この記事のタイトル、カリオストロの城でルパンが銭形に対して言った台詞、
『あ~ら、とっつぁん、死んでれら~と思ったら生きてれら~』 から引用したモノで、
決して、
うっかりヤブ医者に殺されかけたワタクシが呟いた安堵の台詞という訳ではない。
誤診された挙げ句、5万円も支払わされた事に納得いかないヤスコウチです。暴れてもいいかな?
さて…
相も変わらず冒頭から意味不明な発言を連発し、
皆サマ方を混乱の渦に巻き込んでしまうウザいワタクシですが、要するに何の話がしたいのかと言うと…
C I N D E R E L L A を 熱 く 語 り た い の 。
正直、シンデレラってバンド名ってどうなの?と、個人的には思います。
Vo&G.
トム・キーファー
G.
ジェフ・ラバー (野村義男似。確か日系人だったような…というだけの人)
Dr.
フレッド・コウリー (2ndアルバムで叩かせて貰えなかったレベルの人)
B
・エリック何ちゃらって名前だった気がするも、憶えてない。え、調べろ?ハハハ…嫌 だ ね 。
80年代初頭から始まった、L・Aのハリウッドを中心としたL・Aメタルというムーヴメント。
キラキラでピカピカのチャラい風貌、ギュイーン!とか、ジャッジャッジャッジャ!とか、ピロロロロロロ…
とかやりながらも、万人受けするキャッチーさも併せ持つチャラい楽曲…
さらに、81年に放送開始したMTVとの相乗効果で、一気に栄華を極めたムーヴメント、それがL・Aメタル。
そんなL・Aメタルが世を席巻する86年にデビューしたシンデレラ。
87年、GUNS N' ROSESの登場や、AEROSMITHの復活に伴い、
原点回帰という名のもと、60~70年代のロックに代表される、ルーツにブルースを持つバンドが再評価され、
俺のルーツは実はZEPなんだ! とか、
やっぱジミヘンっしょ! とか、
クリームって最強じゃね? とか公言し出すバンドが増え始めたりした訳ですよ、奥さん。
まあ、流行りに乗っかっただけのバッタモン的な亜流バンドが多数を占めていたのですが、
シンデレラは…
というか、トム・キーファーは、数少ないホンモノだったとワタクシは思います。
Night Songs (1986)
随所にルーツロックからの影響をを醸し出し、他のバンドとは一線を画す雰囲気は感じさせるものの、
ジャケ写を見てもお分かりの通り、やはりL・Aメタルの範疇からは抜け出せていない作品。
このアルバムはサッパリ聴かなかった為、勝幸先生に贈呈してしまったので現在は持っていません。
ゲッツ!なポーズが良く似合うトムさん。
Long Cold Winter (1988)
このアルバムからガラリと変わります。
1曲目冒頭からのスライドギター、往年のロックを思わせるブルージーでハードなリフの2曲目、
まんまブルースですやん!な6曲目、12弦の音色が美しいカントリーテイスト溢れる8曲目etc…
トム・キーファーのブルース嗜好が色濃く反映された、良いアルバムだと思います。
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懐かしい!勝幸先生!モスクワLIVEですよ!
ちなみに、ここはロシアではなく、
ソビエト連邦。
尚、言葉の壁は厚い模様…
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LIVE動画ハケーンできず。
地声のハスキーな低音ボイスは好きなのですが、尻尾を踏まれた時の猫の様な搾り出すウラ声はどうも…
ちなみに…
前述した、レコーディングで叩かせて貰えなかったフレッド・コウリーの代役はコージー・パウエルだそうです。
Heartbreak Station (1990)
トム・キーファー爆発。もう、やりたい放題。
メンバー、遥か彼方に置き去り。突っ走り過ぎっスよ、トムさん!
当時からしてみれば、あまりに露骨な原点回帰志向なアルバムの為、発表当時は賛否両論あった様なのですが、
ワタクシ的にはシンデレラの最高傑作。
HR/HM至上主義の方々には退屈極まりないアルバムに映るかも知れませんが、これは名盤ですよ。
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Final Countdown The Big Joint Tour '90-'91
これも懐かしい。東京ドームやなあ。
BS放送が始まって間もない頃、ブルジョワなカワグチ君の家で観ました。WOWWOWでした。
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こういう甘い曲はトムさんの真骨頂。
カワイコちゃんにキャーキャー言われそうです。べ…別に羨ましくなんかないんだからね!
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LIVE動画ハケーンできず。
どうやらワタクシはスライドギターが好きで好きで堪らない模様。
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まさかYou Tube内にフルアルバムがあるとは…
Still Climbing (1994)
4年ぶりのアルバムという事で、非常に楽しみにしていたのですが、
正直、聴いた瞬間にアレ?ってなりました。
前作でやりすぎたと反省したのか、それとも、当時シーンを席巻していたグランジ・ロックに対応する形を執ったのか、
原点回帰志向は鳴りを潜め、ゴリゴリのハードロックなアルバム。
さらに突き抜けたトムさんを期待していただけに、当時はガッカリしたものです。
悪くはないとは思うのですが、良くも悪くも普通。佳作って感じ。ワタクシは全く聴かないです、コレ。
このアルバムを最後に、シンデレラは解散してしまいます。
その後、ベスト盤が出たとか再結成したとかの情報は耳にしていたのですが、
新作を発表する事も無く、十数年を経て現在に至る訳です。
こんなに熱く語っておいて言うのも何ですが、
実際のトコロ、
大ファンというほどでもなく、まあ、結構好きかな?ってレベルだったりします。
それが何故、今さらシンデレラとかいう、トム・キーファー以外どうでもいいようなバンドの事を語っているのかと言うと…
年に1度くらいの割合でしょうか?突拍子も無く、勝幸先生とシンデレラの話題になる事がありまして。
『シンデレラって今何しよっちゃろ?』 みたいな。
毎回、会話の最後は、
『シンデレラげなサッサとヤメてトム・キーファーがソロでやればいいったい!』 で終わります。
そんな会話を何年も繰り返してきた訳ですが、先日、Amazonを探検中に発見してしまいました。
即ポチして、首を長くして到着を待っていました。
うおおおおおおおおお!
と、ディスプレイの前で雄叫びを上げる勝幸先生が目に浮かびます。
どうでもいいけど、ディスプレイとオスプレイって似てますね。
ニュースでオスプレイと聞くたびに、脳内で
雄プレイ と変換されて困ってしまいます。
押すプレイ とかね。どんなプレイやねん!って関西弁でツッコミを入れてみたり。
待てよ…
オスがあるのならメスがあってもいいのではないのだろうか…?
メスプレイ…
雌プレイ…
漢字に変換しただけなのに、何なのだろう、この甘く危険で淫靡な香りは…
開けてはいけない禁断の扉に触れてしまったかの様な背徳感…
何やら背筋がゾワゾワしてきま…って、
俺は一体、何の話をしているのだろう?
あ、そうそう、シンデレラね。トム・キーファーね。
何かもう面倒になってきたので、駆け足で進めますわ。
公式サイト ※音が出ます
方向性としては3rdアルバムに近い感じですかな。
トムさんの真骨頂、甘い曲が多めです。
シンデレラのロック・チューンが好きな人には物足りなく感じるかも知れませんが、
顔に似合わず甘い曲が大好きなワタクシは、現在ヘビロテ中。
気持ち悪い事ばっか言ってる癖に甘い曲が好きとか、
お前、ふざけんなよ!って話ですが、他人がとやかく言う権利は無いと思うの。
誰にも内緒で、
夜中にこっそりシカゴとか聴いたりしてる事はここだけの秘密。
おまけ
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