daddy-kのいきあたりばったりⅡ

以前のブログが閉鎖でⅡを立上げ。食の別ブログもあります:https://ameblo.jp/mightymogu/

星の界(いつくしみ深き)

2023-12-22 | 音楽つれづれ

いま時期の星空を歌ったのかわかりませんが、唱歌になった外国曲で思いだすもう1曲。

月なきにみ空に きらめく光 嗚呼その星影 希望のすがた…と歌われるのは、コンヴァースの曲に杉本代水が詩を付けた「星の界(よ)」で、これは明治43年に「教科統合中学唱歌㈡」で、「いざ其星の界」として掲載されたのが最初だそうです。(西東社/童謡・唱歌 こころの歌より)

杉谷代水は本名が虎蔵で私はトラが大好き、生れは鳥取県境港だそうで、これは妖怪画家の水木しげるさんと一緒ですね、プロフィールを知って何となく親近感が湧くのですが。

作曲者のコンヴァースはアメリカ人で、ドイツのライプチヒ音楽院で学び、帰国後は弁護士をしながら趣味で作曲をしたそうで、溢れる才能が羨ましいですが、有名なのがこの歌の基となった讃美歌312番。What A Friend We Have In Jesusという曲です。

有名な曲なので、後に川路柳虹が詩を付けた「星の世界」というヴァージョンもあり、こちらは小学校で歌われたそうで、詩が優しく感じられます。

クリスチャンでも無い私には、普段の生活の中で讃美歌が入って来る事は無いのですが、カントリー系の音楽は好きなので、讃美歌を歌ったセイクレッド・アルバムは聞くし、聞いていると心が穏やかになって来ます。

カントリー歌手はセイクレッド・ソングを吹込む人が多く、この曲もアラン・ジャクソンが良い感じで歌っています。⇒ https://www.youtube.com/watch?v=V5SBMfElEKw

その上で私の一番は、ブルー・グラスのジ・オズボーン・ブラザーズの歌声

この曲の入った「フェバリット・ヒムズ」や、「ヴォイセス・イン・ブルーグラス」など、この時期のアルバムはとても好きでしたし、ボブ(マンドリン)とソニー(バンジョー) の兄弟デュオは良いですねぇ、今も時々引っ張り出して聞いています。

他にも、今まで知らなかった人達の演奏で気に入ったのが見つかり、スチール・ギターでの演奏 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=r5jLpgIQuXc  とか、ファミリー(?)のアカペラ・コーラス ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=LarFhGeE-ac などがあり、両方とも素人では無く有名な人みたいなのですが、私は恥ずかしながら初めて知りました。

今日は夜が一番長い日、最近のミュージシャンは知らなかったけれど、昔のレコードは持っているから、エミルー・ハリスや、ビル・モンローのセイクレッド・アルバムも引っ張り出して聞くとしましょうか。

以上、【聞きたい365日】 第366話でした。

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。