
聖書には、「恐れるな」という言葉が365回出てくるそうですが、これは神さまが人間がそれだけ恐れやすい、不安にびくつくばかりの哀れな存在である……という人の弱さというものをご存じだったからなのだろうな、という気がします(^^;)
たとえば、わたしが仮に朝聖書を読み、
>>恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
わたしはあなたを強め、あなたを助け、
わたしの義の右の手で、あなたを守る。
見よ。あなたに向かっていきりたつ者はみな、
恥を見、はずかしめを受け、
あなたと争う者たちは、
無いもののようになって滅びる。
あなたと言い争いをする者を捜しても、
あなたは見つけることはできず、
あなたと戦う者たちは、全くなくなってしまう。
あなたの神、主であるわたしが、
あなたの右の手を堅く握り、
「恐れるな。わたしがあなたを助ける」
と言っているのだから。
(イザヤ書、第41章10~13節)
といったような聖書箇所を読み、その時は一時的に神さまからの力を受けたように感じても、昼の間に何かかやと色々あって、夕方にはまたガクブル☆何かのことで震え、怯えている……といったようなことです(笑)
聖書には直接、「恐れたり不安になったりしないために、喜んでいなさい」とは書いてないかもしれませんが、メッセージとしてはまったく同じことであり、「何も恐れず平安でありなさい」、「不安に陥ることなく、喜んでいなさい」ということが、神さまが人間に望んでおられる心の状態、さらには霊の状態なのだと思います。
この世界で「幸せになりたい」と願いもしなければ望みもしないという方は、おそらくいらっしゃらないでしょう。もしいたとすれば、あまりにひどい絶望の状態が続いたために、どうせまた希望など抱いても裏切られるに決まっている、それだったら最初から幸せなど望まないほうが幸せだ……といった、ひどく不幸で悲しいことの続いてしまった人だけではないでしょうか。
わたしも以前は「出来得る限り幸せでいたい」、「そのような精神状態を保ちたい」、「神さまの喜びで満たされているために、神さまに感謝し、喜ぼう」……といったように思っていましたし、実際今もそのようにマーリン・キャロザース先生の「感謝と讃美の教え」を実践しながら日々を生きています♪

でも最近、幸せというのはつまり、心の中にイエスさまのおっしゃる平安を保つことなんだな……と思うようになってきました。イエスさまが十字架にかかられた復活後、「シャローム(あなたがたに平安があるように)」と弟子たちにおっしゃられたように、つまりはそうしたことなんだな、なんて。
わたしたちの心の平安といったものは当然、自分の外で起きることや環境によっていとも容易く変化し、すぐにも嵐や荒波にもみくちゃにされてしまうような、そんな乱されやすいものです。
けれども、マーリンさんの「感謝と讃美の教え」を実践し続けるということは――そうした「外的状況」に一切左右されることなく、いずれ神さまがこのすべてのことを益としてくださると信じ、イエスさまのことを見つめてすべてのことを喜び続けるということなのだと思います。
>>神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
(ローマ人への手紙、第8章28節)
>>いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
(テサロニケ人への手紙第一、第5章16~18節)
わたしたちには日々、色々な嫌なことや直面しなくてはならない不愉快なことがたくさんあります。
学校や職場などで「この人のことだけはどうも嫌いだ


そうしたすべてについて神さまを喜び、感謝し続けているといずれ聖霊さまが助けてくださって、何かが良いほうに変わってくる……ということを、マーリン・キャロザースさんは御著書の中で繰り返し述べておられるわけですけれども、懐疑心を抱く方もまたとても多いと思います(^^;)
ただ、自分にとって嫌なことや不愉快な出来事や人を喜び感謝したとしてもしなくても――つまり、それまでずっとそのことについてつぶやいてばかりいた態度を変えないなら変えないで当然そのままだし、でももし神さまにそのことを感謝し喜ぶことで何かが変わるのなら……と、微かな希望にすがってマーリンさんの「感謝と讃美の教え」を実践したところ、その後の人生が変わってきたとおっしゃる方が増え広がり、数え切れないくらい多くの人々の証言で満ちた、という、そうしたことなのだと思います。
今回のトップ画は、マーリン・キャロザース先生の御著書、「あなたはいま幸せになれる~感謝と賛美の奇跡~」(雲の間にある虹出版刊)なのですけれども、実はわたし、最初に読んだ時は「獄中からの讃美」や「讃美の力」に書かれてあることと同じかな~となんとなく思いつつ読んでいたのですが……今ちょっと読み返してみて、もしかしたら読む方によってはこちらの本のほうが「感謝と讃美の入門書」として読みやすかったりするのかな……と思ったというか


いえ、わたしがこのブログをはじめたのは、マーリンさんの「感謝と讃美の教え」について書くためでもあったのですけれども、そういえば感謝と讃美のメッセージにここ最近触れてなかったような気がしたので、久しぶりの復習(?)でした♪(^^)
それではまた~!!

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