CWJJ(タイスケ)のブログ

08,10年6月北海道バイクツーリング
08,10年9月シンガポールF1グランプリ
他ツーリングレポやエッセイを

冬の冒険

2009年01月18日 | Weblog
数日前に東京でも雪がちらついたとか、丹沢山塊は薄っすら雪化粧している。 この2~3日は暖かったので路面は少し緩んだろう。 去年の2月に挑戦したように、冬の丹沢林道をバイクでアタックしてみようと出かけた。 今日は10℃以上に暖かくなるとは言え市街地とは違い宮ケ瀬あたりで5℃、山間部の中津川林道に入ると2~3℃、路肩や山肌には雪、更に進み中間点の塩水橋を渡り、中津川から布川沿いの登りになると、山の北側のため凍結箇所も頻繁に現れる。 路面凍結は去年ほどではないが慎重に駒を進めやっと“きまぐれ喫茶”に到着。 昨晩メールで連絡していた通り、先着していたバイク仲間のHSCEJJ氏と合流、ストーブを囲み食事しながら歓談、帰路はヤビツ峠を抜け秦野へ下り、国道246号を走り帰る。
一寸寒さとスリルに満ちたショート・ツーリングでリフレッシュ出来た。 今夜は良く眠れるだろう。

映画「チェ 28歳の革命」を見て

2009年01月13日 | Weblog
 フィデル・カストロと共にキューバ革命を成功させた、革命家のカリスマとして知られるチェ・ゲバラを描いた第1部作が「チェ28歳の革命」だ。
(チェは愛称で本名はエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ)
 私がまだ学生で多感な時代にキューバ革命(1956~9)が起こり、社会に出て一人前になりかけている頃、新聞でチェ・ゲバラの死(1967)を知った。その時の新聞記事「ゲバラ死す」のタイトルと写真は今でも目に焼きついている程インパクトがあった。
 第一部のあらすじはキューバ革命が成功するまでの物語で、そこに医者を目指したインテリ出身のチェ・ゲバラが革命に身を投じ、どう関わっていたかが描かれている。細かいことは映画を見て感じて欲しい。
 それよりも、ゲバラを演じている俳優(ベニチオ・デル・トロ)が一寸らしくない感じがしたのは私だけか? 今迄に見た数枚のゲバラの写真からは、ゲバラの瞳は丸く大きく、何時も強い信念を持って鋭く輝いていた印象が深かったが、演じている俳優の目は伏目がちで、面白いほど俳優の古谷一行氏にそっくりで温厚な紳士に見え、とても武装革命の戦士ゲバラのイメージには感じられなかった。勿論ゲバラ本人も不正と腐敗を嫌う紳士であった事に変わりは無い。
また、会話のスペイン語が、英語とはまた違い、新鮮な響きとして心地よい感じだ。1月31日から第2部「チェ39歳 別れの手紙」が始まる。
ゲバラに興味がある方は、医学生だった若き日のゲバラの放浪の旅を映画化した「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2004)も鑑賞することをお勧めする。(同名の角川文庫本もあり)