daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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節分の豆まきは落花生

2024-02-03 | 音楽つれづれ

今日は節分で明日は立春。もう春遠くからじ…と、つい前のめりになるのですが、札幌の冬はそんなに甘くは無く、まだまだ修行 (?) は続くと思っておかないと、吹雪や大雪で痛い目?に合うのが毎年の事。

そう思いながら朝の雪掻き、でもやはり二月の声を聞くと気分はポジティブになります。

節分の鬼払いは地方により特色があるそうですが、私の家ではシンプルに豆まきだけでした。色々な地域から人が集まって来た北海道だから、鰯や柊を飾る家があっても良さそうですが私は見た事が無く、北海道では柊が自生しないから飾る家が無かったのかな?

子供の頃の豆と言えば炒った大豆で大豆は北海道が一大生産地。それが小学生なった頃から落花生との併用になっていたはず。殻付きなら雪の上に落ちても見つけやすく濡れても大丈夫、食べるには問題ないと合理的なのは北海道民ならでは。ビールにも合うし…

今では主役は大豆より落花生のお宅が多く、節分が近くなるとスーパーでは落花生が一番目立つ場所に並びます。千葉県産に中国産…そのうち北海道産も並ぶ日が来るかな?

まだ希少ですが以前は見た事無かった道産の落花生。寒冷地には向かなかったはずが今は空知地方などで作付けされ、茹でピーなども見かけるようになったのは、生産技術の進歩や品種改良の努力の積み重ねなら嬉しいのですが、温暖化の影響はどうなのだろう?

海ではブリが大量に網にかかり、フグの水揚げは今や日本一と、元々道民に馴染みの薄かった魚が揚る様になったのは手放しで喜んで良いのか? 平均水温が上がるのはダイバー的には嬉しいけれど、本来の寒流系の鮭や鰊が幻の魚になる事が無いよう祈ります。

話を戻し、私が落花生で思い出す歌と言えば、イギリスのウィッシュフル・シンギングというグループがヒットさせた「ピーナッツ」。心から愛しているんだピーナッツと、シンプルな繰り返しの楽しい歌です。

これがヒットした67年当時の解説文には、「シェリー」などのヒットで有名なフォー・シーズンズの曲をカバーしたもので…と書かれていて、ファルセットもキレイだし、なるほどそうなんだと思っていました。

でも実際は違って、「リトル・ジョー&ザ・スリラーズ」と言うドゥー・ワップグループが、57年7月にポップ・チャートの22位に送り込んだのがオリジナルだそうで。

フォー・シーズンズが所属していたレコード会社を離れ、別の会社に移った後もヒットを飛ばす人気グループだったので、古巣の会社は抜け目なくこれに便乗し、未発表だった彼らのカバー・テイクをリリースした。その中の一曲だった事から彼らのヒット曲と誤解されたようです。みんな情報の少ない60年代の話でしたから。

以上、【聞きたい365日】 第370話でした。

 



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