赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

無敵の還暦

2008-07-16 21:16:31 | Weblog
 世の中には“鉄人”と呼ばれる方がおりますが、
この方も、十分に鉄人と呼ぶにふさわしいでしょう。
昨日、フェスティバルホールで行われた、沢田研二さんの還暦ライブに
取材に行って参りました。

 赤と金のド派手衣装で登場すると、
のっけからハイテンションで飛ばす飛ばす。
ほんのわずかな衣装替えの時間があったものの、
20曲以上を一気に歌い上げました。
さすがにデビュー当時のような、軽やかな動きとまではいきませんでしたが、
息を切らすこともなく、そして声量が落ちることもなく、
結局32曲を歌って完全燃焼。
40年以上歌い続けてきたプロの神髄を、まざまざと見せつけてくれました。

 実は1976年生まれの私にとって、沢田さんのヒット曲の多くは、
物心つく前に発表されたもの。
それでも、ほとんどの曲は知っていました。
正直なところ、沢田さんの印象というのは、
「歌手なのに『全員集合』でコントもやってるおもろい人」
というような失礼なものだったのですが、
やはり歌手としても、一時代を築いたスーパースターですね。

 アンコール前のトーク部分では、
自らの来し方行く末を、ユーモアたっぷりに語ってくれました。
このあたりはさすが『全員集合』の卒業生。
とにもかくにも、無敵のエンターテイナーここにあり。
こんな歳の取り方が出来たら最高だな、と、感動すら覚えました。

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3 コメント

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わっ、一緒の空間にいたなんて感激です (まな)
2008-07-17 01:16:30
テレビに自ら出なくなり、ファン以外だれ~も知らないところで、
毎年ライブツァーと音楽劇をやっていたと、
昨年動画サイトで偶然ジュリーを見つけて、調べて、
初めて知りました。

DVDとCDを購入するうち、「90年代の神レベルアルバム」を発見し、昨年秋にライブに行って、いまでは、「自分はジュリヲタ」と広言しています。

「自分はアーティスト」と自称する人が多い芸能界で、「わしはアーティストじゃなくて、しょせん芸能人やで」と自負しているロッカージュリーが、ちゃんと評価される日を願ってやみません。

無敵の還暦、ブログ掲載ありがとうございました。





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無敵の還暦!! (すず)
2008-07-17 01:56:43
私は渋谷で観ました。かっこよかったです!
去年唐突にジュリーに興味を持って、「話のタネ」
ぐらいの軽い気持ちでライブにいったところ、
信じられないぐらい感動してしまいました。

ステージに出てきたとたん意識の全てをジュリーに持っていかれるというか、あの吸引力は凄いです。さすが一時代を築いた人は違う!スーパースターってこういう人のことをいうんだなと。(彼の全盛期には生まれていませんでしたが)。

40年間音楽活動を続けていらして、ここまで圧倒的なステージを見せてくれるにもかかわらず、メディアへの露出が少ないためか、彼の業績は過小評価されているような気がします。今回の還暦ツアーの記事などで、ジュリーのステージに興味を持って足を運ぶ人達が増えることを願ってやみません。あれはぜひとも
大勢の人が目にするべき「本物のエンターテイメント」だと思います。
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Unknown (ずこたん)
2008-07-17 21:39:49
はじめまして^^
大阪フェスのコンサートレポありがとうございます。
私は、きっと赤門記者さんのお母さんと同世代です。
若い方がこうしてブログで取上げてくださったこと、「無敵の還暦」というタイトルがとっても嬉しいです。ありがとう~!!
若かりし頃20年間は、ありとあらゆるコンサート、舞台を観てきました。
今は九州の田舎で、生のステージからは遠ざかっていましたが、ドームは行きますよ~~
記者さん!もっともっと宣伝していただけませんか?
一人でも多くの方に、そしてお若い方にもジュリーの素晴らしさを見ていただきたいのです。お願いしま~す!!
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