日本人は桜が好きですよね?江戸の昔から。落語にも花見で酒を売ろうと出かけた二人、共同で仕入れた酒をお互いに飲んでしまい、酒は完売したはずなのに(?)手元には残らなかったという「花見酒」とか、「花見の仇討」に「長屋の花見」などが出て来ます。
札幌市内の開花宣言はまだですが、街中には既に咲いている桜もあり、なら円山公園はどうだろう?と、昨日様子を見て来ました。
坂下グラウンドの周りが早いようで、咲き掛けのものも一~二輪ありましたが、あともう二日ほど欲しいという状況でしょうか? でも春が来たようでワクワク。
そして大好きなカツラの木もハート形の葉を出しました。これも嬉しい。
山の中腹にはまだ緑になる前の紅いカツラも残っていて、山裾を染めてくれありがとう。
キバナノアマナも咲き出しています。私は食べた事が無いのですが、これは「甘菜」と言う位で甘いのだそう。先人たちは汁の実にしたり、地下茎を煮たり焼いたり、乾燥させ保存食にしたりと、大事な春の山菜として扱ったそうです。
下段中央は花の時期には賑わう場所。以前は、ジンギスカンの煙がもうもうと立ち込めていましたが、今はまだ見かけません…というか、コロナ以降火気の仕様が禁止となり、今年もまたダメだそうです。
道民からジンギスカンを取り上げたら何が残る!と言いたい所ですが、毎年の煙と匂いに悩まされていた近所の方々から好評だそう。時代ですし近隣の人達の立場になるとね。
そんな中、穏やかにドリンク持参で談笑されている奥様方を見かけました。
おお!そうだ、良い事は学ばないと、と私もさっそく近所でフードとドリンクを調達。
若い桜を観ながらの花見酒。この時期限定のビールもなお結構でした。