daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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パリス・シスターズとプリシラ・パリス

2024-01-04 | 音楽つれづれ

わたくし実は儚げな歌声=ウィスパー・ヴォイスで歌う歌手にからきし弱く、秘かに大好き!なのです。…文末のハートマークこそ自重しますが…

クロディーヌ・ロンジェとか、マーゴ・ガーヤン、ジェーン・バーキンとか良いですねぇ。蕩けて夢の中…とまでは言いませんが、それに近い気分になります。

そしてパリス・シスターズが好き! 全米5位のヒットとなった「I Love How You Love Me」とか、「What Am I To Do?」、「He Knows I Love Him Too Much」などはとっても好きです。「What Am I To Do?」は綺麗な映像が残っていてお薦めです。興味ある方はクリックしてみて下さい。

彼女達はアルベス、シェレル、プリシラと実の三姉妹で、「I Love w You Love Me」は61年に全米5位のヒットに。これは60年代終りにラジオ番組「パンチ・パンチ・パンチ」から生まれた素人トリオ(当時)の、モコ・ビーバー・オリーブが歌ってヒットした「忘れたいのに」でもあり、あのカバー盤も好きでした…は余談として。

この時のプロデューサーはフィル・スペクターで、「The Complete Phil Spector Sessions」でその頃の写真が見られます。このアルバム音は少々良くないですが、当時流行りのシスター物っぽい楽曲も良いです。

右のアルバムは彼女たちの歌27曲を詰め込んだ編集物で、プリシラを中心に蕩けるようなハーモニーにうっとり。なにジジィが酔ってんだ、酒も飲まない昼間から…ですが。

その後グループは解散し、プリシラはソロで「プリシラ・ラブズ・ビリー」を発表。

プリシラがビリー・ホリディに捧げたこのアルバム、ウィスパー・ヴォイスのプリシラがビリーを?と、聞く前は違和感無くも無かったけれど、聞くとビリーのハスキー・ヴォイスとの親和性が高くて充分満足。

何より評判となったのはそのジャケットで、「手元に置いておきたい美女ジャケットの最高傑作!」なんてジャケット・マニアの声もありますが、まったくもう異存はありません。

私の手元にあるのはジャケット・サイズのCDで、オリジナルに準じたエンボス加工もされており、満足度は高いのですが、欲を言えばサイズの大きなLPの時代に買っておけば良かったなぁと。

 

プリシラは1945年の今日1月4日が誕生日だそうです。※Wikipediaによる。

まだ60歳前なのに、事故が原因で亡くなったのはとても悲しいのですが、CDを取り出すといつでも彼女に逢う事が出来、こうして曲を流しながらお誕生日を祝えるのは嬉しい事です。

以上、旧ブログ「プリシラ・パリス/プリシラ・ラブズ・ビリー」より再構成しました。



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