前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

久しぶりの大笑いの会話

2024-06-08 18:57:00 | 私と周りの人のこと
昨日は母が来て初めてのお出かけ。

本当は銀行に行って印鑑の手続きを予定していたが、通帳もカードもないのでちょっと複雑で時間もかかりそうなので、今回はやめにした。

代わりに急遽一時休止にしていた携帯電話を復活させてもらう手続きに行った。

無事終えて、買い物へ。

ウチに来るとやはり大好きな猫たちに会えたのが嬉しくて、ずっと名前を呼んでいる。2人の名前は反対になることもあったが、でもちゃんと覚えてお相手をしていた。

おとなしいね、と言うので今はおとなしいけど夜中はすごいよ、猫かぶってるの、などと言っても、ふーんおとなしい猫やと信じられない風だった。

夕飯は、お刺身、お寿司、焼き鳥など、あと夫がハツを買ってたのでそれを炒めた。

母は意外に食べた。お寿司を4つくらい、お刺身もいくつか食べて1センチくらいのレモンハイを飲んだ。

話がはずむ。

前にね、と母が話し出した。

テーブルでみんなで食べてたら…というので、ああ、卓球に行ってた時の話だなと思ったら違った。

1人が席を立ったときに
「あの人すましててとっつきにくいわ」って誰かが言ったから「そうやねー」って言ったら、

「あんたも来た時はこうやってすましてたよ」って言うねんやん、とモナリザのような格好をしてすまし顔をした。
「そんなことないわー」って言うても、「いや、初めはこうやって(とまた同じ格好をする)とっつきにくかったわ、ねえ、そうやったやんねー」って近くにいた人にその人が言うたら、「そうや怖かったわ」って言うから、「そんなことないわ、私は誰とでもすぐ話するのにって言うててんよ」とケラケラ笑いながら言う。

私もモナリザ風のギョロッとしたすまし顔が面白くてお腹を抱えて笑った。

そして私が
「そうやん、始め全然喋れへんかったわ。4人で座ってても1人すましてたし、ご飯もぜんぜん手をつけないで、ただ座ってたよ」と言うと

「そんなん考えられへんわ、なんか人見知りしてたんかな?」と不思議そうに言った。

相手は完全に標準語の人たちなのに、母は全てその会話を関西弁に変換して私に話す。

言葉が合わなくて寂しい思いをするのでは?なんて考えていたし、喋らないからてっきりそうなんだと思っていたが、こちらもまた取り越し苦労だった。
たいしたものだ。

なんでもすぐに忘れるのに、
記憶がしっかり残っていた。

面白おかしく工夫して私に話してくれたのが以前と同じように思えて、嬉しくて仕方なかった。



※下野(シモツケ)


コメント
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