「アプローチ」って言葉。
家づくり業界では、道から玄関&玄関ポーチに行く「通路」の事を言います。
石だったりタイルだったり、はたまた枕木とかだったり、色々ですね。そして石やタイルでも種類や張り方などあるから、ホント様々です。
最近、弊社の設計F君より色々と相談を受けておりましたので、ちょっとご紹介です。
私個人的には、やっぱり「石」のアプローチが好きです。やっぱり質感もあるし、耐久性もあるし(選んじゃいけない石もありますが)、経年していく風情もありますしね。
まずこれ。よくさせてもらうやり方です。御影の切り石を並べていくやり方。素朴で何気ないシンプルさが好きです。
同じ切り石でも
並べ方を変えたり、組み合わせを変えると、また違う感じになります。(まだまだやり方はありますよ〜)
石のアプローチと言えばコチラ。
橋本のお家の外構です。面白いでしょ。これは弊社の仕事ではなくplantaさんという(何度かご紹介しましたが)奈良の造園屋さんの仕事。こういう事は、今の弊社ではなかなか出来ませんね。勉強勉強です。
ちょっとアプローチとは違うけど、
前面に石を張った場合もあります。これも重厚感が出ていい感じですね。
総じて言えることですが、石は質感も風情も素晴らしい。だけどタイルに較べて高い。。というのが常識です。だけど、外構に使う場合は、タイルは必ずその下にコンクリートを工事しなければいけないけれど、石はそれが不要だから、案外良い勝負になる。やり方によっては石の方が安い。って逆転現象がおこるわけですね。
(ただし、コンクリートを打たないから石は動きます。だから、上写真のような駐車場などは、さすがに下地にコンクリートは必要です)
まっ、他にも左官で仕上げるパターンもあるし、土を固めちゃうやり方もあるし、この辺はアイデア勝負なんですが、それには経験とか知識とかに裏打ちされた「自分の抽斗(ひきだし」が必要なんですね。
とにかく勉強勉強です!
ではまた次回〜
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