あー疲れた。
いろいろ知識を得たのであったことをメモしておこうと思います。
1日目:ロンドン
ROHオンディーヌ・吉田都
バレエのクラスメイトとROH正面玄関で待ち合わせ。彼は私を待っている間、車で乗り付ける芸能人をたくさん見た、と言ってました。私もいつも見てるのに気づかない(だいたい、知らないし)んだろうなー。
彼は急速にバレエおたくになっているようで、サドラーズ・ウェルズの歴史を年代別にいろいろ教えてくれました。すげー。
彼にとってはマーゴ・フォンテーンのオンディーヌが最高のようで、都さんのオンディーヌかなりよかったと思うんですが、マーゴのを見るべきだ、と言っていました。
私バレエはほとんどテクニック重視で見ているので、マーゴ・フォンテーンのを2時間とか見る根気はないと思います・・・悪いけど。
都さんはもう登場した時からきらきらオーラがあふれていて、可愛いさ100%でした。そのぶん最後の悲しい場面はもっとパワーがほしかったかな。でもほんとうに素敵なオンディーヌでした。満足満足!
帰りはお気に入りのパブで飲みすぎました。イギリス人男性は良く飲むね。彼のようにお金のない人も、ビールにはよくお金を使うと思います。
2日目:ブリュッセルへ移動
ユーロスターでベルギーへ。宿で落ち着いたらもう夕方近い。
ブリュッセル在住の方にお願いしていた「ビールのおいしいお店」に連れて行ってもらう。
1軒目:A La Becasse
http://www.belgium-alacarte.com/gourmet/new/new-1.htm
自分ではびびって入れない店構えなので感激しました。
ビール4種お試しセットを注文。おつまみのテリーヌもうまい。
ブリュッセル在住のおっさんだったらかならず常連になっていると思います
2軒目:Mer du Nord
http://www.euro-travelogue.com/2009/02/noordzee-mer-du-nord.html
小エビのコロッケが絶品でした。
帰ってからベルギー人にここに行ったと言ったら、「ブリュッセルの中でもいいとこ連れて行ってもらったんだね」とほめられました!
その後、彼女の家族に会って、おうちに行って結局夜までおしゃべり。
3日目:ゲント小旅行
どこに行くかまよったんだけど、ゲントに行くことにしました。
ガイドブックもなく、駅についたものの観光案内所もなく、途方にくれていたんですがなんとかトラムに乗って旧市街へ。
そこで観光案内所があって、スタッフが超親切!!!!!感動しました。質問がすべて食べ物に関することで、私っていったい・・・という感じでした

・チョコ屋 Van Hoorebeke
http://www.suitenetwork.jp/report/report-bk.php4?f=vol16.inc
まだ食べてません。観光案内所の人の高いけど超うまいチョコらしいです。
・昼ごはん バーフ教会の横でビーフシチュー
普通においしかった。ボリューム満点。
・チョコ屋 Van Hecke
ここは庶民派だけどおいしいらしい。これから食べます。
・Gruut醸造所
醸造所って・・・って笑っちゃう感じのカフェ。ビール超うまかった。
さすがの日本のネットでも載っていなかった。穴場なのかな?ブリュッセルでは買えないらしいのでボトルを買ってかえりました。これから飲みます。
ゲントは素敵な町でした。ベルギー万歳です。
ブリュッセルへ帰って友人のお宅へ。
途中で彼女が新しいいいお店ができた、ということで日本人経営のフシギなチョコ屋さんへ。グランプラスのそばにあります。
Jean-Philippe Darcis
http://www.darcis.com/
ベルギーも可愛いお店が多くて、友人宅に着く前に買い物をしてしまいました。友人宅に着くと、来る前からベルギー人に「すごいレアなビール」と聞いていたビールを用意してくれていました。westvleteren
http://www.petits-pois.com/articles/2008/Nov/3.php
味わい深かった。感謝です。
戻ってそのベルギー人に話したら、こんどどこで入手できるか教えてくれ!と頼まれました(笑)
あとはフランスのソーセージとチコリのグラタンを楽しみました。ありがとうございます。
帰りはレストラン街に寄ってleonでムール貝を食べました。うーん、チェーン店ぽい味がしました。やっぱりチェーン店に入るべきではないね。しかも高かったし。
4日目:ロンドン
ユーロスターに乗る前にカルパッチョのサンドイッチとベルギーワッフルを購入。
結構混んでいた。
ロンドンへ着いたら人の多さ・せちがらい感じにちょっとびっくり。ヨーロッパいち非人間的な町なんでしょうねぇ。
ちょうどいい時間に到着。
ROHでジュエルズのドレスリハーサル。
エメラルド:ロベルタ・マルケス
ルビー:崔由姫
ダイアモンド:マリアネラ・ニュネス、ディアゴ・ソアレス
もう、もう、リハーサルなのにこんなに良くていいの?って感じでした。
特にルビーの崔由姫。音楽性、テクニック的にも最高でした。もちょっとセクシーになれればもっといいけど、アジア人には難しいね。
最後のマリアネラは今後ロイヤルで最高のプリンシパルになるのではないでしょうか。完全にジュエルズを理解し、楽しんで踊っているのが伝わってきました。ほんとうにほんとうにキレイだった。最後ちょっとスタミナ切れしてましたね。でも本番ではそんなことはないでしょう。
サポート組も日本人がたくさん出ていて、佐々木陽平君、小林ひかるさん、高田茜さん、それ以外にもいました。テクニック的・動きの質に関してはどの人も申し分なしです。わたし的にはもう申し分ないのですが、イギリス人的にはさらに「演劇性」や「イギリスらしさ」を求めるんでしょうね。だんだんそんな気がしてきました。でないとロイヤルはラテン系と日本人ダンサーだけになっちゃうもんね。
今回はなんと幕間で火災訓練がありました。みんな外に出されてしまい20分ほどぼーっとしてました。ダンサーの人もどっかに行ってたんですかね。身体が冷えちゃうんじゃないかと・・・
終わったらそのままレッスンへ。気持ちよくお稽古できましたが、最近のピルエットのひどさはなんなんでしょうか。背中がそりまくりなんでしょうかね。
レッスンの後、スピーチクラブへ。役割があたってパニックになっていたら、突然日本語を話すイギリス紳士が現れてピンチを助けてくれました。いっしょに役割をこなしている間、ものすごい勢いでメモをとったり仕事をしたりして、なんだかとても頭のいい人だなぁと思っていたら、ケンブリッジ卒の方だそう。やっぱりオックスブリッジの人はひとあじ違いますよねぇ。エリート教育というのはそういうものなんでしょうか。奥さんが日本人だそうで、こんど奥様+子供さん(バイリンガル)を紹介しますとのことでした。日本のことを少しでも知ってる人は接し方がぜんぜん違います。最初に会った一目がもう違うんですよね。おもしろいです。
というわけで忙しい4日間でした。今日からガリ勉しなきゃ!