daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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パッヘルベルのカノンとポップス

2022-10-30 | 音楽つれづれ

クラッシック音楽には疎いのですが、バロック時代の作曲家「ヨハン・パッヘルベル」の「カノン」が好きです。本寸法の愛好家の方には、「ああ、あれねぇ」の一言で片付けられそうなポピュラーな曲とは思うのですが。

クラッシック曲下敷きのポップス・ヒットと言えば、トイーズの「ラバーズ・コンチェルト」とか、ティンカーベル・フェアリーダストの「誓いのフーガ」(フォー・リーブスのカバー盤もありました)など、J・S・バッハの曲がすぐ思い浮かびますが、パッヘルベルも意外にカバーされてると思います。メロディを借用したり、新しいメロディが乗せられたりと。

 

印象に残る曲と言えば、ギリシャのポップス・グループ「アフロディテス・チャイルド」が歌った「Rain And Tears(邦題:雨と涙) が好きです。

アルバム・ジャケットには、大人の顔をしたちょっと気味の悪い赤ちゃんが描かれていますが、このグループには後に、ソロでも成功した「デミス・ルソス」、映画「炎のランナー」のテーマを書いた「ヴァンゲリス」と、著名な二人を輩出していて、顔はそのどちらかを嵌め込んだようで、デミス・ルソスかな?と私は思うのですが、どうなんでしょうか?また、このアルバムで知った「It’s Five O’Clock」や「End Of The World」も印象的で好きでした。パッヘルベルと関係ない話で済みません。

 

同じ頃、イタリアのポップス・グループ「ポップ・トップス」は、「Oh Lord、Why Lord」(邦題:涙のカノン)という曲をヒットさせます。こちらは原曲にカウンター・メロディを当てた曲で、ボーカルはトリニダードトバゴ出身のフィルトリム。ソウルフルな歌声が印象的でした。

このグループは71年に「マミー・ブルー」という曲をヒットさせ、アメリカでは30位に。日本でも競作盤を押しのけ、彼らポップ・トップス盤が一番ヒットしたと思います。

 

日本でこれと同様な構成の曲に、「およげたいやきくん」の特大ホームランで知られた子門真人が作り高橋キヨシが歌った「思い出は泪と共に」という曲があり、私はポピュラーソングコンテストを記録したライブ盤で知りました。

通称ポプコンで親しまれたこのコンテストは、アマチュアの自作自演のコンテストとして、中島みゆき他多くのスターを輩出しましたが、当初は作曲コンクールとして、ヨーロッパでの音楽祭と同様に、曲を書く人と歌う人は別で、早川よしおの「サルビアの花」をオフコースが歌っていたなどという記録もあります。(ヤマハ音楽振興会HPを参照しました)

最近ですが、例によって中古レコードを漁っていると、そのシングル盤を見つけました。シングルで出ているとは知らなかったので少し嬉しい、犬も歩けば何とやらです。ただ、シングル用に"きれいな"録音となっていて、私はライブ収録の方が好みですが。

ライブの音はネットで見つからなかったので、興味ある方は、作者の子門真人の映像がありましたので、こちらでご覧になって下さい。 ⇒ 子門真人 想い出は泪と共に

ところでこのライブ盤には、初期の何回か分の優秀曲が入っているのですが、19曲目第5回大会で歌われた「下っ端」は自作自演で、歌っているのは「金玉」。キン…ではなくコンギョクと読みますが…アナーキーな雰囲気を持ったパンク・フォーク!これ良い。

どこかで中古を…思ったら、シングルでウン千円の値が。やっぱりね。

ま、例によってそちらは、棒に当たるまで気長に探してみる事にしましょう。

 

■ 以上、聞きたい365日 第327話でした。



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