この物語を今は亡き名優・藤田まことさんに捧ぐ。
面白き 事も無き世を 面白く
格差、格差の野球界
熱き戦い仕立て上げ
闇の世界の仕立人
今宵も広島を駆ける...
「ここが駿河さんが言っていた本通商店街ですか、人が一杯で賑やかですね。」
「今日は祝日ですからね、でも平日でも結構人出は多いですよ。 ここで買い物をするかは別として...」
「原爆ドームまであと700メートルって書いてますね。」
「ええ、広島平和記念公園から伸びている道に通じていますからね。 昔はこの辺から平和公園の緑が見えたのですけど...」
「今は見えないんですか? ああ、あの茶色い建物が邪魔なんだ。」
「色々と議論があったのですけど街の中心部で地価も高いから地主も高い建物を建てて”有効利用”したくなるみたいで...」
「足元に何か書いた茶色のプレートかタイルみたいなのが張ってありますね。」
「これはこの道の”歴史”を今に残す為のものです。 この商店街は江戸時代の西国街道の跡なんですよ。」
「この広島には奈良時代より前から九州と関西を結ぶ山陽道と言う主要街道が通っていたんですよ。 でもそれはこの街よりずっと北にありまして、それを江戸時代初めに広島城主になった戦国武将の福島正則が新しい城下町を繁栄させようとして内陸を通る街道のルートを海沿いに変えちゃったんですよ。」
「この北にある大通りが広島城の外堀で、そこから南のこの辺は町人達の町になっていて、このプレートにある”○○屋町”と言うのはその名の通り魚屋とかの業種が集中していたところとか、もしくは大きな店があったところはその屋号とかが付いているみたいですね。 広島の街は比較的昔の地名を保存出来ている方ですが、消えた地名をこうしてプレートで残しているんですね。」
「そう言えば広島市内には”猫屋町”って珍しい町名もあるんですよ。」
「え!!”猫屋”ですか。 猫を売ってどうするんでしょうね? まさか...」
「”真鍋御門”...って、ここに門が建っていたんですか?」
「いえ、多分ここから北に行けば広島城の入り口に行けたと言う意味だと思いますけど私も分かりません、今度調べておきます。」
「あれ、この通りはここで行き止まりなんですか?」
「はい、この広島パルコのところで本通商店街は切れて折れ曲がった先の道は別の商店街になっているんですよ。」
「昔の城下町の名残りで、市街戦の時に敵の鉄砲を使えない様に道を折り曲げてわざと見通しを悪くしてるんです。」
「東京も同じ城下町だったから昔はこんな折れ曲がった道が多かったらしいですよ。」
「ところであの紫のシャツの人達は?」
「中国新聞の人みたいですね、今度あるACLのホームゲームに応援に来て欲しいと呼び掛けているみたいです。」
「サンフレッチェの応援をするならサッカー専用スタジアムの事もちゃんと書いて欲しいですけどね、あの”御用新聞”め。」
TVで野球教室、ツイッター…球団PR場外戦(読売新聞) - goo ニュース
BSデジタル放送の『TwellV』がマリーンズの試合中継をやるのは聞いていましたけど”TV野球教室”までやるとは知りませんでした。 でも良い試みですよね、残念ながら日本のプロ野球、いや日本のスポーツマスコミは一部の球団の露出ばかり集中させる傾向があって、マリーンズもメディア(特にテレビ)への露出は極めて少ない状況にありますので新興のBSデジタルTVと組むのは良いアイデアです。 BSデジタル放送も通販番組と韓国ドラマばかりやっていないで自国のスポーツコンテンツをもっと盛り上げる様な番組作りをやってもらいたいです。 例えばJ2の試合までちゃんと紹介出来る1時間くらいのサッカー専門番組とか、ジャイアンツの試合以外もちゃんと解説者付きで紹介してくれる”真のプロ野球ニュース”なら需要は充分にあり、既存の地上波でやっているジャイアンツの試合だけ解説者付きで他のカードは”スルー”する下らないスポーツニュースに勝てると思うのですけど...
「駿河さんってツイッターやってられるんですか?」
「残念ですが私はやっていません。 最近はブログでもツイッターでつぶやいた事を記事として投稿出来る様になっているみたいですけど実は私はミクシィもやっていてあっちも一応毎日更新していますからツイッターまで手が回らないんですよ。」
「そうですか、でもプロ野球チームの人が試合中にツイッターで”実況中継”してくれたら面白いですよね。」
「さすがに選手や監督とかが試合中にやったらマズイですけどチームに同行している関係者なら問題無いかと。」
「日本ではテレビも新聞も特定のチームしかまともに扱わないから他の球団やJリーグ、それにバスケットのbjリーグはネットをもっと活用するべきだと思いますよ。 前にテレビ番組で紹介してましたけどツイッターの威力は絶大みたいですし、もしかしたら日本のスポーツ界を大きく変える力になるかも...」
「駿河さん、仕立ですよ。 いつもの神社まで来て下さい。」
「了解です、元締め。」
広島市内の『広島東照宮』...相変わらず境内には誰も居ない。 前は旧広島市民球場に向かうルート上にあった『横川胡子神社』でやっていたのだけどカープが駅前地区に移ったので私もこっちに”移転”して来たと言う訳です。 旧市民球場を建て直して”専用劇場”を造り、サンフレッチェにも早く交通の便が良い市内中心部に移転してもらいたいですね...
「そう言えば駿河さんって”お侍さん”ですよね、もしかして剣の達人なんですか? 北辰一刀流とかの。」
「え!...私の流派ですか? そうですね...”七天抜刀術”とでも言うのかな。」
「えええ、嘘でしょう、そんな名前の剣道の流派なんて聞いた事が無いですよ。」
「でも私の”剣”の切れ味は抜群ですよ、日本人から外国人までお構い無しに叩き斬ってしまいますから。」
「......分かりました、それでは行きますよ。」
「今回の頼み人はサンフレッチェのACL制覇を願う広島サポーターの人達。」
「やる相手はAリーグ・アデレード・ユナイテッド、監督のビドマー、FWのファンダイク、MFのドッド、フロレス、DFのガレコビッチ。」
「じゃあ、駿河さん、お願いします。」
「はい!お任せ下さい、元締め。」
J1リーグでは2位と故障者続出の割にはよくやっているサンフレッチェだが、ACLでは”アジアの壁”にぶつかって3連敗と苦戦が続いている。 しかし負けはしたものの手も足も出なかった”完敗”は初戦の山東魯能戦くらいでその後のアウェー2試合は競り負けた形で”惜敗”には持ち込んでいる。 これからの残り3試合、例えグループリーグ突破はならなくても意地を見せて勝ち、ここまで負けた借りはしっかりと返しておきたいものです。 私も今回アウェーで負けたばかりのアデレードを破って”仕置”しないといけませんね...
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...異常です。
面白き 事も無き世を 面白く
格差、格差の野球界
熱き戦い仕立て上げ
闇の世界の仕立人
今宵も広島を駆ける...
「ここが駿河さんが言っていた本通商店街ですか、人が一杯で賑やかですね。」
「今日は祝日ですからね、でも平日でも結構人出は多いですよ。 ここで買い物をするかは別として...」
「原爆ドームまであと700メートルって書いてますね。」
「ええ、広島平和記念公園から伸びている道に通じていますからね。 昔はこの辺から平和公園の緑が見えたのですけど...」
「今は見えないんですか? ああ、あの茶色い建物が邪魔なんだ。」
「色々と議論があったのですけど街の中心部で地価も高いから地主も高い建物を建てて”有効利用”したくなるみたいで...」
「足元に何か書いた茶色のプレートかタイルみたいなのが張ってありますね。」
「これはこの道の”歴史”を今に残す為のものです。 この商店街は江戸時代の西国街道の跡なんですよ。」
「この広島には奈良時代より前から九州と関西を結ぶ山陽道と言う主要街道が通っていたんですよ。 でもそれはこの街よりずっと北にありまして、それを江戸時代初めに広島城主になった戦国武将の福島正則が新しい城下町を繁栄させようとして内陸を通る街道のルートを海沿いに変えちゃったんですよ。」
「この北にある大通りが広島城の外堀で、そこから南のこの辺は町人達の町になっていて、このプレートにある”○○屋町”と言うのはその名の通り魚屋とかの業種が集中していたところとか、もしくは大きな店があったところはその屋号とかが付いているみたいですね。 広島の街は比較的昔の地名を保存出来ている方ですが、消えた地名をこうしてプレートで残しているんですね。」
「そう言えば広島市内には”猫屋町”って珍しい町名もあるんですよ。」
「え!!”猫屋”ですか。 猫を売ってどうするんでしょうね? まさか...」
「”真鍋御門”...って、ここに門が建っていたんですか?」
「いえ、多分ここから北に行けば広島城の入り口に行けたと言う意味だと思いますけど私も分かりません、今度調べておきます。」
「あれ、この通りはここで行き止まりなんですか?」
「はい、この広島パルコのところで本通商店街は切れて折れ曲がった先の道は別の商店街になっているんですよ。」
「昔の城下町の名残りで、市街戦の時に敵の鉄砲を使えない様に道を折り曲げてわざと見通しを悪くしてるんです。」
「東京も同じ城下町だったから昔はこんな折れ曲がった道が多かったらしいですよ。」
「ところであの紫のシャツの人達は?」
「中国新聞の人みたいですね、今度あるACLのホームゲームに応援に来て欲しいと呼び掛けているみたいです。」
「サンフレッチェの応援をするならサッカー専用スタジアムの事もちゃんと書いて欲しいですけどね、あの”御用新聞”め。」
TVで野球教室、ツイッター…球団PR場外戦(読売新聞) - goo ニュース
BSデジタル放送の『TwellV』がマリーンズの試合中継をやるのは聞いていましたけど”TV野球教室”までやるとは知りませんでした。 でも良い試みですよね、残念ながら日本のプロ野球、いや日本のスポーツマスコミは一部の球団の露出ばかり集中させる傾向があって、マリーンズもメディア(特にテレビ)への露出は極めて少ない状況にありますので新興のBSデジタルTVと組むのは良いアイデアです。 BSデジタル放送も通販番組と韓国ドラマばかりやっていないで自国のスポーツコンテンツをもっと盛り上げる様な番組作りをやってもらいたいです。 例えばJ2の試合までちゃんと紹介出来る1時間くらいのサッカー専門番組とか、ジャイアンツの試合以外もちゃんと解説者付きで紹介してくれる”真のプロ野球ニュース”なら需要は充分にあり、既存の地上波でやっているジャイアンツの試合だけ解説者付きで他のカードは”スルー”する下らないスポーツニュースに勝てると思うのですけど...
「駿河さんってツイッターやってられるんですか?」
「残念ですが私はやっていません。 最近はブログでもツイッターでつぶやいた事を記事として投稿出来る様になっているみたいですけど実は私はミクシィもやっていてあっちも一応毎日更新していますからツイッターまで手が回らないんですよ。」
「そうですか、でもプロ野球チームの人が試合中にツイッターで”実況中継”してくれたら面白いですよね。」
「さすがに選手や監督とかが試合中にやったらマズイですけどチームに同行している関係者なら問題無いかと。」
「日本ではテレビも新聞も特定のチームしかまともに扱わないから他の球団やJリーグ、それにバスケットのbjリーグはネットをもっと活用するべきだと思いますよ。 前にテレビ番組で紹介してましたけどツイッターの威力は絶大みたいですし、もしかしたら日本のスポーツ界を大きく変える力になるかも...」
「駿河さん、仕立ですよ。 いつもの神社まで来て下さい。」
「了解です、元締め。」
広島市内の『広島東照宮』...相変わらず境内には誰も居ない。 前は旧広島市民球場に向かうルート上にあった『横川胡子神社』でやっていたのだけどカープが駅前地区に移ったので私もこっちに”移転”して来たと言う訳です。 旧市民球場を建て直して”専用劇場”を造り、サンフレッチェにも早く交通の便が良い市内中心部に移転してもらいたいですね...
「そう言えば駿河さんって”お侍さん”ですよね、もしかして剣の達人なんですか? 北辰一刀流とかの。」
「え!...私の流派ですか? そうですね...”七天抜刀術”とでも言うのかな。」
「えええ、嘘でしょう、そんな名前の剣道の流派なんて聞いた事が無いですよ。」
「でも私の”剣”の切れ味は抜群ですよ、日本人から外国人までお構い無しに叩き斬ってしまいますから。」
「......分かりました、それでは行きますよ。」
「今回の頼み人はサンフレッチェのACL制覇を願う広島サポーターの人達。」
「やる相手はAリーグ・アデレード・ユナイテッド、監督のビドマー、FWのファンダイク、MFのドッド、フロレス、DFのガレコビッチ。」
「じゃあ、駿河さん、お願いします。」
「はい!お任せ下さい、元締め。」
J1リーグでは2位と故障者続出の割にはよくやっているサンフレッチェだが、ACLでは”アジアの壁”にぶつかって3連敗と苦戦が続いている。 しかし負けはしたものの手も足も出なかった”完敗”は初戦の山東魯能戦くらいでその後のアウェー2試合は競り負けた形で”惜敗”には持ち込んでいる。 これからの残り3試合、例えグループリーグ突破はならなくても意地を見せて勝ち、ここまで負けた借りはしっかりと返しておきたいものです。 私も今回アウェーで負けたばかりのアデレードを破って”仕置”しないといけませんね...
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