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宇宙の片隅で

日記や「趣味の情報」を書く

一番面白かった本

2021-11-03 19:25:05 | 本・映画・音楽
 今までさまざまな本を読んできたけれど、一番面白かった本を一冊だけあげろといわれれば、やはり「アラビアン・ナイト(千夜一夜物語全集、大宅壮一訳、集英社)」。
 一つづつの物語がそれほど長くないので読みやすく、ストーリーの面白さからも、お薦めできる。


宇宙の片隅で

2019-12-19 21:23:03 | 本・映画・音楽
 復活致しました。

 年末にかけて「尾崎豊を探せ」というドキュメンタリー映画が公開されるようです。
 普遍的な価値観を作詞・作曲・ロックで叫んでいた尾崎の音楽は、まさに日本音楽界には収まらないクオリティーの高さだと今も考えています。
 斬新でオリジナリティー溢れる彼の音楽は、日本では奇跡っぽい。
 というのも、詩などは”教科書”に載ってもおかしくない。それほど完成度が高い。本人は、個人的な経験だと言っておられたようだけど・・。
 ユー・チューブでの尾崎の熱唱ぶりに、外国の方が「英語翻訳してほしい」と書き込みがあるほどです。
 ただ、日本の○○教育とは相容れないので、放送自粛とかもあったんでしょうね、ラジオ等では。

 

YouTubeで今年も聴く「尾崎豊」

2013-04-23 20:28:57 | 本・映画・音楽
 (注)ヘッドホンでは大音量に注意、画像左下のスピーカー(マーク)で音量調整を。

「Scrambling Rock'n'Roll」(MP3TUBE「高音質」)
http://www.youtube.com/watch?v=RoGVWT-hZ84&feature=related

「街の風景」(PHOTO版)
http://www.youtube.com/watch?v=Vp5W46PfJNA

「I love you」(メモリアル)
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=G9aUnbqnNgo&NR=1

「Forget-me-not」(PHOTO版)
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=Q-G-dKyD4oQ&feature=endscreen

「OH MY LITTLE GIRL」(PHOTO版)
http://www.youtube.com/watch?v=9gqH8FiZhWM&NR=1&feature=endscreen

■以下は、ライブ映像版

「15の夜」
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=B8uo1jjueN4&feature=endscreen

「ハイスクールRock'n Roll」
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=4amxikHzCaA&NR=1

「十七歳の地図」
http://www.youtube.com/watch?v=ND8SyZTzMK0&feature=endscreen&NR=1

「路上のルール」
http://www.youtube.com/watch?v=62YQYca1TA4&NR=1&feature=endscreen

「僕が僕であるために」
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=25smLxgXTls&feature=endscreen

「Forget-me-not」
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=0mwDUWjTf70&feature=endscreen

「Scrambling Rock'n'Roll」(1991年、代々木オリンピックプール、14:45)
http://www.youtube.com/watch?v=l4w2HONUATw&NR=1&feature=endscreen

「卒業」
http://www.youtube.com/watch?v=pnQmJB7yiF8&NR=1&feature=endscreen

☆貴重映像「10代最後のライブ終了後」(8:06)
http://www.youtube.com/watch?v=FXZqZ0z6f_4&NR=1
(打ち上げパーティの様子)

■尾崎は全71曲作ったらしい。
 私は自分の持分(CD)を含めて65、6曲ほど知っている。

 YOU TUBEには、CD音源(高音質)のやらライブ映像があるが、残念なことに東京ドームライブだけ、声が嗄れている。(上記ライブは東京ドームのではない)
 どしゃぶりの雨の中のライブもあったし、当然風邪を引いたこともあったのだろう。 

 生前最後の56本目のライブ(1991年10月30日)「代々木オリンピックプール」のは、CDで持っている。
 1983年のデビューからそんなにコンサートを重ねていたんだ。

♪中後期の好曲
「永遠の胸」
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=0ty92QCumDY&NR=1

「同曲」1991年晩年ツアー版
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=m_lukclizvg&NR=1

 26歳での急逝後に発売された「放熱への証」(1992年、全て新曲)も持っているが、CBSソニーに戻り、尾崎らしい音(バック演奏なども)で、最後にも名盤を残したと思う。

その中から2曲・・・
「原色の孤独」
http://www.youtube.com/watch?v=n6eDXmaiJpo

「太陽の瞳」
http://www.youtube.com/watch?v=qkHn9gCZ2x0

レイ・ブラッドベリ「華氏451度」

2013-03-28 19:07:28 | 本・映画・音楽
 映画「華氏911」の監督が、原点にしたSF小説。

『華氏451度』レイ・ブラッドベリ(1979年 ハヤカワ文庫)
//www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0110.html(松岡正剛の千夜千冊)
・・・から、引用。

 禁書・焚書の問題を、ブラッドベリが当時のアメリカに吹き荒れていたある忌まわしい現象にプロテストして書いた。
 その忌まわしい現象というのはマッカーシズム、すなわち“赤狩り”である。ブラッドベリはマルキストでもそのシンパでもなかったが、社会の成り立ちとしてマッカーシズムの暴挙がとうてい許せない。
 誰が思想などを検閲できるのか。誰が書物を禁止できるのか。
 ブラッドベリはそのことをSF的ステージにのせて綴るにはどうするか、それを考えて『華氏451度』を構想していった。
 そのとき浮かんだのが怖るべき「書物の自然発火点」というアイディアだったのである。

 物語は時の焚書官ガイ・モンターグが燃えさかる火の中で任務遂行をしている光景から始まる。

 焚書官は映画『ゴーストバスターズ』さながらの大仰な消火装置を装着していて、この世界で禁止されている書物を片っ端から燃やしていく任務をおびている。
 任務は大胆に、無情に、次々に遂行されていった。
 こうして誰もが書物を読まなくなってきた。
 そのかわり、その世界の“国民”たちには、耳にぴったりはめこむことのできる超小型ラジオ「海の貝」が支給され、どこへ行くときもそこから流れる情報を浴びせられていた。
 また、家に帰れば帰ったで、部屋の中では巨大なテレビスクリーンが装置されて、たとえ一冊の書物がなくともこれを四六時中眺めていればじゅうぶんに幸福になれるように仕組まれていた。・・・・

 いま、われわれは耳にウォークマンをつけ、手にモバイル・コンピュータを持ち、ポケットに携帯iモードを入れている。
 あげくに時代は急激なインターネット普及と拡張によってウェブ総世界を体験しつつあるのだが、それは、ちょっと視点を変えてみると、ブラッドベリが描いた焚書帝国さながらなのである。
 はたして、このウェブ総世界の情報洪水を前に、いったいわれわれがどのように「書物的なるもの」を取り戻すのか、実は見えにくくなっているともいえる。
 (引用終わり)