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最高の家計

2018-06-18 08:53:00 | 小説・読み物


お金が勝手に貯まってしまう
最高の家計
「何もしない」&「平均狙い」
いちばん手堅い
メンテナンスは年1回でOK!
お金が増えて心配がなくなる!
「最強の家計システム」
岩崎淳子

妹からのおすすめ本です。

「私らみたいな性格ではこれがベストやと思う」とnose5

私の青春時代は、バブル期でした。
職場は「公務員に準ずる」という給料体制だったので、給料面ではまったく恩恵は受けていません。
あの時代で、昇給が三千円とか、一般企業に勤務していた人には信じられないと思います。

しかし、貯金の金利が良かったのです。
調べたら、金利8%の時期もあったんですよ。
3年以上の定期で金利8%!

郵便局に10年預けたら、元金のほぼ2倍になって返ってくるとか。
あ、普通預金でも、2%の金利がついたとか。

土地バブルとか、マンションバブルとかもあったみたいですが、こういうのは大金持ちとか、山師がやることだと思ってました。

よーするに、資産運用なんて考えなくても、一般国民でも勝手に通帳額が増えていたんです。
通帳放置プレーでOKだったんです。


それが……今の0金利……down_slowsanzaidown_slowsanzaidown_slow

老後目の前なのに……。。。_| ̄|○

自分から仕掛けなくても増えてた金額が、自分で考えて動かないと減る一方の今。

本を買ってみたので、まずは読んでみます。


本の記録

2016-10-05 10:47:00 | 小説・読み物
2年毎に引っ越ししている我が家。

何とか荷物を減らそうと、引っ越し前には断捨離しまくりです。

衣類、本、食器、家電、ありとあらゆる分野で捨てまくってますが、2年後の引っ越し前、「あんなに捨てたのに、なぜまだ多いの?」と悩むのが恒例です。

本も結構捨てましたが、本棚、段ボール数箱の中、わんさかあります。
なるべく買わずに、図書館の利用を心掛けてもいますが、……やっぱりあります。

今まで手放した本は、あまり心残りなくバサッといけたのですが、今ある本は、かなり悩みます。

先日、本屋でコレを見つけました。
(多分、百均にもある)


聞くと、「フリーペーパー扱いなので、ご自由にお持ちください」と言われ、1冊持ち帰りました。

中は、こんな感じ。


ここに記録して、「感想だけでいいや」と思えた本から手放します。

あとは、「自炊」します。
今、どのやり方が「一番コストがかからず、手間もかからず」か。
これを調べていますが、なかなか調べきれません。
自炊の指南書もありますが、買うと、また本が増える~~(笑)

元気になるシカ!コミック本

2016-10-04 08:04:00 | 小説・読み物
※今日の日記は長くなってしまいました。

最近、買って読んだ本(コミック)です。

元気になるシカ!


最近、このシカさんのブログを見つけて日参してました。
卵巣がんと告知され、手術を受け、抗がん剤治療を受けた儘(まま)を漫画で発信されているブロガーさんです。
【漫画】治療日記・元気になるシカ!
ブログはこちらから

卵巣がんは、亡姑と同じで、姑の場合、発覚したときはすでに末期で、転移しまくり、腹水胸水もあり、どうもしようがない状態でした。

シカさんの漫画は、力が入り過ぎず、かと言って緩み過ぎず、すごく気持ちに入ってきます。
共感できる箇所がとても多くて、パソコン画面を見ながら、頷いたり、笑ったり、切なくなったり。

私自身、15年ほど前に内膜症や卵巣のう腫でラパロ(腹腔鏡手術)を経験しているし、10年超え長期の不妊治療で、ありとあらゆるホルモン投与や数十回の穿刺をしてきたので、婦人科系のがんには特に今でも敏感になってしまいます。

でも、そのおかげ?で、体がんの気配を超早期に発見できて、経過を追うため、最初は3か月ごと、今でも1年ごとに頸がん検査時には体がん検査を受けてます。
超早期発見がなければ、今でも体がん検査は受けてないと思います。

このページ、「情報収集④」のページへ
めっちゃ気持ちが分かります。
私の情報は、HPでアップしてたので(今は閉鎖しました)、ネット上やオフ会で知り合った方から「ネット情報は極論が多いから検索がかえって負担になるよ」と警告してくれてるのに、調べる手が止まりませんでした。

「告知⑤」のページへ
めっちゃ分かるー!
私、不妊治療に関してすごく情報を持ってる(持ってた?)と、HPに来てくれる方に思われていたようですが、始まりはこのページと同じ「わからないところがわかりません!」でした。
笑ってはいけないのでしょうが、笑ってしまいました。

「手術後②」のページへ
このページは切なくて泣きそうになったなー。
先週まで聞こえてた心拍が聞こえなくなって、流産確定で、除去術の説明を受けてるとき、隣から元気な心拍が聞こえてきて……。
状況は全然違うのに、なにか重なって読んでしまう部分が多いんです。

ブログがコミック本になったと知ったとき、ブログで読んでるからいいや、と思ってました。
書き下ろしページがけっこうあるらしい、と知っても、うちは転勤族だし、まだまだ異動があるし、荷物は極力減らしたいしいいや、と思ってました。

ふと本屋で探してみようかな? とキョロキョロしたのですが、目に入らず、店員さんに聞いてみました。
「元気になるしか! ありますか?」
「元気になる【しか】? ……しかない?」
「いや、【しか】です。【ない】はいりません」
  ↑
この面白い返答で、もう買うしかないやろ!という気持ちになり、このページを思い出してました。
「げんきになるには!」

結果、買って良かったです。


何よりもシカさん、BL作家さんなんですよ。(笑)
私が買ってたBL本は、パソコンページからデビューの方か、同人誌か、(本屋で凝視選別はなかなか難しいase2)、また、コミックより小説を好んで買ってました。
「愁堂れな」さんとか、「あすか」さんとか。
今度は、しか(藤河るり)さんのBLコミック買ってきます。(笑)
本屋で堂々と吟味してきます!
BLもシカ絵だったら、大爆笑します。


図書館(舟を編む)

2016-07-30 09:08:00 | 小説・読み物
図書館からの3冊目。


「舟を編む」三浦しをん

本屋大賞受賞本。
映画化もされています。

この小説の存在はもちろん存じてましたし、いつか読もうとも思ってました。
ただ、本当に機会がなかったんです。
たまたま図書館で、湊かなえさんの本が目について、湊かなえの「み」見出しと近いところにあった「三浦しをん」覧に目が行きました。

いつも思うのが「しをん」という文字です。
同時にいつも思い出すのが「今市子」。

「しをん」という書き方も面白いけど、「今市子(いまいちこ)」というネーミングも面白い。
この二人は、私の中の「面白い項目」に属していて、お二人の名前がセットで私の中にインプットされています。

話しを戻して、今回は「三浦しをん」覧にこの「舟を編む」がありました。
せっかく見つけたんだし、「いつか読もう」を今回にしようと借りてみました。

結果、読みやすく、面白い!
ネットに上げられてる評が好評が多いのも頷けました。

タイトル「舟を編む」とは?
「船」じゃなくて「舟」。
この疑問は、わりあいと早い段階で解消されます。
読む前、「舟を編む」と、中島みゆきさんの「糸」が、私の中では何故か同類インプットされてました。

舟を編むは、1~5章+エピローグに分かれていて、それぞれ視点が変わります。
1.は、幼いころから言葉に興味を持ち、会社人生を辞書に捧げてきた、玄武書房辞書編集部の荒木公平の視点。

2.は、荒木定年後の辞書編集部を背負うことになった、馬締(まじめ)光也の視点。

3.は、荒木の時代から辞書編集部に在籍していた、西岡正志の視点。

4.は、西岡が宣伝広報部に異動してしまった後、長らく空席だったその場所に異動してきた、岸部みどりの視点。

5.は、馬締光也に視点が戻り。

エピローグで、15年(だったと思う)の歳月をかけた「大渡海(だいとかい)」辞書の完成祝賀パーティーへと移ります。

1つの辞書を作るために、どれだけの年月と人の手が入っているのか。
会社との折衝、攻防戦。
辞書用の紙を新しく作り出す大変さ。
執筆依頼の大変さ。
辞書編集部に在籍した面々の葛藤や成長。

どの章もとても読み応えがあって、なりより、辞書を作るという小説なのだからか、この物語自体が言葉をとても丁寧に扱っているのが凄く伝わってきました。

そして、それぞれの人物描写やネーミングも面白く(隠し意味ありげ文章もあり)、それぞれに他には無い味があります。

ところで、71ページの部分で、私が読み違えた箇所がありました。
香具矢(かぐや)のセリフです。
「どんなにおいしい料理を作っても、一周まわって出ていくだけ」
このセリフに対し、この章の視点者である馬締光也は↓
「観覧車を食物の摂取と排泄にたとえるとは、変わったひとだ。」
このように受け取ります。
ところが、私が受け取ったのは↓
「お通しという入口からはじまった料理も、前菜→メインと進み、最後はデザートを食べてしまうとお会計して帰っていく」
という、「客と板前の一期一会」のような関係
を意味したのかと思ったのです。

一気に読んでしまいました。
本屋大賞、さすがです。

子どもの頃、辞書は飾り物じゃなくて「ちゃんと引くもの」と、分かっていればよかったのに、とも思いました。
そういや、新婚の頃、何かあると辞書を引く夫にちょっとびっくりしてたのを思い出しました。


図書館(ギンイロノウタ)

2016-07-29 10:51:00 | 小説・読み物
図書館からの2冊目。


「ギンイロノウタ」村田沙耶香

野間文芸新人賞の作品です。

この中には、「ひかりのあしおと」「ギンイロノウタ」2作品が収納されています。

どちらも、小学生女子が描写されています。
そしてどちらも、ものすっっっっっっごい「こじらせ小学生」です。

「こじらせ女子」という言葉が出たとき、言いえて妙だと思いました。
それなりの人生を経験して、その歴史が基本にあって「こじらせる」。
上手いネーミングだなぁ~~~、と思ったのですが……。

たかだか十年生きたぐらいで、ここまで「こじらせ」ますか?
が、「しろいろの~~」も、「こじらせ小学生」が「こじらせたまま」だったので、作者の好きな部門なんだと解釈しました。

難しい。
本当に難しい。
思わず飛ばし読みしそうになりますが、いやいや、ここはがんばらないと!と自分を叱咤激励しつつ、でも今回はちょっとやってしまいました。

感想は、ちょっと検索したら、いろいろな解釈で色々な人が自由な角度でブログにアップしてるので、そちらを検索してください。

多分、私の頭が固すぎて、なかなか咀嚼できていないのです。