一昨日、スタジオへ向かう車中での事…
勝幸先生がポツリと…
『あ、バイク返して。
従兄弟にやるけん』
と……
あわわわわわわ……
来ちゃった…
遂に来ちゃったよ、この日が…
ワタクシのスーパーカブ、現在は塗装前の準備段階、サビ取りや油落とし、ペーパー掛けや細部のマスキング(養生)等の作業中であります。
早期での完成を目指した為、なるべくバラさずに作業を進めて来ました。
しかし、ワタクシの悪癖が出始めていました。
どうせここまでバラしたのならば、トコトンまで追求したくなっていたのです。
以前からクランクケースからのオイル漏れも気になっていたし、パワー不足にも不満がありました。
ついでやし…
エンジンもオーバーホールして、更についでにボアアップもやったろーか!?
…なんて思い始めていた矢先、絶妙なタイミングで前述の勝幸先生発言です…
奴は俺の心が読めるのか!?
恐ろしい…
もしかして…
【定期的にヨイショして持ち上げて御機嫌を伺い、徐々にレンタル期間を延長し、いつの間にやら名義はワタクシ作戦】
までバレてしまったのか!?
怖えぇぇぇぇ~~~~!!!
…てな訳で、野望が砕け散ったダメージを残しつつ、作業を続けています…
寝食を忘れ、急ピッチで仕上げに掛かりたいと思います。
勝幸先生が…
ブチ切れて暴れ出す前に……
え…?
次のスタジオで合わせる、
【Dazed And Confused】
の練習はどうした…って?
…………
放置、放置!!
俺はまだ死にたくない!!
※注
この物語はフィクションです。
作品中での勝幸先生は、鬼・悪魔・鬼畜・腐れ外道…
等と表記されていますが、実在の勝幸先生は家族・友人を愛し、『漢』と書いて『おとこ』と読むほどのナイスガイで、間違っても暴れ出したりしませんので御安心を。
念の為にもう1度。
この物語はフィクションです。
この記事で描かれた勝幸先生は……
20%がフィクションです…