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cyori の冒険

Photo diary by cyori

今、そこで、何が、起こっているか!

2006-01-27 | こつこつ


松の木が、あの醜い松食い虫の餌食に
そして、松の墓場が出来て行く、こんな細い木も!

毎年松食い虫の駆除をやっているが、この有様
調べれば、北海道や青森や高所を除く全土に広まっているとか

それも、日本だけじゃなく外国にも被害が出てるらしい
このままでは、松の木が無くなってしまう

今までに被害に有って伐採した(使いモンにならない)木の本数
それだけでも、日本の木造住宅がどれだけ建ったことか

安い安いと言いながら、輸入材を使う前にこれらを使っていれば
資源の無駄遣いとは、こう言うこと何じゃないか!
(ほんとはもっと複雑なことが有ったのかもしれない)しかし!

           

こんな姿にされてしまい、かわいそうすぎる
この木、松の木です、皮が全て落ちてしまっている
ちなみに、根っこはと言うと ↓



小さい方の木で、最低60年は経っています、補足ですが
根元の灰色の怪しく抉ったところ、これは人災です

《60年前の戦時中、油が不足して松の木を削って、松の脂を取って
その油を加工して使ったらしい》
その時の傷が痛々しく今も残っているのです。

そして、この木の回りには新しく、植林されているが
はたして?育つのだろうか?また、違う場所ではこんな試みも



シャクナゲかな?松とは違う木を植えてあった
この辺の松の木は確か防風林のはず、これで良かったのか
答えが出るには数十年先、急速に変わろうとしている自然

昔、畑で拝借して食べた、あの!トマトの味
もう、味わうことが出来ないのか(何でトマトで終わるわけ?)

自然!自然ですよ。







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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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松枯れのこと (わだつみ)
2006-01-28 00:41:03
 俗に松くい虫と呼ばれるのは、カミキリムシ、キクイムシなどの幼虫の総称です…。この悲惨な松枯れの被害は、マツノザイセンチュウという線虫によるものです(この線虫を運ぶのは「マツノマダラカミキリ」というカミキリムシですが)。そしてそもそも、この線虫がやってきたのはアメリカからの輸入木材からでした。木材や農産物の輸入自由化で、作物の病気もたくさん輸入されました。一方で松林は枯れ、杉林は手入れがされなくなり荒れる一方…。行政のおかしさの現れだと思います。農学部で学んだ者として、本当に悲しいし、怒りを感じます。
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そうだったんだ (cyori)
2006-01-28 11:00:53
to>わだつみさん



一つ勉強させていただきました

やつは、アメリカから来たんですか、なるほど



輸入自由化で安いからと言ってそれを使う人達

そこにも大きな責任が有るような気がします

                同感です。
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