とうとう今週SINGER入荷してきます。
一流どころが設計し、ハイブランド専用の工場で生産される素晴らしいフレームなのに98000円という驚きのプライスで登場することもすごいんですが、完成状態までは40から50万ほどかかるので、すでにEXPROSIFなどの27.5完成車を持っている人じゃないと非常にお金がかかるとも言えます。
そこで、同じくクロモリの完成車で同じような楽しみを得られるバイクをご紹介します。
まずはJAMIS DRAGON29です。
こちらは現在特価にしているので25万円になっております。ついているパーツを考えると異常に安い販売価格です。SLXもFOXのGRIPダンパーフォークも非常に高価なのでレイノルズチューブのフレームを考えてもすごい価格ですよ。
ジオメトリー的にはSINGERと同じようなところを狙っているので多分似ているんじゃないかと思いますが、こちらは29インチです。
よって舗装路の移動を含めたライディングならばこちらの方が良いですし、私が乗った印象でもどこを乗っても調子良く苦手とする場所は無いですね。最新の優等生バイクです。
積載力が高いということも密かに強いポイントです。
KONA HONZO ESD こちらも特価にしており286000円です。
このバイクはハードテールで限界的なくだり性能を追求したバイクです。
63度のヘッドアングルが象徴的ですが、リーチもすごく長いです。
くだりでのものすごい安定感、何をしても大丈夫な感じはこのバイク独特なものです。
それでいてコーナーやパンプトラックのようなコブでの振る舞いもロングリーチなバイクと思えないほど機敏です。
コンポーネントはSLXでフォークはこちらもGRIPダンパーのBOMBER Z1ですから鬼に金棒ですよ。
このバイクも29インチなので、舗装路も走るよと言いたいところですが、タイヤがグリップしすぎるし、流石にヘッドが寝過ぎているので本来のフィールドでは無い感じがひしひしと感じられるというところもチューンドカーっぽくて格好いいです。
どちらのバイクもSINGER組むよりだいぶ安くて性能はおそらく同等、29インチなので総合的にはより扱いやすいと思います。
27.5インチバイクはそれに相応しい用途で乗る人が選ぶバイクです。赤倉でトリックを入れるとかそういう感じですね。
うちでは当面の妻のバイクで、将来の息子のバイクとして運用します。
贅沢ですが、良いバイクはライダーを助けるので良いバイクに乗るに越したことはありません。