「fishing person's~DK.ver.~」
カジャール(バリの楽器)~櫻田素子さん
櫻田さんは、ゴンクビャール(青銅のガムラン)の師匠です。
また、ガムラングループTerangBulan(トゥラン・ブーラン)を率いるリーダーであり、演奏家としていろんな試みにチャレンジされているし、各地でガムランや音楽を教えていらっしゃるし、とにかく多方面でご活躍の方であります。
いろんな面でとても尊敬しているけど、なかでも特筆すべきは、櫻田さんが作る曲は素晴らしい、という事。
私はそれらの曲が好きなので、たまにその演奏に参加させて頂けると、とっても至福。
どう演奏すれば作者の思いが伝わるか、ダルマとはまた違った関わり方で勉強させて頂いています。
そんなお忙しい櫻田さんに今回演奏をお願いした理由は2つ。
ひとつめは、CDを聴いて下さった方は感じているかも。
今回は、カジャールというバリの拍をとる楽器を演奏して頂いたのですが、そもそもこの曲にバリの楽器は必要ないと思っていました。
でも逆に、バリらしくない形でバリの楽器を登場させるのはアリかも!と思い、そんな演奏をして下さるのは櫻田さんしかいない!とお願いしました。
だから、ガムランをご存知の方は「これがカジャール?!」って思った方もいらっしゃるかも。
でもそれが、櫻田さんの頭の柔らかさでもあり、ガムラン楽器を知りつくした故の表現方だと思います。
さすがです!!
そしてもうひとつは、ダルマの楽器の恩人だから。というのは。
私が青銅のガムランを始めてまだ間もない頃、師匠である櫻田さんに、バリで教えてもらえる先生を紹介して頂きました。
その方Sルナさんは、ものすごい演奏者でもあるけど、楽器商でもあり、教えて頂くお宅には、いつも新旧いろんな楽器が置いてありました。
そんなSルナ邸で、お稽古の合間に、たまたま素敵な竹の音を耳にしたのです。
金属のガムランを習っていたから、竹の涼やかな音色が心地よく、その楽器が欲しくなって、日本にいるbunちゃんに国際電話をしたっけ。
今以上にインドネシア語が全くできなかった私は、その時たまたまバリに来られていた櫻田さんに、お値段の交渉から、船便の受け取り方から、沢山沢山お世話になりました。
日本での運搬を考えて、楽器の枠を折り畳みできるように作って頂いたのも、櫻田さんの提案。
そんな訳で、この楽器がいま、日本で活躍?できているのは櫻田さんのおかげ様様なのです。
だから、ダルマの記念すべき演奏は、楽器の恩人にも見届けて頂きたい、一方的だけど熱い感謝の思いがありました。
ちなみに櫻田さんは、ゴンクビャール(青銅のガムラン)だけでなく、リンディック(このCDと同じ竹のガムラン)も演奏されています。
リンディックの曲(櫻田さん作曲「南へ向かう舟」)はとても素敵な曲。
櫻田さんのグループでもたまに演奏されているし、櫻田さんの著書「ガムラン、ゆらぎの音色」の付録CDに収録されているので、是非皆様にも聴いて頂きたいです!
それにしても、こうふりかえってみると、楽器買う時からすでに他力本願がスタートしていたという事…なんともダルマらしい。。あらためて、みなさまに感謝デス!
text maso
櫻田素子さんのHPはこちら
http://www.yk.rim.or.jp/~onmoto/
ブログにダルマの事を書いて下さってます。ありがとうございます!
そして、この曲の誕生秘話はこちら
曲に歴史あり。5曲目。
カジャール(バリの楽器)~櫻田素子さん
櫻田さんは、ゴンクビャール(青銅のガムラン)の師匠です。
また、ガムラングループTerangBulan(トゥラン・ブーラン)を率いるリーダーであり、演奏家としていろんな試みにチャレンジされているし、各地でガムランや音楽を教えていらっしゃるし、とにかく多方面でご活躍の方であります。
いろんな面でとても尊敬しているけど、なかでも特筆すべきは、櫻田さんが作る曲は素晴らしい、という事。
私はそれらの曲が好きなので、たまにその演奏に参加させて頂けると、とっても至福。
どう演奏すれば作者の思いが伝わるか、ダルマとはまた違った関わり方で勉強させて頂いています。
そんなお忙しい櫻田さんに今回演奏をお願いした理由は2つ。
ひとつめは、CDを聴いて下さった方は感じているかも。
今回は、カジャールというバリの拍をとる楽器を演奏して頂いたのですが、そもそもこの曲にバリの楽器は必要ないと思っていました。
でも逆に、バリらしくない形でバリの楽器を登場させるのはアリかも!と思い、そんな演奏をして下さるのは櫻田さんしかいない!とお願いしました。
だから、ガムランをご存知の方は「これがカジャール?!」って思った方もいらっしゃるかも。
でもそれが、櫻田さんの頭の柔らかさでもあり、ガムラン楽器を知りつくした故の表現方だと思います。
さすがです!!
そしてもうひとつは、ダルマの楽器の恩人だから。というのは。
私が青銅のガムランを始めてまだ間もない頃、師匠である櫻田さんに、バリで教えてもらえる先生を紹介して頂きました。
その方Sルナさんは、ものすごい演奏者でもあるけど、楽器商でもあり、教えて頂くお宅には、いつも新旧いろんな楽器が置いてありました。
そんなSルナ邸で、お稽古の合間に、たまたま素敵な竹の音を耳にしたのです。
金属のガムランを習っていたから、竹の涼やかな音色が心地よく、その楽器が欲しくなって、日本にいるbunちゃんに国際電話をしたっけ。
今以上にインドネシア語が全くできなかった私は、その時たまたまバリに来られていた櫻田さんに、お値段の交渉から、船便の受け取り方から、沢山沢山お世話になりました。
日本での運搬を考えて、楽器の枠を折り畳みできるように作って頂いたのも、櫻田さんの提案。
そんな訳で、この楽器がいま、日本で活躍?できているのは櫻田さんのおかげ様様なのです。
だから、ダルマの記念すべき演奏は、楽器の恩人にも見届けて頂きたい、一方的だけど熱い感謝の思いがありました。
ちなみに櫻田さんは、ゴンクビャール(青銅のガムラン)だけでなく、リンディック(このCDと同じ竹のガムラン)も演奏されています。
リンディックの曲(櫻田さん作曲「南へ向かう舟」)はとても素敵な曲。
櫻田さんのグループでもたまに演奏されているし、櫻田さんの著書「ガムラン、ゆらぎの音色」の付録CDに収録されているので、是非皆様にも聴いて頂きたいです!
それにしても、こうふりかえってみると、楽器買う時からすでに他力本願がスタートしていたという事…なんともダルマらしい。。あらためて、みなさまに感謝デス!
text maso
櫻田素子さんのHPはこちら
http://www.yk.rim.or.jp/~onmoto/
ブログにダルマの事を書いて下さってます。ありがとうございます!
そして、この曲の誕生秘話はこちら
曲に歴史あり。5曲目。