紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

広島建築巡り

2016年10月11日 | イイ建築・家具の話

先週末は広島に出張でございました。

会議や研修、また諸々の用事の中、少々無理をしてでも「建築めぐり」をする私。昨年は草津・青森・金沢とまいりまして、今年は京都(しょっちゅういっているけど)、岐阜、香港ときて、今回広島。

ではパラパラっとご紹介。

広島と言えばコチラ。

丹下健三氏の平和記念資料館です。展示やこの周辺の空間も全て日本人として知っておくべきことばかりですが、純粋に建築としても非常に高名な建物。世界的に有名です。お恥ずかしながら初めて見ることが出来、その場にどしっと座っているというか、生えているというか、確かにここにあるという感覚に大変感動いたしました。

またそのプロポーションやバランス、純粋にとても美しく、ずっと見ていても飽きない感覚でありました。

その近くの

村野藤吾氏の世界平和記念聖堂。

私の大好きな建築家村野藤吾氏のこれまた素晴らしい建物です。内部は撮影禁止ですが、まさしく祈りの場としてふさわしい内の荘厳な雰囲気。初めて体感する感覚で静かな感動を覚えました。

住宅や和の建物でも、非常に高名な村野藤吾先生ですから、細部の納まりもやっぱりすごく美しく色々と記憶に残る部分が多かったです。

こんな大きな扉や取手などもすごく良かった。これは村野藤吾先生のデザインではないかもしれないけれど、素晴らしい質感と存在感でした。

それから、

縮景園。

綺麗なお庭と美しい建物のある庭園でした。個人的にはこの砂浜を再現したような石の浜辺と、

この建物の窓の取り方、

このお庭の瓦を使った「縁の切り方」が大変記憶に残るとともに、参考になりました。またどこかで使える様に頭の抽斗にしまっておきます。

それから、折り鶴タワー

結構最近建った建物のようですが、地上12階に現れるこの空間が斬新で面白かったです。また12階から1階までスロープでおりられるのもなかなかの経験で面白かった。この空間でたくさんの方が休憩しておりました(入場料が1700円だから結構するのだけれど)。やっぱり「木」っていいですね。

ここまでの建築は結構近い所にあって、広島はスゴイ所&羨ましい所ですね〜。こんな所が近くにあったら散歩なんかしてても最高じゃないですかね。

最後は少し足を伸ばして、

宮島の厳島神社です。帰る日の朝行ったので、まだ海の水があがってきてなくて残念でしたが、予想通り美しい建物でありました。こういう建物をここに建てた平清盛さんは偉いですね〜。何千年経ってもまだこれで観光客が呼べるのですから、スゴイことです。

やっぱり海の上にある建物なのだから、目が行くのはこういう床板や土台廻りでありますが、月並みな感想ですが、、「木」って強いんですね〜。。

もっと色々偉そうな考察を述べれれば格好よいのだけれど、よくわからないのでやめときます。。もっとゆっくりする時間があれば良かったですが。。

来年の社員旅行に広島行っちゃおうかなどとも考えたりもしましたが、まあそれはまた来年(笑)

ということでまた次回!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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