構想一ヶ月、ついにＢＴＬのオリジナル完成車（価格110000円）の1台目が完成しました。
一応開レプリカって言ってますが、開のバイクのレプリカを作ろうとしたんではないんです。
ＢＴＬをひと目見たときから、このバイクのポテンシャルは伝わってきましたし、それが故に開のサポートをｙｕｒｉｓにお願いしたわけで、このフレームをベースに完成車を作るのは自然なことでした。
完成車を作るうえで、すでに十分にデータを採ることが出来ていた開のバイクをベースにすることが理にかなっていたんですね。
ただし、貧乏な開は今まで使っていたパーツを泣く泣く流用していたところもあるので、どの部分をどうすればより理想的なバイクになるのか意見を聞き、このバイクが完成しました。
つまり、このバイクの完成度は開のバイクより数段上となっています。
今回採用したパーツはうちで十分に経験を積んだものばかりなので、セットアップも万全、トラブルも起きないでしょう。
このバイクは既に行き先が決まっているので、オプションのブレーキが付いていますが、販売はブレーキレスを基本とし、オプションでブレーキを取り付けて公道使用可能とする形式です。
あとペダルも付属しません。
フレーム以外のパーツは、
フォーク ＮＳｂｉｋｅｓ ＲＮＳ
クランク Ｏｃｔａｎｅ ｏｎｅ
ハンドル、ステム、リム、ハブ、チェーンリング、シートポスト ＦＩＲＥＥＹＥ
シート ＤＡＢＯＭＢ
タイヤ、チューブ ＫＥＮＤＡ
グリップ ＳＥＮＳＵＳ
といった感じです。
私はコストを削りたいのに対し、開はやたら高い部品をつけることを要求してくるので、コストのせめぎあいが厳しく、目標価格の10万をオーバーしてしまいましたが、出来上がったバイクには満足しています。
はっきり言って、リジッドフォークのバイクはおっさんには厳しく、あまり乗る気がしないのですが、このバイクはあまりリジッドフォークのきつさが無いし、サスの反動が無いのに意図も簡単にフロントが浮き、さらに安定感も高くてマニュアルも簡単です。
バニーホップもリアで蹴る感じがとても分かりやすく、思い通りに飛ぶことが出来ます。
どう考えても開のバイクより乗りやすく、軽く仕上がっています。
リアセンターがメチャクチャ短くて本来ならピーキーになりがちなんですが、そのピーキーさが無いので、操縦性は軽いのに安心 という初心者には理想的なバイクとなっています。
レッドリムの1号車は売れてしまいましたが、グリーンリム、ハブの2号車をすぐに組みますので、お待ちください。3号車はブルーになります。
どの色も間違いなく格好良く出来ると思います。
