お問い合わせにどこまで答えよう

先日のお問い合わせで
「太ももの前の方が痛いんだけど、、、」
というお電話を頂きました。

「これ、治るかしら？」
といわれて、
「はい」
と言いかけて言葉を飲み込みました。

お電話では、太もも前面の痛みだけというお話ですし、痛みのある期間もそう長くないようなので非常に心配するほどではないと思いました。
でも、お会いして様子も見てませんし検査もしていません。
やはり安請け合いはするべきではないと思いました。

「ひどい状態ではなさそうですが、やはりご来院いただいて検査したほうが良いと思います」
これ、聞く側の人にとっては営業トークとしか聞こえないんじゃないでしょうか。
そう言って、来院させたいんでしょう。みたいな。

「ああ、そうですか、、、」
残念そうな感じが伝わってきます。
きっと
「大丈夫ですよ」とか「何とかなるでしょう」
と安心させてあげるような言葉を期待なさっていたのではないでしょうか。

こちらの方は当院にお越しになるか、他の治療院に行って下さるでしょうか？
当院に来るか来ないかというよりも、せっかく、ご自分の体をケアしようという気持ちを起こしたのに、それがしぼんでしまわなかったかどうかのほうが心配です。

もしやめてしまったのであれば申し訳ないです。治療をしなければまた何日か何ヶ月か
「痛いなぁ、困ったなぁ」
と思いながら過ごさなければならないのですから。
きっと改善できた症状と思います。

もっと上手く説明できれば、、、。悔やまれます。



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