マンホール(その6)
本日紹介するマンホールはこちら
【香川県流域下水道】のマンホール
真ん中に
「こん棒を持った青鬼」が座ってます。
その回りを
「青梅波模様」を配置し、外周には
「ドット模様」があります。
電線の影が入ってしまった

このデザインは、香川県の観光マスコット
「親切な青鬼くん」です。
泣いた赤鬼
という有名なお話があります。

……物語から静かに去った青鬼は、旅の途中で讃岐に立ち寄りました。
讃岐でお遍路さんと同じように「お接待」を受けた青鬼。人の心の暖かさにふれ、この地に留まることにしたのです……
ちなみに、香川県には、「桃太郎伝説」に出てくる
「鬼ヶ島」があります。
女木島=別名(鬼ヶ島)です。
この島には、紀元前100年頃にできただろうと言われている洞窟があり、この洞窟が桃太郎伝説の
「鬼ヶ島洞窟」です。
20代後半の若妻だった頃。
夫関係の
「奥さま会」がありました。
うちの夫の(全国転勤)がはじまる前で、私以外の方は全員県外の方です。
単身赴任のご主人が多かったのですが、えらい方の奥さまが来県されるときに、この奥さま会が催されるのです。
今思えば、無鉄砲の赤面モノですが、当時はまだまだ経験不足で、視野も狭かった。
まったく臆せず、一番えらい方の奥さまと話していたのですが(他の経験豊富な奥さま方はヒヤヒヤしていたようです)
その方 「香川県ははじめてきたんだけど、穏やかな気候ですね」
ど 「そうなんですか? ずっといるとあまり分からなくて」
その方 「一週間しか滞在できないので、駆け足ですが観光もしているんです。こんぴらさん、栗林公園、あ、鬼ヶ島も行きましたよ」
ど 「小学校の遠足で行ったような? 鬼ヶ島は行ったことないんです」
と、ここで
とても優しく指導されました。
要約すると……

うちの夫も今から全国転勤がはじまる。
その前に故郷のことにもっと興味を持った方がいい。
行く土地で、文化や生活様式が違ったりもするし、出身地の話には必ずなる。
そのときに地元のことを説明できないでは困ると思いますよ。
=夫に恥をかかせることになりますよ!
って内容でした

そのときは、そんなに真剣に考えもせず、けっきょく鬼ヶ島(女木島)にはまだ行ったことありません

でも、転勤を重ねて、そのとき助言してくれた意味が年々分かるようになってきました。
今でも、
「鬼」とか、
「鬼ヶ島」とかって言葉でこのときのことを思い出します。
さてさて、マンホールに戻りまして……
このマンホールにはマンホールカードができてて、それをもらいに行きました。
一緒に展示用のマンホールもパシャリ
カラーマンホールは、カードをもらった中讃流域下水道金倉川浄化センター近くの歩道にあります。
付け替えたばかりだそうで、ピカピカでした
カラーはもう一か所、まんのう町の四条小学校の歩道にもあるのを実は知ってました
そして、ノーマル(色無し)マンホール。
この場所が分からない。
県の職員さんに聞くと、「みんないろいろ言いますが、実は1か所しか設置してないんですよ」
と、場所を教えてくれたのですが……
「えー、今までそこにいました。そこでマンホールの写真を撮ってから、ここに来たんです~

」
場所はこんぴらさんです。
私、こんぴらさんのある琴平町で「ことひら」のマンホールを撮ってから移動したんですよぉ~。もう、引っ返す時間は無い!
次の帰省で再チャレンジしてきます。