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SAM COOKE/LIVE (サム・クック)

2007-04-16 14:01:48 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話はハーレム・スクウェア・ライブ/サム・クックです。
ミスター・ソウル、ファーザー・オブ・ソウル・ミュージックなどの形容詞がつくアーティストなんですが、知ってますか?
ゴッドファーザー・オブ・ファンクやファンク/ソウルの帝王などの形容詞がつくのはジェームス・ブラウンですが、ホントこのブログでアンケートを採って、どのくらいの知名度の違いがあるかみてみたいです。

ソウルファンの中では超有名で、知らない人はソウルファンとは呼ばれないと思います。
ですが、ソウルファン以外となるとJBに比べると、知名度は雲泥の差じゃないかと思います。

ちなみに「ソウル」というのは、ポピュラー・ミュージックにゴスペルの音楽的な様式(手法)を取り入れたものを言います。元はJAZZから生まれた言葉のようです。
サム・クックがはじめたともレイ・チャールズが最初など聞いた事がありますが、発祥は知りません。

キューピット、シャウト、ユー・センド・ミー、ワンダフル・ワールド、ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー、などの彼のヒット曲は、映画をはじめ、TVやラジオ、街中などでいたるところで耳にしていると思います。更に古今東西のアーティストにカーバーされて、今でも歌いつづけられているナンバーばかりです。
私が、初めに興味を持ったきっかけは、このコーナーの第1回で書いたオーティス・レディングが何曲もカバーしていたうえに、尊敬していると知ったからでした。
そして最初に、聞いてみたんのは、彼のベストアルバムだったのですが、なんと知らない曲はないと言っていいくらいでした。それも、ほとんどがTVなどのBGMやCMなどで聞いた事があったものでした

ちょっとサム・クックとJBを比較してみたいとおもいます。
生まれはサム1931年、JBは33年です。共にゴスペルから本格的な歌手活動を始めるのですが、サムは50年、JBは55年からです。
R&B(ポップス)に転向するのはサムが57年、JBが56年、ちなみにHITしたのはサムは57年からで、JBは58年から。サムは64年に亡くなっています。

今回紹介するアルバムは亡くなる前年の63年の録音なのですが、発売は85年です。
私はよく黒人のアーティストを聞いては、「黒い」「白い」と例えをします。「黒い」アーティストは黒人リスナーを意識したアーティストで、「白い」アーティストと言うのは白人リスナーを意識したアーティストです。
サムのそれまでの私の印象は「白い」アーティストでした。そして、なぜオーティスはサムを敬愛するのか謎でした。(オーティスは黒いので)
しかし、このアルバムを聞いた印象は、それ以外で耳にしたサムの歌とはあきらかに違いました。黒くて、素晴らしくカッコイイのです!!
このライブは黒人の聴衆を前にしたライブと言う事でした。後で知ったのですが、サムはいろいろ顔を使い分けていたのだそうです。これはまだ黒人差別の色濃い時代だけに、仕方のない事だとおもいます。(マルコムXの死が65年、キング牧師の死が68年。共に暗殺)
サム・クックのホントのカッコよさや、ソウルのルーツを知りたければ、必聴だとおもいますよ。

音魂大全 サム・クック Sam Cooke  サム・クックなどに詳しいホームページ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 サム・クック
サム・クック - goo 音楽
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ジェームス・ブラウン
アマゾン サム・クック・ライブ ~ハーレム・スクエア・クラブ 1963
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 マルコムX
年表で見るブラックミュージックの歴史

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