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前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

見えず聞こえずとも〜夫婦ふたりの里山暮らし 〜

2025-06-26 22:48:00 | 残しておきたい言葉
とても穏やかで、心に刺さる作品だった。

60代のその夫婦は京都・丹後半島の山あいに暮らしている。妻の久代さんは目が見えず、耳も聞こえない。だけど2人には笑いが絶えない。彼女はカラカラと笑い、楽しそう。
そして夫の好彦さんはいつも穏やかに見守る。

見るうちに彼はどうしてこんなに穏やかなんだろうととても気になっていた。
そんな彼の言葉を聞き、納得した。


「相手が満足できて初めて自分も満足できる
まずそれが1番結婚してわかったことで
相手が苦しんでて自分だけ良い生活しても結局自分も全然喜べないって言うね
そういう中で相手の価値観も受け入れていくと言う
昔のかたい自分から見るとちょっと柔らかくなったというか

ふやけたんかもしれないけれど」


こんなふうに考えると、彼のように穏やかになれる。心に刻んで私もそんなふうにしようかと。




 時をかけるテレビ

2015年放送のNHKスペシャル「見えず聞こえずとも〜夫婦ふたりの里山暮らし〜」

2025年6月20日放送





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初めて仕事を覚える楽しさ、評価されるうれしさ

2025-04-04 18:43:00 | 残しておきたい言葉
少し前から再放送が始まっていた。
最後から二番目の恋。

そして、
今は続・最後から二番目の恋を毎日見続けている。

当時はちょうど仕事を辞めた頃で、ずっと仕事ばかりだった自分を重ねて見ていた気がする。

その頃も素敵な言葉を残していたのだけど、また残したい言葉が出てきた。



なんかね、まりこちゃん見てると涙出てくるんですよ。


こう初めて仕事を覚える楽しさ、

評価されるうれしさ、

今日よりも成長している明日を感じますね。



 最後から二番目の恋 第11話(最終回)より




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ひとりで生きる みんなで生きる

2023-09-11 12:20:00 | 残しておきたい言葉
今、ひとりで生きる、みんなで生きるという番組を観た。こころの時代という堅そうな番組。夫が、たぶん私が興味があるだろうと録っておいてくれた。

なんて偶然、つい数日前に図書館から借りてきた「かっかどるどるどう」の作者、若竹千佐子さんが出てきた。
じつはもうその本は玄関に置いていて、ちらっと見ただけで読まなかった。あいやーという文字が見えて、なんとなく私は前作の「おらおらでひとりいぐも」も最後まで読んだけどそんなに好きではなかった。

今度の本が、ひとりで生きる、みんなで生きるがテーマだったので予約したのに、あまりにも前のことで忘れてて読まずに返すつもりだった。

1時間テレビを観て、読む気になってきた。


番組の中で語った千佐子さんの素敵な言葉を残しておきます。



一緒に入院していたおばあさんが退院でうれしいはずの時に泣いた。おばあさんの気持ちが自分が退院してからわかった。
「ああ、あのおばあさん退院して1人になるのが寂しかったんだな」

「そっか、やっぱり人と人が関わりあって生きることのそのうれしさも確かにあるよなって」



「かっかどるどるどぅ」
ねえ、家族ってさ、血がつながらなくっても家族になれないかな。
みんなで一緒にご飯を食べてさ、笑ってられたらそれでいいんだ。一緒にご飯を食べる人がいるって、それだけで幸せなことなんだ。
ゆるくつながる人間関係があれば
それでいい。
それがあたしの考える家族だ。


※写真はこの場面で流れていたものです。




「老いるってイコール経験すること、イコールわかること、でわかることは一番楽しい。
だから老いることも楽しい」



「別れ際、私は40年間言いたくても言えなかった言葉を口にした。
「仕事いぐがら」
母は満足げに、
「いげ」と言った。


こころの時代「ひとりで生きる、みんなで生きる」より



さて、まだ返してなかった本を今から読みます。








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相手の幸せを願う気持ち

2023-07-27 18:18:00 | 残しておきたい言葉
昨日からの続き

冷蔵庫なし、エアコンなし、洗濯機なし…究極のシンプルライフの稲垣えみ子さん。

最初は近所の人とのコミュニケーションが苦手だったえみ子さん。
「だんだんコツがわかってきて、お坊さんみたいなこと言いますが、相手の幸せを願う気持ちがあったら相手がニッコリするようにやればいいんだなって思って。だからまずニッコリするとか、それだけで全然変わります。相手が笑顔になると反射的に笑顔になるんで、これでいいかなって」


「色んな人と付き合っているとみんなちょっと変なとこがあるんですね。で、迷惑だなってこともあって
(中略)
迷惑をかけあうことが人間関係なんだなって思って、
変とか受け入れられないって言うことは
自分もそうだなって思ったときになんか受け入れられるようになって
それですごくうまくいくようになりました」

(そこが気にならないからその人との付き合いも続くってことなんですね…大吉さん)

「自分が一番変なんですよ。そう思ったらすごい。人がどうのこうのっていうのをジャッジしてやらなくなったらすごく生きやすくなった」


そしてこうも言う
「ないことが楽しい」




※本日のお花はモミジアオイ
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今、生きてるだけで100点

2023-07-14 14:54:45 | 残しておきたい言葉
昨日残しておこうと思って書き留めた言葉。
入力したと思って捨ててしまった。
ああ、運悪く今日はゴミの日でもうすでにない。
結構いっぱい書き留めたというのに…

とても心に響いたその言葉は、
ご主人がもう何日も入院していて、いつも寄り添っている方が語っていた。

治る見込みがないような病気で、一人でいるときに発作が起こったら大変なことになる。
病気が分かった時は泣いてばかりいたという。

でも今は、生きてるだけで100点と笑っていた。

そんな言葉が心に沁みた。

ちょびの耳が聞こえないと思ってふさいでいたが、
そう、そうねって思えた。


さて、もう少ししたら、病院に行ってきます。




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妻が私を忘れてしまっても

2023-06-12 23:34:00 | 残しておきたい言葉
「失われた時をこえて」〜認知症家族の3年〜を観た。

母よりももっと重度な認知症の方の家族の方々のお話。

吉田さんは奥様の多美子さんが63歳のときに認知症と診断された。80歳になった今はもう自分のことをわからなくなってきているという。


吉田さんが家事をしながらかつての多美子さんのことを語る。


「夕方近くになってきたらウロウロしだしたですね
それは料理をせなあかんゆう意識だけはあって、だけど実際にどこから手をつけたらいいかとか分からないから、
時間が来たら何しようとか、食べるものあるかなとか、材料なかったらあるかなって言ってなんか自分の仕事やと思ってて
そういうのがあるとうれしかったんやね」

多美子さんの若い頃の写真が流れる
元気いっぱいの明るい姿だ


「彼女が私に対していたわってくれた
こんなに思いを持ってたのに
それに対して感謝もしないしね
報いもしなかったな

なんかもうちょっと家内のそういう気持ちをくんでやれたら良かったなと思って

今頃になって手遅れなんですけどね」

ぼつぼつ語るのが寂しい


こんないい言葉を聞けたのだからちゃんと活かさないと、

母に対してそう思った。

と同時に夫のことも思っていた。
いつも不満ばかり思って感謝してないなって。

認知症のことを思って観たのだけどご夫婦のお話だったので、そんなことを考えた。




※13日の夜中に再放送があるようです

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組織に無駄な人、いなくていい人などいません

2022-06-08 16:31:49 | 残しておきたい言葉
5月下旬、日経新聞の「人間発見」に前の会社で好きだった方の連載があった。

「全員活躍」が使命

「人は皆、違う生い立ちを持っていて、得意なことが必ずあります。逆に優秀とされるリーダーも必ず限界や不得意なことがあります。ならば個人で競争するのではなく、互いに得意な部分を生かせばいい。」

「頑張りたくない、成長したくないと思っている人はこの世にいません。仮に少し元気がない人がいたとしても、ちょっとしたきっかけでフル稼働し始める姿を何度も見てきました。
人の可能性を信じ、全員を生かすのが人事の仕事。組織に無駄な人、いなくていい人などいません。」
                        日経新聞 人間発見より

「組織に無駄な人、いなくていい人などいません」
彼女と同じ職場にいたときに、いつからかそんな風に考えるようになっていた。
いま、生きづらい、孤立しがちな方の居場所を開催したりお手伝いをしたりしているのは、それが影響しているのかもしれない。

やっぱり同じ会社で培われた考えなのだなと納得した。

そして、私も彼女に助けられて、
このブログでも2回登場いただいていた。

なので、目にしたときは大いに喜んで、大いにびっくりした。

以前の記事


※写真は道楽さんのブログより「花菱草」


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行く言葉が美しくてこそ 返る言葉も美しい

2022-01-21 11:35:24 | 残しておきたい言葉
を見た。

以前、茨木のり子さんの詩が好きだった。

今回この番組を見て、一番響いたのは茨木さんが語ったこの言葉だった。

「韓国のことわざで美しいなというのはですね、
『行く言葉が美しくてこそ 返る言葉も美しい』というのがあるんですね。
自分がしゃべる言葉が美しい言葉であれば、相手からも、また
きれいな言葉が返ってくるという。これなんか本当に好きですけどね」

この言葉で何度か登場しているコムライさん(仮名)のことを思い出していた。
(今日からコムライさんにしました。今までではOさんと言ってたのでそのうち前の記事も変えておきます)

彼の話しことばはとても美しい。
いつも丁寧で
「‥・とおっしゃいましたがとか
お見えになったらとか
差し上げたいとか
お持ちになってて結構ですとか
〇〇さんに申し上げましたとか」
今ちょっとLINEを見返しただけでもいっぱいあって
まったく滑らかに出てくる。

そういえば「まったく〇〇」ってのも彼の言葉だった。

なので、私もちょっとつられて丁寧になる。
元々10歳以上上の方なので私からすれば当たり前なのだけれど、
彼は下の人でも全く変わらず美しい言葉を話す。
(大和言葉というのかな?)

そのうえ様々な言葉を知っていて、
私はわからない言葉を調べては感心している。



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自分に言い聞かせる言葉

2021-12-19 12:29:51 | 残しておきたい言葉
少し前に、
「認知症介護におけるアンガーマネージメント」
の講座をうけていた。

残しておきたい言葉を残すのを忘れていた。

母との会話で起こるたまのイライラ。


そんな時に
「大丈夫」「まあいいか!」
「落ち着いて」「冷静に」など
自分に言い聞かせる言葉を心にささやきましょう、というのだ。

(講座より)



うーんちょっと違う、私にはなんという言葉がいいんだろう、と講義を聞きながら考えていた。

そしたら最後のまとめのところにあった。



アンガーマネージメントに必要なことは…

「仕方ない」と割り切る気持ち
+
深く考えずに気楽に構える、力を抜く
自らの心に余裕を持つ


「諦める」「我慢する」のではなく、
そういうこともある」と受け入れる姿勢が重要なのです。

認知症の人は一瞬一瞬を紡いで生きていく
その一瞬一瞬を笑顔でつなぐのが私がやること
 
               
「認知症介護におけるアンガーマネージメント」の講座より




そういうこともある。

これだ!







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人生を楽しむお金の使い方 その2

2021-12-02 16:31:38 | 残しておきたい言葉
その1より続き

きのう、前から気になっていたお店に入ってみることにした。
外から見えるところに飾っている服が素敵だなって思っていた。
いつもは慌てて駅に急ぐときだったり、自転車で横を駆け抜けたりで寄れないでいたが、
きのうはたまたまゆったりとした時間に歩いていたから寄れた。(セールで50%off というのも目に留まった)

初めて入るその店のオーナーは安心感のある方だった。
「前から入ってみたかったんだけどいつも急いでいて、やっと入れました」などと話すと「ゆっくり見ていってください」と。

ニットが並ぶコーナーで素敵なセーターを見つけた。
紺系統のざっくりしたセーター。
袖がミックス糸みたいで点々とブルーや赤っぽい色が入っている。
身頃は落ち着いた黒や、グレーなどの切り抜き模様みたいなのが入っている。

高そうだ。

並びにある値札が下がっているものを見て何となくの値段を確かめる。
19800円とかついている。
ああ、ここは少々お高いお店だったんだ。

紺のセーターが素敵だと会話していたら色々教えてくれた。
山形の老舗のメーカーのもので糸から作っているとのこと。
オバマ大統領の奥様の黄色いカーデガンの糸もここで作られたとか。

ああそんな。オバマ大統領の奥様と同じ服など私にはもったいないわ、
などチラリと考える。

身頃の模様のこととかも教えてくれて「これはいくらだったかしら?」と中に入ってるプライスカードを引っ張り出してくれた。
なななんと、39,800円だった。(確かそれくらい4万円弱だったような…)

横にあったのの2倍だったのだ。
でもいつもは割引のできないものだが、今回は特別2割引きができたという。

形も身頃が横に長くて袖もぶかっとしていて見たことのないような形だった
おしゃれさ満点だ。

M&KYOKOというブランドだった。初めて聞いた。

「ここのはなかなか高いのだけど、安いのを買っても飽きてしまったりするでしょ。私もやっちゃうんだけど。若い子は毎年買い替えるけど、いいものは何年も好きでいられるわよ」
などとおっしゃる。

わかる、わかります。

以前、リバティのブラウスを買ったときも高いと思ったけどいまだに着ている。

ああでも「そうですね」と言って買ってこれなかった。

ここ何年もかかって服を買わないでどんどん減らしてきたという経緯もあった。
もし購入するなら何かを減らさないととも思う。

まだまだ処分していないのは残っていた。

素敵だなって思ったものを即座に買えるような自分でありたいと思う。
着るたびにいい気分になれるようなもので身を包みたい。
と思いながらもなかなかそんな風にはならないのだった。
京都の男性と同じで、
「その通りと思うのですが…」である。

もう少し、検討して今度行ったときに売れてしまっていたらそれはそれ。
ああ、そんなに思い入れはないのかな?


※写真は道楽さんのブログから


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