カタログを語るブログ

【カタログコレクション】
捨てずにとっておいたカタログ・パンフレットなどをひっぱり出して眺めるブログ

1986.6パイオニア レーザーディスクカタログ

2006-02-28 20:22:07 | オーディオ
LaserDiscはパイオニアの商標です。

今やすっかり姿を見なくなったレーザーディスクであるが、これも未来を感じさせた製品であった。
吉幾三の「俺ら 東京さ行くだ」(1985年)には
「レーザーディスクは何物だ?」
とまでいわれたその時代最先端の製品であったはず。
しかし表紙のキャッチコピー
「絵の出るレコード
は今となっては、いささか郷愁を感じさせる。

LD-9200D  129,800円

CDも聴けるタイプ
CLD-7  158,000円
その他シリーズも軒並み15万円前後する。



PSE法!

2006-02-26 18:25:29 | 日記
本年4月1日よりPSE法(電気用品安全法)の一部の猶予期間が切れ、マークのない2000年以前の電気製品は基本的に流通できなくなるという。(こちら参照)

特に私は音楽に親しんできた立場から、中古シンセサイザーなどの楽器が流通しなくなることに対し、憂いている。

シンセサイザーは1台1台が個性を持った楽器である。
トランペットでフルートの音が出せないように、それぞれのシンセサイザーでなければ出せない音というのが存在する。
これは新製品のほうがいい音がするとか、そういう問題ではない。

クラシックギターがエレキギターに進化したからといって、クラシックギターのよさが失われるわけではない。全く別の楽器である。

特に70年代を中心としたアナログシンセサイザー
そのアナログさゆえに現代のデジタル技術では再現が難しく、故障した場合は部品の調達すらままならないものもある。
今なお数十万円で取引されるシンセがあるのは、現在のシンセではできない音やニュアンスがあるからである。

1970年頃の当時の音楽、(たとえばテクノ)などを再現させることは同法が施行されることによって、難しくなるだろう。

これらの楽器の流通を止めることは音・音楽という文化の破壊行為だと私は受けとめる。



それ以前に、親、祖父母、先生からも
物は大事に使いなさい
と言われたものだ。
中古業者が廃業した場合大量の使えるゴミが発生するであろう。
この法律はゴミを作る法律なのだろうか。
日本人の美的感覚まで破壊する法律なのであろうか。



1986.3 SONY WATCHMAN

2006-02-25 20:22:29 | テレビ・ビデオ
 SONYが液晶テレビ世界シェアのトップをとったとかでニュースになっていた。
それを記念するわけでもないが、
SONY フラット白黒テレビ WATCHMAN 25,500円

先日カシオ液晶テレビであったように、小型にするのには液晶が適しているわけだが、さすがはSONY、ブラウン管で小型のテレビを発売した。
画面の大きさは4cm×3cmである。
別売りで画面の大きさが2倍になる拡大レンズがあった。
重さは電池を入れて410gなので携帯型CDプレイヤーの「Discman」のほうが重かった。

1986.4TDKカセットテープ

2006-02-24 21:00:05 | オーディオ
 TDKカセットテープのADシリーズ
今やカセットテープ自体使わなくなってしまったが、カセットテープには大変お世話になった。今もなお200本近くあると思うが、捨てられない。

ちなみにこの人たちはサザンオールスターズではなく、
KUWATA BAND
原由子の産休中に1年間だけ活動した。

1986.3 SONY ヘッドホン総合カタログ

2006-02-23 20:18:34 | オーディオ
 SONY ヘッドホン総合カタログ。
表紙を見ても現在とあまりかわらない。
表紙のタイプ製品名は
NUDE
ヘッドホンではなくステレオイヤーレシーバーというらしい。
このカタログ内では頭からかぶる形のものを「ヘッドホン」としていて、区別をしている。
今では「ヘッドホン」といえばこの表紙のタイプを思い浮かべるが、当時はまだ斬新で、差別化を図っていたのであろうか。

1984 SONY Discman D-50

2006-02-20 20:50:00 | オーディオ
 先日の補足。
Discman D-50MkⅡというくらいなので、初代D-50があり、うらの上段にちょっと載っていた。

1984年11月発売らしい。
これも一応定価はMkⅡと同じく49,800円
本体の重さは80gほどの差しかないが、持ち運ぶ場合のバッテリーが
単2電池×6なのであった。
もちろん、それでも充分画期的な製品であったことは言うまでもない。

MkⅡで単3電池になった分改良されていたのである。

また、いつの頃からかわからないが、SONYの携帯型CDプレイヤーは「Discman」から「CDウォークマン」に変更された。
「Discman」は後にDVDドライブとして再登場している。

1986.ファーストキッチン ベーコンエッグバーガー

2006-02-19 19:54:42 | その他
 今回初めて食べ物関係。
ファーストキッチン ベーコンエッグバーガー
看板商品である。
確かお客さん役の田代まさしが店のカウンターに来て、あっかんべー をしながら「べーコンエッグバーガーください。」というCMだった。このCMでベーコンエッグバーガーという商品名を覚えたものである。
単純ながら非常に印象に残った。
ファーストキッチンでこれ以外のCMの記憶がないくらいである。

田代まさしはこの当時「夕焼けニャンニャン」で知名度が一気に高まった。

1985.12 SONY Discman D-50MkⅡ

2006-02-18 10:01:27 | オーディオ
 SONYのポータブルCDプレイヤー
DiscmanことD-50MkⅡ
49,800円

さすがにウォークマンのようにポケットに入れることはできず、肩からベルトで掛けて携帯するようだ。
重さ 510g(おそらく本体のみであろう。)
バッテリー 単3乾電池×8 (重い!)
連続再生時間 3時間 (通勤・通学2、3日分くらいか?)

ちなみにiPod nanoは
重さわずか 42g(バッテリー含む)
連続再生時間 14時間

技術の進歩はめざましい。

1986.10SANYO ミニコンポ WO8

2006-02-17 21:17:01 | オーディオ
 ミニコンポとタイトルに書いたが、カタログによれば
リモコンCDミニコン
だそうだ。

WO8(ダブルオーエイト) 122,000円
これはCD組合わせ標準価格である。
CD出始めのころはCDプレイヤーは別売り(別料金)のものも多かった。
上に載っているサラウンド用スピーカーは別売り(6000円×2)。

イメージキャラクター
八木さおり
1985年ミスマガジン。
1986年10月デビューなので、このカタログはまさにデビューしたて。
1988年映画「パンダ物語」(日中国交正常化15周年記念作品)での主演は覚えているが、それ以外は個人的にあまり覚えていない。