復活するんですか!?まじっすか、スマッシングパンプキンズ!!
いま敬愛する飲み屋で耳にしたので間違いないと思われますが、ダーシーはつらいんじゃないでしょうか。本気でハリウッド女優目指してたもんね・・・。八王子の日本工学院でライブなんかやりたくないよなー。
すげーぶっちゃけますけど、俺が生涯で最も聞いているのは彼らの2枚組最高アルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness』でした。特に「1979」の繊細かつ情熱的な響きに一発でやられてしまいました。この美意識がいいよなー。すれすれでビジュアル系に影響を与えないところとか。(あとPVも良かったんですよ、レディオヘッドの次くらいに)
知らない人がいると困るので、一応、説明しときますと、スマパンは88年にシカゴで結成されたバンドです。カレッジチャートで人気を博し、92年(91年?)に初来日を果たします。しかし、ちょうど同じ日にニルヴァーナが来日ライブを行っており、彼らの渋谷クアトロ(確か)でのライブは、とても満員とは言えない状態でした。リーダーで、ほとんどの曲の作詞作曲を手がける宇宙人ハゲことビリー・コーガンは、この時、かなりいじけたものと思われます。
しかし、それにくじけず頑張ったビリーは、ついに先述の『メランコリー・・・』を作り上げます。そして、俺は一ヶ月間おなじアルバムだけ聞き続けるという、最初にして最後であろう体験をしました。
スマパンの凄さは、やはりビリーのソングライトに因ります。2枚組みで、これだけバラエティに富んだ曲を並べられる奴は他にいないですよ。アイディアが宇宙人です。すげーや、ビリー。
ただ、正直、胸を張ってファンです!とは言いにくいバンドですね。ベストアルバムである『ロットンアップルズ』日本版の帯には「私が一番好きなバンドは、これからもずっとスマパンです」という頭が湧くようなコピーが打たれていました。えーと、だいじょぶか、ヴァージンレコード。どういうお姉ちゃんに売りつけたいんだ?
ほっといても再評価されるバンドだと思いますけど、復活は嬉しいです。
あ、あと、ベースのジェームス・イハは日系3世で、やたら日本人顔ですが英語がうまい。そして、チャラの曲にも参加してます。ドラマーのジミー・チェンバレンはドラッグの不法所持で逮捕されていますが(というか一緒にお薬を楽しんでたツアーキーボーディストはオーバードゥーズで死んでるんですけど)、とにかく凄腕です。
と、ここまで宣伝しとけば買いたくなったのではないでしょうか。アフィリエイトって何のことか、誰かそろそろ教えてください。