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あいまい工房

毎日の生活で気づいたこと/新たな発見の記録です。

コントロール

2009-02-26 | Weblog
忙しいけどこれだけはと思い乗馬に行ってきました。
今日から30分授業が1時間に。ついにレギュラーの仲間入りです。
先週は突然馬が走りだして落馬するかと思ったのですが、最初はうだうだしていた馬もいちばんえらい先生が来たからか、とっても良い子になっていました・・・

一番経験がある中国の子が先頭で私が2番目だったのですが、その子の馬がとなりの場にいる馬とけんかになったらしく馬が突然跳ねてロデオみたいになってました・・・普段ちゃんとした馬なのに珍しいと言っていました。大きな馬だしほんとうに落馬とかしなくて良かったです。見てて怖かった。馬も擦り傷つくってました。

わがままなうちの子は今日はホントに良い子で、私も手綱の使い方のコツがわかってきて、おお?私、馬をコントロールしてる?という気分になりました。「この1時間は誰がなんと言おうと私の言うこと聞いてもらうからね?」という断固とした態度が役に立ったのかも。馬の上でストレッチとか体操みたいな時間もありました。不安定ななかでやるのでバランスをとるのが面白かったです。やっぱりバレエと共通点が多いですね~。

終わったあとはなでてあげたりちょっとおしゃべりしたりして、馬と仲良くなれた気がしました←たぶん私だけの思い込み

なかなか来ないバスに乗って大学に戻り、教授と面談。
もうひとりのsupervisionの先生とは、大学教職員バドミントンチームの仲間なんだそうです。先生はチームで一番強いのは日本人だよと言ってました。
私のアイデアを3つくらい話しただけで、面白いテーマだねと言って先生のアドバイスをいくつかもらうことができました。さすが慣れてますね。
今夜はこれをもとにproposalを書いて、金曜日に先生のサインをもらうことになりました。

図書館で同じデパートメントの日本人に会い、ながながと立ち話。彼女もproposalでこの2週間を使い果たしたあげく、合う先生がおらずテーマ変更を余儀なくされているらしく、かなり疲れてました。
私はproposalは簡単に書いて、とにかく今はエッセイに集中しなければなりません。
彼女が「dissertationの書き方」という本が大学の本屋に売ってたよ、それにしたがっていれば自然に書けるみたい、と教えてくれました。教材とかほとんど買わないように倹約しているのですが、役に立つかもしれないので一応購入しました。

次のアカデミック・ライティングのクラスは乗馬の疲れか睡眠不足か、少人数クラスなのに寝てました・・・。

では、今から何とかproposalを書きます!

狭い世界

2009-02-25 | Weblog
田舎町なので悪いことはできません。

Facebookで明らかになるコネクション・・・実は自分のコースダイレクターと元ホストファミリーが友達だったとか、仲良くなった学生がフラットメイトの友達だった、とかいろいろあります。

今回は、共同講座のためdissertationはdual supervisionにしてふたりにお願いしようと思っていて、一人に頼んだあともう一人に頼みにいったら、全然違うデパートメントにもかかわらず、友人同士だそうです。先生本人が一番びっくりしてました。どういうつながりなのか明日の面談のときに聞いてみたいと思います。私のディレクターは、「dual supervisionでは分野が違うふたりがうまくやっていけるのかしら・・・」と心配していましたが、「ふたりは友人同士らしいですよ」と言ったら驚きそして安心していました。これでsupervisionのことで悩むことはなさそうです。運がいいというのかなんというか・・・。

フラットシェアの広告を出して、連絡が来た大家さんの借り手が日本人で、結局いまはFacebook友達、っていうのもありますね。どこで誰がつながっているかわからないので外人だからといって悪口をいうこともできません。

サルサつながりでさえも大学関係者がふたりいます。ひとりは日本につながりがある人(日本観光についていろいろお手伝いしました)、ひとりはランチ友達になりそうな感じ。大学が基幹産業な町っていうのもありますけど、ものすごいネットワークですね。

しがらみもあって大変な生活だけど、終わってしまえばめちゃくちゃさみしく感じるだろうなぁ~3月でかえっちゃう人もいるし。
東京コネクションの人たちとは、終わってからも連絡取り合いたいと思います!

ふぅ~。

2009-02-23 | Weblog
ひとつコースワークをネット提出しました。学生生活中最高にほっとするひとときですね。
先生のくせもわかってきたのであまり悩まずにさくっと提出してしまいました。前期は締め切りぎりぎりまでねばってうーん、うーんと考えていたのですが・・・。
後期は成績のことはほどほどに、プライベートとの両立をはかるのです。

きのうはサルサに行ってきました。
街の真ん中にあるアートギャラリーのカフェが場所だったのですが、田舎町にこんなにかわいい場所があったのか!という素敵な場所でした。
お昼はアフタヌーンティーやサンデーローストなどが楽しめるそうです。
夜だったので暗くて見えませんでしたが、サルサ友達の地元民は「夏はlovely」と言っていました。お城を見ながら芝生でお茶が飲めるかな?

場所が少々狭くて、便利な場所だからか人も多く、特にキューバンサルサには適しない(笑)場所のようで、私のダンスパートナー(勝手にそう決めている?)は「DJも良くないしな~。狭いしイラつく」と言ってました。彼は町の真ん中に住んでいるらしく、それだけの理由で来た模様です。
最初会ったときは「ソレ英語デスカ?」というほど聞き取れなかったのですが、今回はちょっとお互いのことをしゃべったりして少し耳がなれてきました。ま、あんまりわかんないんですけど。仕事はやっぱりmanual workだそうで、「東京って日本でいいんだよね?」って聞いてました。をいをい・・・。頭の中まで筋肉でできてるんでしょうかね。「僕の英語は○○だから聞き取りづらいかもしれないから、ゆっくり話すようにするよ」と言ってくれたのですが、その大事な○○も聞き取れないんですよねぇ・・・。
やっぱりゆっくりの曲は苦手なようで、つらそうに踊っていました(笑)いいダンサーはゆっくりの曲も上手に踊るんだよサルサ以外にはスノーボーダーらしく、最初習っていたNYスタイルも自由がないのが嫌でスピード感のあるキューバに転向したと言っていました。
となり町?一番近くの大きな町のサルサに行けば上手なキューバンダンサーがたくさんいるし、選曲もいいと教えてくれましたが、足がないしそれだったらロンドンに行ったほうが・・・という気もしますが、ロンドンに行ったらサルサよりもやりたいことがたくさんあるのでどっちでもいい気がします

さて、これから10日ほどで3000字のエッセイを書き上げなければなりません。まだ資料集めも終わってないのにできるんだろうか・・・3000ワードと聞いて少ないな、と感じるようになったってこの数ヶ月の大きな変化です。
がーーーっと書いて、早く遊びたい!(って、今度はdissertation準備が待ってるんですが

復活

2009-02-21 | Weblog
今朝BBC iPlayerでジョナサン・ロスの番組を見ていたら、ミッキー・ロークが出ていました。
今回公開された映画が大好評でひっぱりだこの彼ですね。
昔大・大ファンだっただけに、今の彼を見るのはもう苦しいことでしかないのですが、番組中の新しい映画のトレーラーを見て、いい意味で年をとった彼を見ることができました。日本に帰ったら字幕つきで(笑)じっくり見てみたいです。

さて、ゲストとして出た彼なのですが、やっぱり昔のファンとしては「あ~」と思う風貌です。
服装もうさんくさくていただけません。
彼の顔がこんなに変わってしまったのはやっぱりボクシング関連でいろいろやってるからですかねぇ。元ライオンズの○○とおんなじ変わりぶりだと思うんですが・・・。
声もまったく変わってしまっています。
BBCの人気インタビュー番組なのに、背広の下にビール瓶をかくしてちょこちょこ飲んでいました。もう、うさんくさ度100%です。アル中かもしれませんね。

彼のどの作品も「崩壊しかけのあやうさ」が持ち味なのですが、地でいってるというかなんというか・・・私生活は崩壊してるんじゃないでしょうか?

今回の作品は筋肉づくりが大変だったようで、肉体改造にはげんだそうです。アクターズ・スタジオ出身の彼だからそんなことはあたりまえのことのような気もします。

彼は性格的にも難しい人で、それでいろいろと苦難の道を歩んできたのでしょうが、もうそれが顔にそのまま現れてますよねぇ。作品数は少ないのですがこうやってなんだかんだと復活しているのを見ると、やはり俳優として優れているのかなと思います。

見終わってから、彼のことをちょっとネットで調べました。やっぱり私の一番の作品は「エンゼル・ハート」かな。
こわれそうな雰囲気、悩ましげな演技、ロバート・デニーロに負けない存在感がありました。

とりあえず、元ファンとしては「健康にご留意を・・・」というのが正直な感想です

ロンドンの一日

2009-02-21 | Weblog
地元のバレエがハーフタームで休みなのでロンドンにレッスンに行ってきました。
行く度に動けなくなっている自分がいます。
もう仕方がないと思っているんだけど、せっかくいい先生、いいピアニストなのに順番を追うだけで必死なんて悲しすぎます。
来たころはまだなんとかついていけたんだけどなぁ・・・
地元のクラスはお手本になる人もいないしそんなに動かないので、今日みたいな広いスタジオで「踊らせる」レッスンだともうなにもできなくなってしまいます。
早く日本に帰って勘を取り戻したいです。

こちらにきてはや半年、洋服もなんだかばばくさいと感じ(なんせ10代20代にまみれてますからね~)、ストレスがたまっているので買い物をしよう!とまだバーゲンをやっているお店を狙って買い物しました。
コベントガーデンにFreddyがあるのを発見。ロゴがダサい感じなのであまり気にしていなかったのですが、お店に入ると超カワイイバレエウェアがたくさんあって、うわーーーーカワイイ・・・とため息でした。バヤデールみたいなパンツがあったりふわふわのスカートがあったり、「上手な人が」着ると素敵だろうなぁ~と思うウェアがいっぱいでした。
ウォーマーのセールをやっていたので(いまだと毛糸モノはイギリス人には暑過ぎるのかな)オーバーオールを購入。さすがイタリアものはセンスがいいですよね。
(英語学校や大学にいるイタリア人もものすごくおしゃれです、というかおしゃれに気を使いすぎる人種だそうです)日本にも進出してるそうですが、日本で買うことを考えるとセール、円高と手伝ってかなりお買い得な感じでした。
GAPでパンツ、ZARAでトップとボトムスを激安価格で買ってなんとなく満足しました。来週もロンドンに来るのでバッグと靴を買おうと思います。
この心境の変化、春だからかな~
あまりにも服装にかまわなさすぎた反動なのかもしれません。鏡に映る自分がものすごくboringなんですもの・・・。

ついでにロイヤルオペラハウスでバレエを観ることにしているので、近くの日本べんとう屋さんでパック寿司を食べました。
お寿司は自分でも作れるけどお刺身はロンドンならでは!
1枚1枚ありがたくいただきました。
席がカウンターしか空いてなく、外から丸見えの席で食べてたのですが、街行く人がものすごいじろじろ見ていくので、「食べる広告塔」状態でした。
ごはんが少々硬かった(これはどこでも)ですが、あとはなかなかいけるんじゃないでしょうか?ハロッズのお寿司より気に入りました。
焼きそばも売ってたんですが、こちらの焼きそば、結構高いんですよね・・・なぜでしょう?
外に出て歩いていたら、イングリッシュ・ナショナル・オペラの上の階からオペラの歌が聞こえて来ました。夕方だったので最後の練習だったのでしょうか。なんか得した感じです。

で、ROH。
ミックスプログラムでした。安い席でしたが真ん中だったので結構見やすかったです。
1幕めはオペラとミュージカルを混ぜたみたいなバレエでした。なんだかいまいちでした。どれも中途半端で、近くにミュージカルを見に行ったほうがいいんじゃないかと思いました。お客さんはわかりやすい演目だからか気に入ってたみたいですが・・・
2幕めはマッツ・エクのカルメン。楽しみにしてたのですが、動きは興味ぶかいのですが同じような不思議な動きが延々と続いていて、最後のほうは飽きてちょっと寝てしまいました
3幕めはWheeldonとマイケル・ナイマンのコラボ演目でした。これはもう美しくて美しくて・・・音楽と照明、そしてダンサーの美しさが光っていました。
直前によくキャスト変更があるのでわからないのですが、ひとりものすごく美しい人がいて、Nathalie Harrisonという人でした。まだアーティストらしいので、すごい抜擢ですね。脚が長くて長くてもう・・・バランシン・ダンサーかと思いましたよ・・・
ロイヤルも若手がどんどん育ってるみたいですね。脚が長いので怪我をせず大きくなってほしいです。

戻ってネットをみたら、同じような感想がガーディアンの批評欄に書いてあったのでなんとなく安心しました。賛否両論のミックスプログラムだったようです。

帰りはタクシーで戻ってきました。バレエ観てかえると遅くなってしまうので散財してしまいます。駅ちかに引っ越したい~。

来週はまたロンドンでギエムです。先日の日本公演も好評だったようで、まだまだ進化中のギエムらしいです。ああ楽しみ

アイデンティティ

2009-02-20 | Weblog
きのうはお寿司パーティに狩り出されてきました。
元ホスト先がまた暴走してるかと思いあわてて炊飯器・寿司桶持って駆けつけたんですが、さいきん日本びいきの彼女は日本人3人を呼んでて私は必要ない感じでした。
こんなことやってる場合じゃないんですが、いつものとおりイタリア式で超長いディナーになってしまった。あーあ。余計なおせっかいでした。

で、今日こそは修論のテーマ決める!と張り切っていたんですが、ヨガの帰りにお茶することになり、クラスの子とカフェに行きました。すごい深刻な話になって困ってしまいました。最後にはちょっと元気だしてもらえたみたいだけど。
その子から「日本人は閉鎖的」と言われてしまった。閉鎖的な国の子から言われたらむかつくかもしれないけど、オープンな国の人だったので何もいえませんでした。でも日本はcoolな国、という印象もまた本当みたいで、いろんな人からそう言われます。
なので日本のやっているクールキャンペーンも間違ってはいないみたいですね。

先日の声のワークショップで、「私の声が低くて、もっと高くしたほうが魅力的といわれたことがある」という話をしたら、先生(イギリス人)も生徒(アメリカ人かな?)も「誰に言われたかしらないけど、絶対そんなことはない」と言われ、アメリカ人?は「日本の女性の甲高い声は正直イラつく。特にアニメの女の子の声は耐えられない」と言っていました。先生は「まーそれは文化的背景もあるのでは・・・」と指摘してましたが。こちらにいるとそういう文化的な前提(アジア的価値観)はものすごく感じますので、高い声と文化の相関性はあると思います。その他にも「一般的に人々がひきつけられる声=身体性」の話、分類がたくさんあって興味深かったです。

今日のカフェ(3人ともアジア人)で、「やっぱアジア人同士はコミュニケーションとりやすいよね~」とまったりしてました。
他の国の友達もほしいんですけどこの忙しい生活ではなかなか奥深くまで入っていくのは難しいです。キャンパスに暮らす3人(しかも全員都会育ち)はストレスたまるよね~ってことで同意しました

今日中にプラン考えて明日は気持ちよくロンドンに行くのだ!

勉強する?

2009-02-17 | Weblog
いまが大事なときというのに、どんどん予定が入っていきます。
エッセイの読書をしてる暇、いったいあるんだろうか・・・読書モードにいかにすうっと入っていけるか、だけにかかってるんですけどね。やるのもやらないのも自分の気持ちの切り替え次第です。

PhDに進むなら別として、MAでまあまあの成績で卒業しようと思うのに、ガリ勉する必要もないんじゃないか、という気がしてきました。と思うようになったのも自分の気分が変わったからでしょうか・・・。ほどほどに遊んで、英語表現でも覚えたほうが、後々役に立つような気がしてきました。

で、踊りに行ったのですが、最近その会場にも飽きつつあったのですが、今日は私の好きな男性(ダンスパートナーとして、です)が来てました。彼くらいのレベルの人は全体でもあまりいなくて、ずっと私と踊ってもらうってわけにはいかなかったのですが、身なり、アクセントからおそらくmanual workerと思われるのですが、他のイギリス人にくらべると、体がしっかりしてるので踊ってて安心なのですよね。なのでどんなに激しい回転でもまかせておっけーです。からだを使う職業の人と接すると、普段からだを使っているかどうかがこんなに土台を変えるものなのかと思います。

彼はなんか私にさせたい技があったらしく、しかし私は覚えが悪く、ほんとうにちゃんと指示を送ってくれたときにしか反応しないので、ちょっと困ってましたでも彼ぐらいうまい人ならちゃんと指示だしてくれれば絶対できるはずなのに・・・と思いましたが男性のプライドもあるでしょうし、また次回、ということになりました。
彼と踊るのはローラーコースター状態で楽しい!!
あと、このあいだまで学生だったふうの男性がいて、ここに来る以外はクラブ通いをしてるんじゃないの?という踊りをする人がいました。サルサ的にはふつうのレベルなのですが、彼が自分で楽しいと思った遊びを随所に入れていて、わたし的にはかなり盛り上がりました。いろんな技を追求しなくても、こういうオリジナリティあふれる踊りが大好きです。キューバ人と踊ってるみたいな気分になりました。

帰ろうとして大学の話をしていたら、そばにいた男性が、「大学の人?」と話しかけてきました。
大学のlecturerだそうです。大学のそばに住んでいるので車で送ってあげるよと申し出てくれました。バスの本数が少ないので助かります。
とにかく車がないと何もできない町なので、こんど一緒にサルサのイベントにも行きましょうと行ってくれました。わーい。ドイツ人なので外人どうし話もはずみました。
すこしづつですが知り合いが増えつつあってうれしいです。見知らぬ土地で特技(というほどではないですが・・・)をアピールすることの大切さを感じます

雲の中

2009-02-17 | Weblog
きのうはロンドンにフェルデンクライスに行ってきました。
東南部は結構近くて便利です。DLRに乗ってくる人みんなが「Eastenders」の登場人物に見えましたよ・・・。うちの地域とアクセントが全然違うので、やっぱりここはロンドンなんだな~と思います。こんなアクセント覚えてもしょうがないけど(かえって不自然?)、聞き取りには必要なので今後もEastendersをがんばって見よう!と思いました。
いちおうロンドン最貧地域らしいのですが、駅前はまだしも会場のまわりはフツーにちゃんとしてそうな住宅街でした。アフリカンやカリビアンばかりでなく中国人も多く、駅前で中国人に話しかけられました(ま、いつものことですが。)。たしかに白人は少なかったような気はします。

戻ってから次の授業の準備をしたりして(ほとんどネットみてたんですけど)寝たのは3時すぎ。最近3時が就寝時間になっている恐ろしい生活です。
昼前に起きて、論文の件でlecturerに相談に行きました。先生との相談、ものすごい苦手なんですけど・・・。彼女はまだlecturerになりたて、20代と思います。テンション結構高くてフレンドリーなんですけど、結構自分のペースというかなんというか、こっちが疲れてしまうタイプです。グラスゴーなまりも聞き取るのが大変。
オフィスアワーに行ったらタッパーに入ったパスタ食べてました・・・彼女のお弁当につきあいつつ相談。アドバイスをもらったにはもらったけど、メールで済むんじゃないか程度のアドバイスでした。「5分間診療」っていうんですかねぇ・・・修論のスーパーバイザーにはちょっと不安な存在です。
ただ分野がとてもおもしろいので、それはそれで割り切っておつきあいするしかないですね。
こちらの相談は「あなたは何がしたいの?」から始まるので、周辺から考える習慣の日本人にはなかなか思ったような相談ができないことが多いです。

その後もうひとりのスーパーバイザー候補の講義。終わってから書きかけのアサインメントを持って質問に行きました。彼は書きかけのレポートをちらりと見て答えをくれることが多いことを知っているからです。
「良かったら僕のオフィスで話をする?」と言われたのでラッキー!とついて行きました。先生は講義が終わってコーヒーを飲みたかったようで、途中にあるカフェに一緒に行き、コーヒーをおごってくれました。
閉店まぎわのカフェで質問攻め。マフィンをほおばる先生は機嫌がよかったのか、ひとつひとつ見て答えを教えてくれました。ああ、なんてラッキーなんでしょう。
最後のほうには「きみの方向性はあってるから、説明を付け足すだけでいいよ、あとは提出後に見るから」ということで、ここまで来たら悪い点をもらうことはまずないでしょう。
1つのアサインメントにかかりきりになってる場合じゃないので、ほんとうにほっとしました。

その後彼のオフィスに行き、論文について相談。いろいろ丁寧にアドバイスをくれました。私の論文プロポーザルが具体的なものなら、スーパーバイザーになる用意があるそうです。やったーー!!
・・・といっても、彼の英語が最大の難関なのですが。でも、Departmentを代表する有名教授のもとで指導を受けられるなら、人生の良い思い出になるはずです。

ともかく、なんとなく方向性が見えてきました。この2週間弱をひたすら論文テーマ決定のために費やそうと思います

今夜はお祝いに踊りに行ってきます

お客様への対応

2009-02-15 | Weblog
日本人がイギリス人を好きな理由のひとつに、「礼儀正しいこと」があげられると思いますが、そのマナーのよさも他の古きよき文化ともに崩壊真っ最中です。

きのう日本に住んでいたイギリス人とlanguage exchangeをしたのですが、マナーの話になって、イギリス人マナー悪いよね、という話になりました。もちろん日本も悪くなっているので人のことはいえないのですが、毎日暮らしてるといろいろ目にします。たばこのポイ捨て、ごみ、どこでも携帯電話、などなど・・・彼が例にあげてくれたのは、つばを吐くことで、人が歩いていてもやる人がいるので良くないと思う、と言っていました。ここ10年くらいのことで、サッカー選手の影響だそうです(ま、からだ使う仕事なのでしょうがないような気がする。)。たしかに前住んでいたときはあまり見かけなかったような・・・サッカー選手の存在が相当教育上よろしくない、というのはあちこちで聞きますよね。外人が移住してマナーが悪くなった、というのも一般的意見ですし、先日は新聞で順番ぬかしをする人が増えた(この国では順番を守らない人は犯罪者扱いです)、という記事を見ました。

日本人がイギリスで特にあーあ、と思うのはサービス業に関してで、愛想のいい接客などというのは相当いいところにいかない限りほとんどありません。
特に大学でサービス業の心理についてやっているので、愛想がいい場合、それはすべてマニュアルのとおりやっているだけであり、やらないとクビになるから、ということもわかっているので余計つらくなってしまいます。

明日ロンドンに行くので、バスをネットで予約しようと思ったところ、なぜか支払いのところでエラーになってしまいます。時間を変えて何度もトライしたのですが同じだったので、しびれをきらしてカスタマーサービスに電話しました。
最初の人は「あーまた変な外人が電話してきたよ、けっ留学生か、何言ってるかわかないんだけど??」という感じでテキトーな応対だったのですが、途中でスカイプが切れてしまいました。再度チャレンジしたら、なんだか執事みたいなしゃべり方をする男性が担当で、「おそれいりますが最初からあなたのご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか?」という口調で、安いのがとりえのバス会社でそんなしゃべり方だったので私のほうが「げげっ、えらい人に電話してしまった」という気分になりました。「ネットは稼動しています。ただ、この週末からハーフタームで多くの人が移動するので、ネットが混みあっているだけなのでございます(ちょっと大げさ?)。あとで使えるようにはなると思いますが、今わたくしがここで予約をすることは可能ですが、予約料金を2ポンドいただくことになってしまいます。どうなさいますか?」と・・。ちょっと緊張しつつ「明日の朝大学発ロンドン行きで・・・」とか伝えて、ちょっと回線が悪くうまく伝えられなかったのですが、「はい、理解いたしました。そうですね、はい承知いたしました」と、なんだか劇場チックなかんじなんですよね・・・私のほうがちょっと笑ってしまいそうな感じでした。

その人はもともとそういう人なのかもしれません。えんえんと同じ口調で、時々「長い郵便番号ですね。日本ですか・・・」など、また昔の俳優さんのような低い声で話してました。途中でせきこんでいましたけど・・・演技しすぎ?
もちろんマニュアルに沿って話しているんですが、同じマニュアルを持っているはずの2人の担当者のあまりの違いに驚くとともに、お客さんも何の期待もしないバス会社にこんな対応をされたらかえって気持ち悪いのではないか?と思いました。

私も最初の担当者の「けっ、また外人かよ」みたいな応対のほうが人間らしくて自然な感じがしてしまうのも困ったもんです。どんな国なんだよ・・・
粗末に扱われることに慣れてしまった自分を感じました。まー働くのは悪みたいな国だしねぇ。イギリス紳士はいまやもうギャグでしかないんでしょうか

ひみつの活動

2009-02-13 | Weblog
木曜日は一週間で一番忙しい日です。

朝いちの講義の後、カフェで軽く昼食をすませ、図書館でメールチェック&プリントアウトの後、教授に論文の相談に行き、その足でヨガクラス。帰りにカフェに寄って中国語の勉強。部屋に戻って晩ごはんを食べて、バレエに行きました。
またまた雪が降り出し、駅そばのラウンドアバウト周辺は田舎町のくせして立派に渋滞しています。バスの運転手さんにお願いして途中で降ろしてもらい、クラスに向かいました。

大人ばっかりのなんだかなクラスなのですが、最近はジャズダンス習ってるぽい脚のきれいな中学生くらいの女の子がふたり入ってきました。脚がきれいだから何やってもそれなりにさまになるし、動きもムリがありません。うらやましいです。

クラスが終わって着替えの遅い私はいつも先生といっしょに部屋を出るのですが、生徒さんの話になりました。

・・・ここからは思い出話・・・
イギリスでもクーポン券が盛んで、安く買い物をしようと思えばクーポンを使うことが多くなります。私も何かでいつも買うオーガニックのヨーグルトの割引券をもらったので、週末テスコで買い物したときにその商品をカートに入れてレジで「これ使えますか?」と聞きました。紙の材質がちょっとくっつきやすく、なぜかバーコードのところがくっついて読み取りができないようになってしまっていました。
レジの人が周囲を見て、テスコのフリースジャケットを着たスーパーバイザーと思われる人を呼んでその人がやってきたのですが、なんか見たことある顔だな~と思っていたら、バレエ教室で唯二がんばっている男性でした。
声をかけるべきだったのでしょうが、向こうが気づいていない(様子)のと、こっちも50ペンスの割引券が読み取れない!というセコい用件だったので、何もいわずにいました。

彼は時々家族をおいて自分ひとりでロイヤルオペラハウスにバレエを見に行くことがあるらしい、と聞いていたので、わりと生活に余裕があるのではないかと思っていたのですが、週末の夜に見かけたのと最近さっぱりレッスンで見ないので、「もしやcredit crunchのためリストラされて生活のためバイトしてるのでは??」なんて思っていました。
・・・・・・・・・・・・・

先生に、「○○をテスコで見た」と言ったら、先生も「そうそう、彼テスコで働いてるのよね」と言ったあと、「でも、周囲にバレエやってることは秘密にしてるらしい。冷やかされるから・・・」と言ってました。
そうですよね~
自由なようで結構マッチョな国ですからねぇ。男がバレエと聞いただけで、白いタイツを想像する人がほとんどじゃないでしょうか。ロンドンのオープンクラスには結構な割合で男性がいるんですけどね。日本より断然多いと思います。

というわけで、向こうも気づいていたかもしれませんし、こちらも「あ~バレエのクラスに来てる人ですよね。元気ですか?ここで働いてるの??」なーんてレジの女性の前で口走らなくて良かったです。先生も町で会っても見なかったふりするそうです(笑)ちなみにテスコでは何かのマネージャーをしているそうですので、バイトではなさそうです。失礼しました・・・。

もうひとりの男性は、何かマーシャルアーツをやっていて、それでバレエに興味を持って通っているらしいです。ストレッチの時に良くキックとかしてるし、服装もカポエイラぽい格好なので、そうかなとは思ってましたが。
ジムに行って鍛える男性は多いですが、バレエもスタイルがよくなるためにはすごくいいんですけどね。
ま~でもパブで「オレ最近バレエ習ってんだよ」なんて友達に言ったらホントその夜はそれで延々といじられること間違いなしですよね。テスコなんていろんなタイプの人がものすごい数働いてるし、マネージャーならなおさら面倒と思います。
めげずにがんばっていただきたい!!