平日のトレーニングは、GTローラーFlex3での、流行りのタバタプロトコル(タバタ式トレーニング)が主である。30分程度で終わるので(というか出し切らないといけない)、夜9時過ぎに帰ってくる僕のようなサラリーマンには、時間あたり最大効率のトレーニングだと思う。
タバタプロトコルの方法(ロードバイク版)
ロードバイクを固定式ローラーに設置する(3本ローラーでもいいが、ふっとばないように)
20秒なんとか維持出来る最大努力でもがく(最大心拍の90パーセントほど)→10秒脚を軽く回しながら休憩→(この繰り返しを6~8回)
以上であるが、できればぶっ倒れる寸前まで強度を上げて行う必要が有る。これを、週2回以上できれば4回、6週間以上行う。
効果は、最大酸素摂取量の増加による持久力の劇的な向上である。
タバタプロトコルの理論的な前提としては、通念では有酸素運動と無酸素運動という2種類の運動があるとされているが、純粋な有酸素運動及び無酸素運動というものはなく、あらゆる運動は有酸素性と無酸素性の両方のエネルギー系を用いていること。なので、両エネルギー系を同時に鍛える必要がある。そこで、高強度かつ間欠的な運動を行うことで、有酸素性及び無酸素性のエネルギー系を同時に最大限の負荷をかけることができるため、両方同時に劇的に能力向上を図れるというということである。このため、発案者の田畑氏自身がタバタプロトコルについて「考えられる限り最高の合理的方法」と述べている。ロードバイクをやる上で、タバタプロトコルだけをやっていればいいというわけではないが。
上記の効果の他に、ローラーでタバタプロトコルを行うことで、(僕の場合は)数十秒とはいえ下ハンをもち120rpmを維持することになるので、ペダリングとスプリントの練習にもなっていると思われる。
以上のような高強度の運動を行うためウォームアップとクールダウンをそれぞれ10分ほど行い、トータルで30分弱となる。フルタイムワーカーにうってつけのトレーニングである。それに、トレーニング時間が比較的短いためか、筋肉痛にはなりにくい。ただ体が全体的にだるいことはだるい。
ところで、タバタプロトコルは時間を厳格に管理した上で体を限界まで何度も追い込む必要がある以上、固定式ローラーが一番行いやすい。が、固定式ローラーはロードバイクをがっちり固定してしまうので、もがいた際にシートステーなどに多大な負担がかかってしまう(実際に、ショップの店員に注意された)。そこで、フォークでバイクを固定するハイブリッドローラーのGrowtac GTローラーFlex3を導入したのだが、とても相性が良かった。バイクを軽く倒せるので踏みやすいし、もがいてもバイクに負担がほとんどかからない。
実際に、半年ほどタバタプロトコルを行っているが、その効果は如実に表れ、心拍数195rpmを10分程度維持することができる。ヒルクライムでも心肺で限界になることはほとんどないので、足次第となる。僕が重い割に登れる理由その2である。
下記の『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』は、発案者の田畑氏自身によるタバタプロトコルの解説本であり、トレーニングの実践や経験談、理論的なことも書かれているのでより詳しく知りたい人にはオススメ。
タバタプロトコルの方法(ロードバイク版)
ロードバイクを固定式ローラーに設置する(3本ローラーでもいいが、ふっとばないように)
20秒なんとか維持出来る最大努力でもがく(最大心拍の90パーセントほど)→10秒脚を軽く回しながら休憩→(この繰り返しを6~8回)
以上であるが、できればぶっ倒れる寸前まで強度を上げて行う必要が有る。これを、週2回以上できれば4回、6週間以上行う。
効果は、最大酸素摂取量の増加による持久力の劇的な向上である。
タバタプロトコルの理論的な前提としては、通念では有酸素運動と無酸素運動という2種類の運動があるとされているが、純粋な有酸素運動及び無酸素運動というものはなく、あらゆる運動は有酸素性と無酸素性の両方のエネルギー系を用いていること。なので、両エネルギー系を同時に鍛える必要がある。そこで、高強度かつ間欠的な運動を行うことで、有酸素性及び無酸素性のエネルギー系を同時に最大限の負荷をかけることができるため、両方同時に劇的に能力向上を図れるというということである。このため、発案者の田畑氏自身がタバタプロトコルについて「考えられる限り最高の合理的方法」と述べている。ロードバイクをやる上で、タバタプロトコルだけをやっていればいいというわけではないが。
上記の効果の他に、ローラーでタバタプロトコルを行うことで、(僕の場合は)数十秒とはいえ下ハンをもち120rpmを維持することになるので、ペダリングとスプリントの練習にもなっていると思われる。
以上のような高強度の運動を行うためウォームアップとクールダウンをそれぞれ10分ほど行い、トータルで30分弱となる。フルタイムワーカーにうってつけのトレーニングである。それに、トレーニング時間が比較的短いためか、筋肉痛にはなりにくい。ただ体が全体的にだるいことはだるい。
ところで、タバタプロトコルは時間を厳格に管理した上で体を限界まで何度も追い込む必要がある以上、固定式ローラーが一番行いやすい。が、固定式ローラーはロードバイクをがっちり固定してしまうので、もがいた際にシートステーなどに多大な負担がかかってしまう(実際に、ショップの店員に注意された)。そこで、フォークでバイクを固定するハイブリッドローラーのGrowtac GTローラーFlex3を導入したのだが、とても相性が良かった。バイクを軽く倒せるので踏みやすいし、もがいてもバイクに負担がほとんどかからない。
実際に、半年ほどタバタプロトコルを行っているが、その効果は如実に表れ、心拍数195rpmを10分程度維持することができる。ヒルクライムでも心肺で限界になることはほとんどないので、足次第となる。僕が重い割に登れる理由その2である。
下記の『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』は、発案者の田畑氏自身によるタバタプロトコルの解説本であり、トレーニングの実践や経験談、理論的なことも書かれているのでより詳しく知りたい人にはオススメ。
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扶桑社 |