ビットリア・ディアマンテプロ・ラディエール 自転車用ラジアルタイヤとして市販されている数少ない銘柄の一つ。
ラジアルタイヤの特徴として一番感じるのは「しなやか」という事。柔らかいわけではない。
表現が難しいが通常のバイアスタイヤだと圧が接地面のみが潰れる感じだが、ラジアルタイヤだと接地面付近のタイヤ全体がたわむ感じがする。
あくまでイメージだけど。
空気圧は推奨範囲が7~10気圧とやや高めながら10気圧近くで走ってみても硬いという事もなく十分に快適だった。
レースレベルな人だとケーシングの柔らかさが駆動ロスとして嫌われるかもしれない。
ロングライド主体のホビーライドにはネガティブよりポジティブ面の恩恵の方が多いと思う。
この辺がビットリアがトップグレードでラジアルタイヤを展開していない理由かも。
注意すべきはウェットグリップが微妙なところ。濡れた路面のキツめの上りダンシングでグリップを失う事がある。
急激なトルク変動が苦手っぽいのでウェット路面では急の付く動作は要注意だ。この辺はしばらく様子を見よう。
このしなやかな特性はアルミフレームなんかと相性がいいかもしれない。
ガチガチアルミフレームのルイガノ号に履いてみたくなった。また今度チャレンジしてみようと思う。
今のところビットリア・ディアマンテプロ・ラディエールは満足度は高い。一気にラジアルタイヤ信者になってしまった。