やっとタバコが吸えるようになりました。
マイセン1㎎からはじめて、どうにかマルボロライトまで。
ぷはあ。最高。
誰に文句言われる筋合いもございませんわ。（と言いつつ、飲み屋で初めて隣席した方には「あの、タバコを吸っても大丈夫ですか」と、聞くことにしております。が、このあいだその問い掛けに、20代後半の女性が「え？」と返してきたわけです。それで、「いや、タバコを吸いたいんですけど、ご迷惑ですか」と聞き直しました。すると、「私が嫌だと言ったらやめてくれるんですか」、と。いやあの、「そりゃ、やめますよ。嫌がらせで吸ってるわけじゃないですから」、「へー、そんな人もいるんですねー」。世の喫煙者はそんなに偏屈な奴らばかりじゃないですぜ、姉さん。だから、あなたの香水、吐き気がするほどクセーけど、やめてくれとか言わないよ。タバコの臭い対策かもしれないしね）
ほんで、マルボロライトなんですが、金の奴。親父のをくすねて吸ってた中学生のときからずっと一緒です。その親父に呼び出されて、新宿の韓国料理屋でひさしぶりに二人で飲んだんですね。そのときに
「君はこういうの知ってるか？」
と言って渡されたのが三上寛の『異議ナシ！』
「あー、名前くらいは知ってるよ。夢は夜ひらく」
「そうかあ。彼、こないだひさしぶりに新宿でライブやったんだよ。その時のライブ盤がこれでさ。オートバイの初恋とか歌ってるんだ。ちなみに会場で異議ナシ!って叫んでるの俺なんだけどな」
「あ、そう」
「お前、これ宣伝してくれない？」
「いや、無理だろ」
でも、病み上がりで聞いたらすげーいい。
「ええ、それじゃ行きます」という、三上のＭＣに続けて演奏された一曲目。
福島の駅前には中合デパートがある
そこで飲んで そこで歌い
ゼニをもらって帰ったが
何の変哲もない どおってことのない
だけど 俺はそこで大事なことを知った
次の日の朝 俺はトイレで大切なことを知った
三上寛『インバ』
すげー。日本語フォークの弾き語りで、ここまで煙たい。