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人々④恋愛その2

2006-06-19 | フィリピン

恋愛その2


PPでの恋愛

少し話はそれます。私の友人がかなりのPP好きで,もちろん友人の彼女はPPの女性でしたし,経営者や店のスタッフとも懇意でしたので,内部からPPの女性を知ることができました。つまり,仕事上(PP)のつきあいではなく,楽屋裏の彼女たちを知る機会が多くありました


PPの女性は貧困家庭が多いとのことです。確かにそうでしょう。フィリピンではホステスに対して偏見があります。ある程度以上のクラスなら絶対にPPでは働きません。それでも日本に行くのは,やはり金が欲しいからでしょう。日本のタレントのほとんどは,フィリピンでもどこかのクラブに勤めていたと思います。その延長上というかステップアップに日本行きがあります。一家の収入が唯一彼女だけ,というケースはざらにあります。日本行きに決まっただけで,家族が仕事をやめてしまうケースも多いらしいです(なにせ,月に5000pしか収入のない人も数多くいます。娘の収入と比較すれば馬鹿らしくてやってられないのでしょう)。


そんな彼女たちですから,彼女たちの目的は金です。恋愛ではありません。彼女たちが客と会話しているところを楽屋裏から何度も見てきました。客は熱をあげているのでしょう。でも,彼女たちはまさしく”仕事”をしていました。「おまえ,よくその口からそんなこといえるなあ」という感じです。それでも,少なくともその会話は恋愛です。彼女たちに聞いてみると,仮に仕事だとしても会話してるときは嬉しいらしいのです。落ち込んでいるときでも,客と会話すると元気が出るといいます。100%仕事ではないのです。PPの良さが擬似恋愛にある,といわれる理由がわかります。


こんな例があります。私の友人のタレントは,本当の旦那(ただし,彼女の愛は冷めている),本命の彼氏(ただし,彼氏は冷たい),結婚を申し込んでいる日本人二人A,B氏(どうやら魅力がないらしい)という環境にいました。A,B氏はほぼ毎日長時間の電話を掛けてきます。もちろん,A,B氏は「大事なお客様」です。でも,本命の彼氏とうまくいっていないので,A,B氏に心が傾くことがあるそうです。その後どうなったかはわかりません。


なんにせよ,フィリピン女性にはまっている(はめられている)男性の方に申しあげたいのは,二つ。「おじさん,だまされているよ」,というのと,もう一つは「継続は力なり」。がんばってアプローチをかけていけば,ひょっとすると,ということです。


はめられている男性簡単チェック雷

 ○店にきてくれコールばかり

 ○休日にあってくれない


この2点が確認されれば,あなたは金づるだと思います。わかってるって?そうかもしれません。わかっててもやめられないのが悲しい男の性。女もいっしょか。


貧困層とつきあうときは注意
余計なお世話で恐縮ですし,わかったような口をきくな,と怒られそうなのですが,フィリピン女性と付き合う上で気をつけたいのは,貧困層とつきあうなだと思います。たとえ本人がどれだけ素晴らしい女性であろうと,家族やその周辺に問題がある場合があります。要するにたかられるのです。


フィリピンクラブの女性は100%家族に仕送りしています。家族がその収入に頼りっぱなしというケースも多々あります。多くの日本人が貢君になります。中には,結婚の約束をして現地に家まで建てたのに,マニラ空港についたら迎えがこない。数日待ってもこない。ついには精神に異常をきたし...私の顔見知りの話です。ネットを見れば悲惨な例はたくさん出てきます。だまされて現地で殺される例も少なくありません


ところが,日本人の多くはフィリピンクラブでフィリピン女性と知り合い,結婚を決意します。なんとか上手くいっている例もあります。しかし,大部分が離婚します。ただでさえ国際結婚は上手くいかないといいいます。ましてや,本人以外のところで問題を抱えていては,上手くいくのも上手くいかなくなるでしょう。最悪は,前述の通り,結婚どころか自分の生命さえ危なくなります。家族はちゃんと働いているのか。これは最低限チェックしたいものです。また,英語がちゃんとしゃべれない女性は貧困層出身なので,極力距離をおくのが賢明だと思います。ほんと,余計なお世話で申し訳ありません。


などとえらそうなことを申しあげてきましたが,私,ストリッパーとも付き合うことになりました。そのうち誰かに刺されるかもしれません。


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