あるベーシストの平穏な日常

ネタに困った男が暗中模索する綱渡り的な日記

闘病記・まとめ2

2013年05月16日 23時35分54秒 | 日常の話

それでは、5月2日(木)の続きから。


オッサン主治医の言った通り、約20分程度で救急車が到着。
モノモノしい雰囲気の中、担架で運ばれる苦笑いのワタクシ。
尚、この時の模様は勝幸先生から写真付きでブログとfacebookにて晒されました。
勿論、ワタクシに無断で。


※勝幸先生ブログより無断転載

彼のプライバシー侵害っぷりたるや、フライデーも真っ青なレベル。
訴訟モノですわ。


そんな訳で、15:30頃には吉塚にある某・病院の救命救急病棟に到着。
まさにER。ジョージ・クルーニーとか現れそうな勢い。ER、観た事無いけど。

手術や入院の事務手続きを終え、術式の説明を受けます。
全身麻酔で手術を受けるという事、腹に3箇所穴を開け、内視鏡で患部を取り除く事、
術後の痛み止めの点滴の為、予め脊髄に直接針を刺しておく事etc…

その後、術着に着替えさせられ、パンツも手術用へと交換。
手術用パンツとか言っていましたが、要はオムツですわ。
ワタクシ、その手のプレイは趣味として持ち合わせていない為、およそ38年振りのオムツ。
これを期に童心に還り、新たな趣味に目覚めました、的なオチはありません。
う、嘘じゃないぞ!バブーとか言いませんから!

あ、そうそう。
盲腸という事で、きっと皆サマ方が気になって気になって仕方がないであろう、
ワタクシのアンダーヘアー事情について話をしておかなければなりませんね。
結論から申し上げますと、パイ●ンにはなっていません。
一昔前の開腹手術ならば全剃りがデフォだったようですが、
現在は内視鏡手術が一般的になっており、チョチョイとギャランを刈り取るレベルで済みました。
まあ、盲腸の診断を受けた当初、その辺の内部事情を全く知らなかったワタクシは、
数時間後には自分がパ●パンになってしまうと信じて疑わなかった訳で、
『メジャーリーガーかよ…』なんて事を思ったりした次第でして。
いや、パイパ●とメジャーリーガーの関係性については皆サマ方には勝手にググって頂くとして…欧州サッカーとかもね。
要は、欧米では男女ともに【パイパンは嗜みだ】的な話をネットで知って文化の違いに愕然としつつも、
最近では日本でも急速に市民権を得つつある、なんて噂がまことしやかにネット上で流布されているのを見るにつけ、
『それならまあ…仕方ないか…』と、半ば諦めと言うか、気持ちが軽くなったような気がするも、
じゃあ、実際にワタクシがパイパンになってしまった際、
『欧米か!』と、ツッコミを入れてくれる人が現れるかどうか心配になり、
今さら『欧米か!』とか誰も言わんよなあ…とか絶望したり……って、俺は一体、何の話をしているのだろう?


まあそんな訳で、到着から1時間強、17:15に手術室に運ばれました。
酸素マスクから麻酔を吸引という事で、(゜益゜)←こんな顔して抵抗を試みるも、あっけなく轟沈。

目覚めたのは丁度5時間後、21:00を少し回ったトコロでした。
普通、盲腸は小指程度の大きさらしいのですが、ワタクシの盲腸は余裕の20cmオーバー、
通常の3倍程まで成長して破裂寸前、癒着も進行していたそうで、ワタクシが思っていた以上にヤヴァイ状態だったようです。

あ の ヤ ブ 医 者 …

この日は麻酔の影響か、朦朧としていた為、そのままICUにて就寝。


5月3日(金)

07:00頃起床するも、痛みの影響と体力が落ちていた事も重なってか、寝て起きてを幾度となく繰り返す。
09:00頃でしたか…
新たな主治医のヤングマンな先生が登場。
意識確認と簡単な受け答えを済ませ、心電図とカテーテルを取り外します。
この場合のカテーテルとは…
え~と、まあその、何だ…
要はチ●コの先から通した管でありまして…

え?文字フォントが小さ過ぎて見えない?

チィッ…

チ●コの先から通した管だよ!チ●コの先からな!!

チンコチンコ言わせんじゃねーよ、バカ野郎!!

実は当初、術式の説明を受けた際、麻酔ナシで In The チンコとかいう話でして、
それこそチンコが縮み上がるほど戦々恐々としたのですが、
後に、やはり麻酔ナシでは非常に激痛を伴うので…という事で、全身麻酔後に変更になりました。
冷静に考えれば、そりゃそうやろ!!って話ですわ。
何か、面白がって脅されただけのような気がして釈然としません。
ちなみに、カテーテルは勢いよく一気に引っこ抜くのですが、その瞬間は(*゜Д゜*)←こんな顔になります。

そんな、数多の辱めを乗り越え、午後からパンビョ―(一般病棟)に移りました。

新たな病室は3人部屋で、一番奥の窓際がワタクシの寝床。
ヤングマン主治医から『出来るだけ動くように』とお墨付きを頂いたので、お言葉に甘えて喫煙所に入り浸りました。

まあ、そんな感じで入院生活5日目も無事終了…

と言いたいトコロですが、此処でも爺さん×2が奏でる鼾のハーモニーに悩まされ、
誘眠剤の助けを借りる事になりました。


5月4日(土)


05:30起床。
喫煙所直行→部屋で読書→喫煙所→部屋で読書→喫煙所→部屋で読書……無限ループ。




5月5日(日)


05:30起床。
喫煙所直行→部屋で読書→喫煙所→部屋で読書→喫煙所→部屋で読書……無限ループ。



5月6日(月)


退院。


~7泊8日・盲腸の旅 完~




闘病記・まとめ

2013年05月13日 01時29分21秒 | 日常の話

う~む、イカン。
どうにもブログの放置癖が治りません。

あ、虫垂炎の方は順調に回復しております。
5月7日(火)、おかげ様で無事に退院して参りました。


入院中は『リアルタイム闘病記』と称し、携帯からテキトーに更新して来ましたが、
後から読み返して見てみると、詳細にはあまり触れておらず、
勢いだけで乗り切りました的な、何ともムズ痒いようなシリーズになってしまった為、
一連の経緯を振り返ってみようかと思います。


4月29日(月)

11:00起床。
軽く胃に違和感を覚えるも、ワタクシにとってみればまあ、よくある話。
サクロンのバッタモン的な緑色の胃薬を飲み、ダラダラとネットとかしていました。
普段なら、30分もあれば胃薬が効いて楽になるのですが、その日は全くその兆候が現れません。
『飲みすぎたかな…』と思い、前日、モノ凄く久々に買ったバーボンを見てみると…



あ~、やっちゃってますなぁ…
そういや、途中から記憶ねえしなぁ…
相変わらず懲りんなぁ…こりん星とか懐かしいなぁ…

てな事を思いながら、虎の子ウェポンのガスター10を服用。

まあ、これで大丈夫やろ…
と、安堵するも、一向に胃の違和感が治まらず。
それどころか、時間の経過と共に、キリリ…キリリ…と痛み始めました。

この頃から、5年前に患った十二指腸潰瘍の時の忌まわしい記憶が甦り、
恐ろしくなったワタクシは布団を被って寝る事にしました。

しかし、痛みは多重債務者の借金の如く膨らみ続け、
起床から6時間後、遂に我慢の限界値を超えてしまい、近所の某・総合病院に駆け込みました。


その日の当直は20代後半と思しき内科のJOY…もとい、女医。
エリート意識が強いのか、はたまた持って生まれた性格なのか、非常に高飛車な感じ。
看護師さんに指示を出す様子も、見ていてスゲー感じ悪い。
勿論、診察台のワタクシとの一問一答でも同じ対応。

ワタクシが真性ドMの患者ならば、AVも真っ青なレヴェルのご褒美 的シチュエーションな訳ですが、
悲しいかなワタクシはS。ブッちぎりのドS。終始イライラするだけでした。残念。

エコーとCTスキャンでは特に異常無しとの事。
ワタクシ、前日の夕飯から何も食べていなかったので、胃カメラでの診察を直訴したのですが、
祭日で胃カメラの技師が不在との事で、翌日に持ち越し。
この時点で38時間の絶食が確定。
そのまま入院という事になった訳ですが、痛みの原因が確定していないという事で、
抗生剤の点滴のみで、痛み止めの類いの内服薬等は処方されませんでした。
チッ、この役立たずの雌ブタ…い や 、 何 で も な い 。




4月30日(火)

朝イチで胃カメラ検診。
泣きながら胃カメラを飲み込むも、胃、十二指腸共に問題無し。
実はこの頃、既に胃の痛みはだいぶ治まっていたのですが、
その代わりに右下腹部が微妙に痛み始めており、それを主治医のオッサン先生に訴えるも華麗にスルー。

抗生剤の点滴で暫く様子を見ましょう。
食事は…取り合えず、明日までは控えましょう。


ちょっと何言ってるかよく分からないんですが、60時間の絶食が確定した事だけは理解できました。

まあ、そんなこんなで入院生活2日目が終了。


5月1日(水)

入院生活3日目。
相変わらず右下腹部に微妙な痛みを感じるものの、抗生剤が効いたのか、胃の方はほぼ完治。
この日、絶食の禁が解かれ、待望の食事。3日振りの食事。正確に言うと62時間振りの食事。
ヤター!とか思っていたのですが、朝食はお粥のみ…
ひもじい思いを乗り越え、昼食は何とか通常メニューに有り付きました。



病院食に味とか求めてはいませんが、これは衝撃的に不味かった。
どうやったらこんな不味く作れるのか、是非ともレシピを拝見したい。
もしかしたら、シェフはイギリス人なのかも知れませんね、HaHaHa。
つーか、めでたくもないのに赤飯て…
これって新手の嫌味なのでしょうか?
それとも、ワタクシが弱っているからといって、これ見よがしに喧嘩でも売っているのでしょうか?


午後になり、これまで2人部屋を1人で使用していたワタクシにルームメイトが出来ました。
何処か他所の病院から転院してきたと思しき爺さん。
この爺さんもまた、衝撃的でして。
鼾、歯軋り、寝言の三重奏。
しかも、
グゴゴゴゴォォォォ…グゴッ…………プハァ!!グゴゴゴゴォォォォ……
という、『睡眠時無呼吸症候群』というオマケつき。

まあ~、これが気になって眠れない。
ナースコールを握り締め、オロオロするワタクシ。
そんな爺さんに振り回されるも、最後は誘眠剤を貰って何とか就寝。


5月2日(木)


相変わらず右下腹部に違和感はあるものの、
抗生剤の効果なのか、特に痛いと感じる程でもなく、
翌日から4連休という事もあり、退院に向け色々と画策してみました。
と言うのも、もし仮にこの日に退院許可が下りなければ、
次の診察は連休明けという事になり、否応なく入院が4日延長されてしまうのです。

そんな訳で、点滴台を従えつつではあるものの、院内を無駄に歩き回り、
僕はもう大丈夫ですよ~。ほらほら、完治してますよ~。と、無言のアピール。
その甲斐あってか、オッサン主治医の、
午後から検査して、問題なければ退院しましょうか?という、免罪符を取り付けることに成功。

帰る気マンマンで、2度目のエコー診断に臨みました。

エコー技師)
あれから胃の痛みの方はどんな感じですか?


ワタクシ)
胃は全く痛くないですねぇ。強いて言うなら、若干、右下腹部に軽い違和感が…


技)
右下腹部?じゃあ、ちょっと見てみましょうか……ん?アレ?


ワ)
ちょ、どうしたっスか(笑)


技)
…盲腸です。


ワ)
は?


技)
いや、最初、胃が痛いって話やったけん、まさか盲腸とは…


ワ)
え?え?俺、退院できないんですか?


技)
これは…手術やなあ…


ワ)
薬で散らしたりとかは…?


技)
…無理。多分、即、手術やねww


オイ、お前、笑い事じゃねーぞ。


あまりにも衝撃的な話だった為、イマイチ思考が追い付かず、
病室で半ば呆然としていたトコロ、オッサン主治医が登場。


主)
緊急に手術できる病院を探していますので、準備して下さい。


ワ)
は?


主)
稀に盲腸で胃の痛みを訴える人が居るんですよねぇ。


ワ)
ちょ!俺、右下腹部が痛いって言いましたよね?


主)
ああ、うん。盲腸かも…って思ったけど、それにしては元気過ぎるけん、まさかね…って…
抗生剤が効いたけん、痛みが出らんかったかも知れませんねぇ。
あ、20分くらいで救急車が来ますんで。


ワ)
………


主)
あ、救急で呼んでるんで、痛そうなフリして下さいねWW





何やらスゲー嘘っぽい話です。
コイツ、また面白おかしくしようと思って大袈裟に…

とか言われそうですが、会話に関して言えばほぼ ガ チ 。
これ、マジなのですよ。
あまりにもブッ飛んだ対応であった為、未だに怒りよりも笑いが込み上げて来てどうにもならん。
事実は小説よりも奇なり。








簡潔に纏めるつもりだったのですが、
年を取ると、話はおろか、メールもブログも長くなってイカンですな。


続きは明日…
いや、明後日…?
明々後日かも…


…うん、来月までには何とか。




リアルタイム闘病記3

2013年05月05日 16時36分55秒 | 日常の話
リアルタイム闘病記とか言いながら、丸3日も放置してしまい、
皆サマ方に多大な御心配をお掛けしました事、ここに御詫び申し上げます。

え?

心配なんかしてねーよ!
…って?

ハハハ…

お 前 も 病 院 送 り に し て や ろ う か ?


まあ、何て事はない、携帯の充電が切れていまして。

丸3日放置している間、お陰様で身体も順調に回復へと向かい、無事に明日、退院の許可が下りました。
ヤター。

この悦びを一刻も早く皆サマにも伝えたい。
そこでワタクシ、
病院から200mほど離れたダイソーに、
充電器用の乾電池を買いに行く事に。

退院の許可が下りたとは言え、手術してからまだ3日。
傷は塞がっておらず、体力が落ちていた事も重なり、往復400mで疲労困憊。

這う這うの体で帰還、ベッドで休んでいたトコロ…
『ヤスコウチさ~ん、採血で~す』

と、看護師サン降臨。

テキパキと体温、血圧を計り、採血。

その後、主治医のセンセー降臨。

『ヤスコウチさん…
また少し白血球の数値が上がっとうねぇ…
血圧も若干高いし、微熱もあるねぇ…
もう1日、様子見よっか?』


白 紙 撤 回 。


自爆……

そして地縛……

リアルタイム闘病記2

2013年05月02日 14時10分52秒 | 日常の話
エコーとCT検査に挑んできましたwww

この結果次第でワタクシのGWの命運が左右される大事な大事な検査……

結果は……
ゴクリ……



虫 垂 炎 。


緊急手術!!


ちょww盲腸てwwww

今から何処かの病院に飛ばされます……

リアルタイム闘病記

2013年05月02日 12時24分22秒 | 日常の話
隣の爺さんの鼾と寝言と歯ぎしりで寝不足気味でしたが、
本日、無事に部屋を替えて貰いました。


新たな相棒は、本日が91歳の誕生日だという、これまた爺さん。

15分ほど自分語りをした後、現在は気持ち良さそうに眠っておられます。

盛 大 な 鼾 を か き な が ら 。


帰りたい…