府から救うことになる。
 箴言23:13-14
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


子供を諭すとき、親の心に生じがちなのが「ためらい」です。

しかし、ソロモンは言います。
「鞭打っても、死ぬことはない」と。

むしろ、「鞭打つ」ことで子供の魂を救うことができると語っています。

「鞭打ち」は子供の将来を思う親の愛。

勇気と愛をもって、子供を諭しましょう。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
懲らしめの杖は知恵を与える。
放任されていた子は母の恥となる。
 箴言 29:15
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


懲らしめの「杖」は、無知だった子供に知恵を与えます。
子供は、親による「杖」や「鞭」から、何かを賢く学び取る能力に長けているようです。

子供の学習能力を信頼しているからこそ振るえる杖なわけです。

逆に、鞭打つべきときに鞭打たずに放任していると・・・
その子はいずれ、母の恥になってしまいます。



ここでいう「鞭」や「杖」が何を意味するかは、それぞれ解釈があることでしょう。

しかし、子供たちが、健全な成長のため、
親からの「愛の鞭」を必要としているのは確かなようです。



No.88 ソロモン(10):早期教育

2008-09-18 20:07:45 | 箴言
世の中不況であっても、教育の分野は「聖域」だといわれています。

それだけ親は愛情を持って子供の将来を考えているわけです。

しかし、塾や教材選びよりも大切なことがあります。

それは、皆さん自身が施す教育です。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
若者を歩むべき道の初めに教育せよ。
年老いてもそこからそれることがないであろう。
 箴言 22:6
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「三つ子の魂百まで」・・・。
初期にインプットされた教えは、一生の土台となります。

頭と心が柔らかいうちに、思いっきり教育しておきましょう。
一生の土台となる教え、
皆さんは何を教えますか?



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あなたの子を諭すなら、安心していられる。
彼はあなたの魂に楽しみを与える。
 箴言 29:17
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


将来、子供の素行が心配で夜も寝られない、
などというようなことを避けたいのなら、
子供をよく「諭す」ことです。

そうすれば、安心だけでなく楽しみも与えられます。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
僕を幼いときから甘やかしていると
後には手のつけられないものになる。
 箴言29: 21
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


甘やかして育てると、将来、大変なことになります。
そのときジタバタしても後の祭りです。

蒔いた種は刈り取らなければなりません。


やはり幼いときの教育は大事なようです。



幼いお子さんをお持ちの皆さんは、現在どんな教育を施していますか?
幼児は、自分が置かれた環境からあらゆるものをスポンジのように吸収しています。
そして、それが一生物になります。

親が意識しているのとしていないのとにかかわらず、
子供は最も身近な存在である親からたくさんのことを教育されています。
皆さんの現在の生活ぶりが、お子さんの人生に末永く影響するわけです。



もうすでに、幼児期を過ぎたお子さんをお持ちの皆さん、
お子さんは幼児期にどのような教育を皆さんから受けたのでしょうか?

過ぎたるは及ばざるがごとし。これからが(これからも)、大事です。

諭すべきときにお子さんを諭していますか?



No.87 ソロモン(9):子供の行動

2008-09-17 20:43:59 | 箴言
未成年者の問題行動が頻繁に報道されています。

学校や教師のあり方がよくやり玉にあげられています。

しかし、子供の教育の責任は学校ではなく各家庭にあるのではないでしょうか。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
子供も、行いが清く正しいかどうか
行動によって示す。
 箴言 20:11
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。」 (マタイ7: 17)

行いを見れば、内面がわかるというもの。
子供の行動をよく観察してみましょう。

いきなり問題を起こす子供などいません。
問題行動を起こした子は、その前に何らかのシグナルを周囲に発していたはず。
大人がそのシグナルに気づいていたら小さなうちに問題の芽を摘み取れたことでしょう。

皆さんのお子さんは危険信号を発してはいませんか?



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
教えを守るのは分別のある子。
放蕩者と交わる者はその父を辱める。
 箴言28:7
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


お子さんの交友関係に関心を持っていますか?

「朱に交われば赤くなる」ともいいます。
お子さんが放蕩者と交わっているのなら、じきに辱められることを覚悟しておきましょう。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
父母のものをかすめて
「これは罪ではない」と言う者は
滅ぼそうとたくらむ者の仲間だ。
 箴言28:24
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


これは言語道断ですね。
開き直っていて、心がねじ曲がった状態になっています。

こうなる前に対処したいものです。

念のため、何か無くなってないか確認しますか?



責任を持って分別のある子に自分の子供を育てたいですね。

子育てに関するソロモンの箴言は続きます。

No.86 ソロモン(8):子育てについて

2008-09-15 22:38:52 | 箴言
アメリカの大手証券会社が破綻しました。

一年前、誰がそれを予想しえたでしょう。

皆さんの家庭は盤石ですか?

家庭に「破綻」をきたさないよう、父親としてしっかりと子育ての責任を果たしたいものです。

今日もソロモンの言葉に耳を傾けてみましょう。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
父に暴力を振るい、母を追い出す者は
辱めと嘲りをもたらす子。
 箴言19章:26
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


子供から暴力を受けたことはありますか?
奥さんが子供によって家を追い出されたことは?

もしそうなら、それは家族に恥とはずかしめをまねく子供です。

このようなことがあってはなりません。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
父母を呪う者
彼の灯は闇のただ中で消える。
 箴言20:20
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


子供にののしられたことはありますか?

もしそうなら、その子は闇の中に消えてしまいます。

早いうちに改心したほうがいいですね。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
父に聞き従え、生みの親である父に。
母が年老いても侮ってはならない。
 箴言23:22
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


生みの親は、それだけで尊敬されるに値します。

皆さんには親としての権威があります。

皆さんの奥さんは、いくら年老いても子供から侮られるようなことがあってはなりません。


聖書は、子供が両親に従うことを徹底して期待しています。


「子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。
 それは正しいことです。
 『父と母を敬いなさい。』これは約束を伴う最初の掟です。
 『そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる』という約束です。」
                                    (エフェソ6:1-3)


「父母を敬え」とはモーセの十戒の一つです。


親として自信を持ちましょう。

No.85 ソロモン(7):子らは父の輝き

2008-09-14 21:48:40 | 箴言
子育てについての本が数多く出版されています。

親たちが子育てに試行錯誤している一つの表れでしょう。

ソロモンは子育てについてアドバイスを書き残しました。

出ては消えていく育児本と違い、3000年もの間、親たちに影響を与えています。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
孫は老人の冠、子らは父の輝き。
 箴言17:6
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


子供たちは、父にとって「輝き」であると表現されています。

本来、皆さんのお子さんは、皆さんの輝きなのです。

よく輝いていますか?



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
知恵ある子は父を喜ばせ
愚か者は母を侮る。
 箴言15: 20
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


知恵ある子供によって、
お父さんは喜ばされます。

しかし、愚か者に育つと・・・



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愚かな息子は父の悩みとなり
産んだ母の苦しみとなる。
 箴言17:25
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


残念なことに愚か者になってしまうと、

お父さんは悩みの種となります。
奥さんは子供によって侮られ、苦しめられます。

そういった状況はできれば避けたいものです。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
神に従う人の父は大いに喜び躍り
知恵ある人の親は、その子によって楽しみを得る。
父が楽しみを得
あなたを生んだ母が喜び躍るようにせよ。
 箴言23:25-26
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ソロモンは、両親の喜びとなるよう子供たちに勧めています。

皆さんの奥さんは、お子さんのことで嘆いていますか?
それとも喜び躍っていますか?


皆さんがお子さんによって楽しみを得、
奥さんがお子さんによって喜んで躍るよう、


次回以降もソロモンの知恵から学んでいきたいと思います。

No.84 ソロモン(6):いさかい好きの妻三題

2008-09-12 21:54:58 | 箴言
今日もソロモンの知恵を拝聴しましょう。

彼は夫婦の関係も注意深く観察していました。

よければ参考にしてください。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いさかい好きな妻と一緒に家にいるよりは
屋根の片隅に座っている方がよい。
 箴言21:9
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


奥さんがヒステリックなときは・・・、

屋根に登りましょう。
ひっそりとその片隅に座っていましょう。

その方がよいとのことです。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いさかい好きで怒りっぽい妻といるよりは
荒れ野に座っている方がよい。
 箴言21:19
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


再び、奥さんがヒステリックなときは・・・、

荒れ野に行きましょう。
ポツンとそこで座っていましょう。

その方がよいとのことです。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
降りしきる雨の日に滴り続けるしずくと
いさかい好きな妻は似ている。
 箴言27:15
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


いさかい好きな妻は
雨の日の滴り続けるしずくのようなものだそうです。

いつか雨は止みます。

辛抱強く待ちましょう。

そのうちきっとカラッと晴れ間が広がります。




No.83 ソロモン(5):妻三題

2008-09-11 12:07:04 | 箴言
ソロモンの『箴言』から家庭にまつわる格言を紹介しています。

今日は奥さんに関する言葉を三つ。

ご自分の家庭を思い浮かべながら読んでみてください。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
有能な妻は夫の冠。
恥をもたらす妻は夫の骨の腐れ。

  箴言12:4
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


まさに一刀両断。
対比が明確で、そのコントラストは爽快。
比喩が強烈ですね。「骨の腐れ」とは・・・。

皆さんの奥さんはどちらですか?
冠であればいいのですが・・・。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
知恵ある女は家庭を築く。
無知な女は自分の手でそれをこわす。

  箴言14:1
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


怖いですねー。

これまた対照的です。
「家庭を築く女、家庭を壊す女」・・・、
最近よく見かける本の題名のようです。

再びお聞きします。
皆さんの奥さんはどちらですか?



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
妻を得るものは恵みを得る。
主に喜び迎えられる。

  箴言18: 22
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


どうであれ、
奥さんがいてくれるということ自体、恵みなのかもしれません。

皆さんの夫としての努力は決して無駄ではありません。

夫であるということは創造主に喜ばれることなのです。


No.82 ソロモン(4):屠り場に行く雄牛

2008-09-09 10:50:59 | 箴言
このブログを見る皆さんの眼の調子はいかがでしょう?
日頃の疲れで充血しているかもしれませんね。
眼は大切に使いたいものです。

ソロモンが「瞳のように守れ」と表現している部分が『箴言』の中にあります。
それはいったい何を指しているのでしょう?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
わが子よ、わたしの言うことを守り
戒めを心に納めよ。
戒めを守って、命を得よ。
わたしの教えを瞳のように守れ。
それをあなたの指に結び、心の中の板に書き記せ。
知恵に「あなたはわたしの姉妹」と言い
分別に「わたしの友」と呼びかけよ。
それはあなたをよその女から
滑らかに話す異邦の女から守ってくれる。

わたしが家の窓から
格子を通して外を眺めていると
浅はかな者らが見えたが、中に一人
意志の弱そうな若者がいるのに気づいた。
通りを過ぎ、女の家の角に来ると
そちらに向かって歩いて行った。
日暮れ時の薄闇の中を、夜半の闇に向かって。
見よ、女が彼を迎える。
遊女になりきった、本心を見せない女。
騒々しく、わがままで
自分の家に足の落ち着くことがない。
街に出たり、広場に行ったり
あちこちの角で待ち構えている。
彼女は若者をつかまえると接吻し
厚かましくも、こう言った。
「和解の献げ物をする義務があったのですが
今日は満願の供え物も済ませました。
それで、お迎えに出たのです。
あなたのお顔を捜し求めて、やっと会えました。
寝床には敷物を敷きました
エジプトの色糸で織った布を。
床にはミルラの香りをまきました
アロエやシナモンも。
さあ、愛し合って楽しみ
朝まで愛を交わして満ち足りましょう。
夫は家にいないのです、遠くへ旅立ちました。
手に銀貨の袋を持って行きましたから
満月になるまでは帰らないでしょう。」
彼女に説き伏せられ、滑らかな唇に惑わされて
たちまち、彼は女に従った。
まるで、屠り場に行く雄牛だ。
足に輪をつけられ、無知な者への教訓となって。
やがて、矢が肝臓を貫くであろう。
彼は罠にかかる鳥よりもたやすく
自分の欲望の罠にかかったことを知らない。

それゆえ、子らよ、わたしに聞き従い
わたしの口の言葉に耳を傾けよ。
あなたの心を彼女への道に通わすな。
彼女の道に迷い込むな。
彼女は数多くの男を傷つけ倒し
殺された男の数はおびただしい。
彼女の家は陰府への道、死の部屋へ下る。

 箴言 7:1‐27
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


今から約3000年前に語られたソロモンの言葉です。

浅はかで意志の弱そうな若者の話です。

滑らかな唇に惑わされて彼は女に従います。

その姿はまるで屠り場へ引いて行かれる雄牛のようでした。

やがて彼の肝臓は矢で貫かれます。

しかし、彼自身は欲望の罠にかかったことに気づいていません。


その道に迷い込むな、とソロモンは警告します。

すでに数多くの男が傷つき倒れ、おびただしい数の男たちが殺されていました。


この男は「無知な者への教訓」となったとソロモンは言っています。

「わたしの教えを瞳のように守って、命を得てほしい」

それがソロモンの願いでした。


皆さんはこの教訓をどう受け止めますか?



No.81 ソロモン(3):火傷に注意

2008-09-08 11:51:40 | 箴言
火傷は痛いものです。痕も残ります。

親ならば日常子供に呼びかけるのではないでしょうか。
火には十分気をつけるようにと。

親の諭しは子供への愛の表れです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
わが子よ、父の戒めを守れ。
母の教えをおろそかにするな。
それをいつもあなたの心に結びつけ
首に巻きつけよ。
それはあなたの歩みを導き
あなたが横たわるとき見守り
目覚めればあなたに話しかける。
戒めは灯、教えは光。
懲らしめや諭しは命の道。

それはあなたを悪い女から
異邦の女の滑らかな舌から守ってくれる。
彼女の美しさを心に慕うな。
そのまなざしのとりこになるな。
遊女への支払いは一塊のパン程度だが
人妻は貴い命を要求する。
火をふところにかきこんで
衣を焼かれない者があろうか。
炭火の上を歩いて
足にやけどをしない者があろうか。
友人の妻と通じる者も同様。
彼女に触れれば、罰せられずには済まない。
飢えを満たそうとして盗みを働いた者を
だれも侮りはすまいが
それでもつかまれば、七倍の償いをし
家財の一切をそれにあてなければならない。
人妻と密通する者は意志力のない男。
身の破滅を求める者。
疫病と軽蔑に遭い、恥は決してそそがれない。
夫は嫉妬と怒りにかられ
ある日、彼に報復して容赦せず
どのような償いをも受け入れず
どれほど贈り物を積んでも受け取りはすまい。

 箴言6:20-35
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ソロモンの箴言は続きます。

人妻は尊い命を要求する。
人妻と通じるとは、まるで火をふところにかき込むよう、炭火の上を歩くようなこと。
火傷を負わずに済まされない。

罰せられずには済まない。

それは意志力のない男、身の破滅を求める男のすること。

疫病と軽蔑に遭い、恥は決してそそがれない。
容赦のない報復が待っている。


このように警告が語られています。

教えと戒めはありがたいものです。

歩むべき道を導いてくれます。
悪い女の滑らかな舌から守ってくれます。


もちろん、聞く耳を持つかどうか選択するのはあなた自身です。

No.80 ソロモン(2):若いときからの妻に喜びを抱け

2008-09-06 23:10:46 | 箴言
破滅に陥らないように知恵が語られたとき、
皆さんはどうしますか?

耳を傾けますか?それとも無視しますか?

ソロモンが夫たちに知恵を語っています。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
わが子よ、わたしの知恵に耳を傾け わたしの英知に耳を向けよ。
そうすれば、あなたは唇に慎みを守り 知識を保つことができる。

よその女の唇は蜜を滴らせ その口は油よりも滑らかだ。
だがやがて、苦よもぎよりも苦くなり 両刃の剣のように鋭くなる。
彼女の足は死へ下って行き 一歩一歩と、陰府に達する。
人生の道のりを計ろうともせず 自分の道から外れても、知ることもない。

それゆえ、子らよ、わたしに聞き従え。わたしの口の言葉からそれてはならない。
あなたの道を彼女から遠ざけよ。その門口に近寄るな。
あなたの栄えを他人に 長寿を残酷なものに渡してはならない。
よその者があなたの力に飽き足りることを許すな。異邦人の家を あなたが労した実りで満たしてはならない。
さもなければ後になって 肉も筋も消耗し、あなたは呻き 言わなければならない。
「どうして、わたしの心は諭しを憎み 懲らしめをないがしろにしたのだろうか。
教えてくれる人の声に聞き従わず 導いてくれる人の声に耳を向けなかった。
会衆の中でも、共同体の中でも わたしは最悪の者になりそうだ。」

あなた自身の井戸から水を汲み あなた自身の泉から湧く水を飲め。
その源は溢れ出て 広場に幾筋もの流れができるであろう。
その水をあなただけのものにせよ。あなたのもとにいるよその者に渡すな。
あなたの水の源は祝福されよ。
若いときからの妻に喜びを抱け。
彼女は愛情深い雌鹿、優雅なかもしか。
いつまでもその乳房によって満ち足り 常にその愛に酔うがよい。

わが子よ どうしてよその女に酔うことがあろう 異邦の女の胸を抱くことがあろう。

人の歩む道は主の御目の前にある。その道を主はすべて計っておられる。
主に逆らう者は自分の悪の罠にかかり 自分の罪の綱が彼を捕える。
諭しを受け入れることもなく 重なる愚行に狂ったまま、死ぬであろう。

 箴言 5:1 -23
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ソロモンによるアドバイスです。


よその女の唇は甘く滑らかだが、やがては苦く鋭くなる、
足は死へと下って行く、

彼女に近寄るな、栄えと長寿を台無しにするな、
さもなければ後悔することになる、

自分の井戸の水を飲め、

若い時からの妻に喜びを抱け、と。


これらはソロモンの発した警告です。


皆さんはどう受け止めますか?


罠にかかり、愚行に狂ったまま死ぬなんてことのないようにしたいものです。