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パナソニック、1MOS化で低価格化した3D対応デジタルフルハイビジョンビデオ

2011-01-17 22:31:20 | 日記
パナソニックは17日、デジタルハイビジョンビデオカメラ「HDC-TM90」「HDC-TM85」「HDC-TM45」「HDC-TM25」を発表した。発売は2月25日。価格はオープンで、市場価格はHDC-TM90が10万円前後、HDC-TM85が8万円前後、HDC-TM45が7万円前後、HDM-TM25が4万5,000円前後と予想される。

○3Dコンバージョンレンズも利用可能な1MOSモデル「HDC-TM90」「HDC-TM85」

同社では、昨年8月に家庭用のAVCHDムービーとしては世界初となる3D対応機「HDC-TM750」「HDC-TM650」を発売している。HDC-TM90/85は、HDC-TM750/650に続く3D対応機。HDC-TM750/650と同様に、3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」を装着することで、サイドバイサイド方式の3Dムービーを撮影することができる。

撮像素子は、1/4.1型の322万画素CMOSセンサー。HDC-TM750/650では3CMOS方式を採用していたのに対して、HDC-TM90/85では1CMOS方式を採用。その分低価格化と、小型化が図られている。本体サイズは、50.5(W)×63(H)×120(D)mmで、質量はHDC-TM90が約239gで、HDC-TM85が約238g(HDC-TM750の本体サイズは66(W)×69(H)×138(D)mmで質量は280g、HDC-TM650の本体サイズは62(W)×66(H)×126(D)mmで質量は328g)。レンズは、35mm換算で28mm~729mm(ビデオ撮影時)の光学21倍ズーム(F1.8~3.5)。広角側で28mmが使用でき、後ろに下がるスペースがない場合でも、広い範囲を撮影可能だ。また、デジタルズームに超解像技術を組み合わせた「iAズーム」も採用。iAズーム時には、40倍の高倍率を利用可能だ。また、ズームを行うと、マイクのズーム機能も連動する「新ズームマイク」機能も搭載する。なお、HDC-TM750は、5.1chのサラウンド録音が可能なマイクが搭載されていたが、HDC-TM90/85は、ステレオ録音のみに対応する。

撮影モードは、「1080/60p」「HA」「HG」「HX」「HE」の5種類。1080/60p記録では、動きの速いシーンでも、なめらかな表現が可能だ。また、「新 低照度ノイズリダクション」も搭載。夜景など、暗い場所で撮影を行っても、ノイズが目立たない。最低照度は、約4ルクス。記録メディアは、本体に内蔵されているフラッシュメモリーと、SD/SDHC/SDXCメモリーカード。内臓メモリーは、HDC-TM90が64GBでHDC-TM85が32GB。HDC-TM90の内臓メモリーに1080/60pで録画を行った場合、最大録画時間は約5時間20分。なお、HDC-TM90とHDC-TM85の違いは、内臓メモリーの容量と本体色のみとなっている(HDC-TM90はパールブラックとソリッドシルバーの2色、HDC-TM85はソリッドシルバーのみ)。

手ブレ補正は、光学式と電子式の両方の補正を行う「ハイブリッド手ブレ補正」。歩き撮りにも対応する。また、被写体をロックしてピントや露出を自動調整する「追っかけフォーカス」も採用されている。

○女性にも使いやすいコンパクトモデル

HDC-TM45は、2D撮影専用のフルハイビジョンビデオカメラ。サイズは51.5(W)×高さ59(H)×111(D)mmで、質量は約193gと小型軽量。クリアホワイト/ベリーピンク/キャメルベージュ/ショコラブラウンの4色が用意されているなど、女性ユーザーを意識したモデルとなっている。

コンパクトモデルではあるが、3D撮影と1080/60pモード以外は、HDC-TM90/85と同じ機能を搭載する。撮像素子は、1/5.8型の150万画素CMOSセンサー。レンズは35mm換算で、33.7mm~1240mm(ビデオ撮影時)の光学34倍ズーム(F1.8~4.0)。iAズームを使用すると、42倍までのズーム撮影が可能だ。記録メディアは、内蔵のフラッシュメモリー(32GB)とSD/SDHC/SDXCカード。

○デジタルカメラ感覚で持ち歩けるエントリーモデル「HDC-TM25」

HDC-TM25は、SD画質のビデオカメラからの買い換え層をターゲットにした、手軽に使える軽量コンパクトフルハイビジョンビデオカメラ。サイズは51.5(W)×57.5(H)×108.5(D)mmで、質量は約169g。撮像素子は、1/5.8型の150万画素CMOSセンサー。レンズは35mm換算で、42.9mm~721mm(ビデオ撮影時)の光学16.8倍ズーム(F1.8~2.6)。HDC-TM90/85/45とは異なり、iAズームは採用されておらず、光学ズーム以上のズームではデジタルズームとなる。記録メディアは、内蔵のフラッシュメモリー(8GB)と、SD/SDHC/SDXCカード。

(村田修)

[マイコミジャーナル]

JPドメイン名サービスがDNSSECに対応 - DNS応答の偽造防止へ向けJPRSが導入

2011-01-17 22:30:59 | 日記
日本レジストリサービス(以下、JPRS)は1月17日、JPドメイン名サービスへのDNSSEC(DNS Security Extensions)の導入が予定通り1月16日に完了したことを発表した。

DNSSECは、公開鍵暗号による電子署名を用いたDNS(Domain Name System)のセキュリティ拡張機能。今回JPドメイン名サービスに導入したことで、JPドメイン名の登録者は、DNSの応答に付加した電子署名を検証するための鍵情報をJPRSに登録できるようになる。鍵情報はJPRSが運用するJP DNSで公開され、インターネット利用者は署名を検証し、DNS応答の偽造を検出できるようになるという。

JPRSでは、昨年7月にJPドメイン名サービスにDNSSECを導入することを発表。DNSSECの仕様検討や実証実験を進めてきた。10月17日には.jpゾーンにおけるDNSSEC署名を開始し、12月10日にルートゾーンに.jpゾーンのDNSSEC署名を検証するための鍵情報を登録。ルートゾーンに登録した鍵情報を用いて.jpゾーンの署名の検証が問題なく行えることや、既存のDNSインフラへの悪影響がないことを確認し、今回JPドメインサービス名への導入に踏み切っている。

すでに、インターネットイニシアティブやインターネットマルチフィード、NTTPCコミュニケーションズなど、ドメイン取得サービスを提供している企業から賛同を得ており、今後も積極的にDNSSECの利用拡大を進めていくという。

なお、DNSSECの詳細については、JPRSのWebサイトにて公開されている技術文書で確認できる。

[マイコミジャーナル]

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ユニクロ、企業とのコラボTシャツ2011年版を3月から発売 - 67社が参加

2011-01-17 22:30:37 | 日記
ユニクロは1月17日、「企業コラボTシャツ」シリーズの2011年版を3月から発売すると発表した。

このコラボTシャツは同社が2003年から取り組んでいる施策で今回で9回目となる。2011年版では67社が参加しており、累計参加企業数は628社になるという。

同シリーズのTシャツは国内外のユニクロ店舗やオンラインストアで販売される予定で、価格はメンズ・ウイメンズが1,500円(サイズはS/M/L/XL)、キッズが990円(同110~150cm)となっている(価格はいずれも税込。柄数は79)。

2011年「企業コラボTシャツ」参加企業は以下の通り(「」内は正式ブランド・モチーフ名)。

<メンズ メジャー企業>

アサヒ飲料「ウィルキンソン」「バヤリース」
一ノ蔵「一ノ蔵」
井筒まい泉「とんかつまい泉」
エースコック「エースコック こぶた」
王将フードサービス「餃子の王将」
大口酒造「黒伊佐錦」
男山「男山」
亀田製菓「亀田の柿の種」
川商フーズ「ノザキのコンビーフ」
河田「ナノブロック」
菊正宗酒造「菊正宗」
キッコーマン食品「キッコーマン」
キヤノン「EOS DIGITAL」
キユーピー「キユーピー」
共和「オーバンド」
霧島酒造「本格焼酎『霧島』」
サッポロビール「ヱビスビール」
眞露ジャパン「ジンロ」
瑞泉酒造「瑞泉青龍 古酒30度」
鈴本演芸場「鈴本演芸場」
請福酒造「直火請福(じかびせいふく)」
ゼブラ「マッキー」
ダイタンフード「名代 富士そば」
ダノンウォーターズオブジャパン「ボルヴィック」
東急ハンズ「東急ハンズ」
東洋水産「マルちゃん」「マルちゃん 赤いきつねうどん」「マルちゃん 緑のたぬき天そば」
ドミノ・ピザ ジャパン「ドミノ・ピザ」
日本アイ・ビー・エム「IBM」
ハインツ日本「ハインツ」
フォルクスワーゲン グループ ジャパン「フォルクスワーゲン ニュービートル」「フォルクスワーゲン ビートル」
本田技研工業「Honda」
マイクロソフト「MSN」
明治製菓(2011年4月1日より「明治」に社名変更)「明治カール」「明治ミルクチョコレート」
メルシャン「ティオ・ペペ」
メルセデス・ベンツ日本「スマート」
麺屋武蔵「麺屋武蔵」
森永乳業「森永牛乳プリン」
八幡屋礒五郎「根元 八幡屋礒五郎 七味唐からし」
龍角散「タイガーバーム」

<メンズ 自転車企業>
アール・アンド・アイ「JAMIS」
エヌビーエス「コルナゴ」
ジェイピースポーツグループ「リドレー」
ジャイアント「ジャイアント」
スペシャライズド・ジャパン「SPECIALIZED」

<メンズ 音楽企業>
高峰楽器製作所「タカミネ」
ティアック「TEAC」
パール楽器製造「パール」
プロ・オーディオ・ジャパン「Numark」

<ウイメンズ コスメ・ジュエリー・スイーツ企業>
井田ラボラトリーズ「キャンメイク トウキョウ」
エムディファクトリー「BABBI(バビ)」
OPI Products Inc「OPI」
カネボウ化粧品「KATE」「ラヴーシュカ」
Golden Spoon Japan「Golden Spoon」
ジョージ ジェンセン ジャパン「ジョージ ジェンセン」
日本ロレアル「メイベリン ニューヨーク」
FAUCHON K.K.「FAUCHON」
ブルジョワ「ブルジョワ」
ル・ショコラ・デュ・ディアマン「デルレイ」
豊幸産業「レオニダス」
レブロン「レブロン」

<キッズ お菓子・飲料企業>
おやつカンパニー「ベビースター」
カバヤ食品「ジューC」
日本コカ・コーラ「Qoo(クー)」
ペルフェッティ・ヴァン・メレ「チュッパチャプス」
明治製菓(2011年4月1日より「明治」に社名変更)「明治カール」
森永製菓「森永おっとっと」「森永チョコボール」「森永ラムネ」
ロッテ「コアラのマーチ」

[マイコミジャーナル]

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“Sandy Bridge”、ホントにすごかった──「Core i7-2600K」が集計1日でいきなり首位

2011-01-17 22:30:16 | 日記
自作PCパーツ販売ランキング(2011年1月3日~1月9日):CPU、マザーボード、グラフィックスカード、増設インタフェースカード、テレビチューナー製品の販売ランキングTOP10を掲載。【2011年1月第2週版】
【自作PCパーツ販売ランキングTop10】 【拡大画像や他の画像】
●CPU:「Core i7-2600K」に人気集中、集計1日でいきなり首位に

※CPU販売ランキング TOP10
→http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1101/17/news015.html

●マザーボード:首位はIntel P55「P7P55D-E」で変わらず、“Sandy Bridge”マザーも初ランクイン

※マザーボード販売ランキング TOP10
→http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1101/17/news015_2.html

●グラフィックス製品:GeForce GTS 450搭載「GF-GTS450-E1GHD」が首位

※グラフィックス製品販売ランキング TOP10
→http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1101/17/news015_3.html

●インタフェース増設カード製品:売れ筋は変わらず、PC型USB増設カード「USB2.0N-PCI」が首位

※増設インタフェース製品販売ランキング TOP10
→http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1101/17/news015_4.html

●テレビチューナー:アナログキャプチャー「PC-SDVD/U2G」が首位

※テレビチューナー・キャプチャー製品販売ランキング TOP10
→http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1101/17/news015_5.html


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[特集]簡単入力が継続のポイント、ロングセラーソフト「家計簿マム」最新版を試す

2011-01-17 22:29:54 | 日記
 新しい年が明けると、何かを始めたくなるもの。「今年こそは家計簿をつけて節約したい!」と考えている人も多いのではないだろうか。家計簿をつけて収入や出費を明確にすれば、ムダ遣いも一目瞭然。意外なところで出費が多いことに驚くかもしれない。押えておきたいのは、らくなツールを使って無理なく続けること。そこで、「BCN AWARD」ホームソフト部門で2年連続No.1を受賞した人気ソフトの最新版「家計簿マム7」を試した。
【画像入りの記事】
●説明書が苦手な人でも安心! 「家計簿マム」

 テクニカルソフトの「家計簿マム」は、25年の実績をもつロングセラーの家計簿ソフト。2009年9月には、累積出荷本数が3000万本を突破した。その最新バージョンが「家計簿マム7」だ。使い始めるときに、「一般家庭(標準)」や、「一般家庭(こまかく)」「ざっくり仕分け」などのテンプレートが選べて、あらかじめ用意された費目・内訳が利用できる。テンプレートを選択した後でも費目や内訳を変更できるので、足りなくなったら追加すればいい。すべて自分で設定したい人は「自分で作る」も選べる。

 最初に開く環境設定の画面では、費目や内訳を追加・変更したり、口座などの基本となるデータを入力する。もちろん、あとから入力することもできるが、よく利用する銀行口座やクレジットカードなどの基本情報は、最初に入力しておいたほうがいい。品名などを入力するタブも用意されているが、こちらは実際のデータ入力の際に登録するほうが使い勝手がいいだろう。環境設定の画面は、家計簿を入力するメイン画面から「環境設定」のアイコンをクリックすることでいつでも呼び出せる。

 環境設定を閉じると、メインの家計簿画面が表示される。すべての画面で共通だが、「解説」ボタンを表示することで、開いている画面の「ヘルプ」が表示されるので非常にわかりやすい。「ヘルプ」は、画面と引き出し線で説明書きがされ、説明書を読むのが苦手な人でも安心だ。さらに、ほとんどのボタンでリアルタイムに説明が表示されるので安心だ。マウスをアイコンの上に移動させるだけで、詳しい解説を表示する。

●「レシート入力」機能でサクサク処理

 家計簿をつけるときには、レシートを見ながら、ということが多い。「レシート入力」の機能を使ってサクサクと処理できる。すでに使った品名なら、画面を見ながらクリックするだけで入力できる。また、最後に利用したデータから金額も転記できる。もちろん、費目と内訳も入れられる。野菜など、その都度金額が変わるものは、そのつど入力する。

 お店で品名を絞り込むこともできる。これは、最新バージョンで強化した機能。長い間使っていると、品名のデータが膨大な数になるので、スーパーや百貨店、レストランなど、どのお店を選んでもすべての品名が候補に出てくると、選ぶのが大変。お店で品名を絞り込む新機能を使って、「指定店で購入のみ」にチェックを入れると、選んだ店名で購入した品名を絞り込める。クリーニング店など、利用する品名がある程度決まっている店は入力が格段にラクになる。そのほか、従来からある機能として、品名をキーワードや五十音などのインデックスからの検索、費目や内訳からの絞り込みなどができる。

 入力したデータは、メイン画面のほか、明細一覧でも確認できる。画面を開いたままで、さまざまな絞り込みができるのがうれしい。費目や取扱範囲、日付範囲などで明細を絞り込める。取扱範囲では、「現金」や口座、電子マネー、クレジットカードなどが選べ、日付範囲では、「日別」「月別」「年度別」が選べる。最新バージョンは日別で絞り込んだ明細も日付の変更が可能になり、変更した後もそのままの位置で表示する。例えば、12月31日で絞り込みをして、明細の1項目を12月30日に変更したとしても、12月31日の画面からすぐに消えてしまうことがないので、非常に扱いやすい。絞り込みの設定などを変更すると、画面から消えるようになっている。

 「詳細検索」では、日付の範囲を指定したり、金額の範囲や品名、店名、備考を設定して検索できる。個人の状況に応じて複雑な検索ができるほか、日付や内容を間違えてしまった明細を見つけ出して修正するのにも便利に使える。

●新聞や家賃などの毎月の自動入力が便利

 レシートから入力するほかに、毎月決まった額を決まった日付に入力するものもたくさんある。新聞、家賃、会費などの出金や、各種手当などの入金だ。毎月の入出金をあらかじめ設定しておける「月極め自動転記」を利用すれば、いちいち入力する必要がない。それぞれ、費目や店名などを設定でき、転記日は「翌日」「取扱日」「前日」「3日前」「1週間前」「4週間前」から選択が可能だ。例えば、会費の支払いを「1週間前」に設定しておけば、家計簿をつけるのが3日に1度だとしても、支払日までに気づくことができ、払い忘れ防止にもなる。転記日の予定を3つ先まで画面下に表示するので見やすく、わかりやすい。「月末」に設定した場合は毎月異なる日に転記することになるので、目で見て確認ができるのはありがたい。

 また、最新バージョンで追加された「分割支払入力」機能は、クレジットカードなどで分割支払いをした際はもちろん、「月極め自動転記」同様、新聞や家賃支払いに利用すると便利。該当の日を過ぎたら自動的に転記する「月極め自動転記」とは異なり、「分割支払入力」は、設定したその日にすべての金額を転記する。お知らせ機能もないので、自動で引き落としされるものに向いている。ただし、金利を計算してくれないのがやや不便。リボ払いをするときなどは、自分で金利を計算して合計額に入れなくてはならない。

●口座や現金の管理やクレジットカード明細チェックが便利

 家計簿をつけていて不便に感じるのは、銀行口座から現金を引き出したり、預金をした際に残高が合わなくなってしまうことだ。しかし、「お金の移動」機能を使うと便利。わかりやすい画面で迷わず転記できる。口座から別の口座へお金を移動したり、現金へ移動するのも簡単だ。大きなアイコン付きで通帳や現金のイラストが表示されるので、入力ミスが減る。また、手数料の欄もあるなど、至れり尽くせりだ。

 いつの間にか使ってしまうのがクレジットカードだが、その明細が確認できる機能が備わっている。毎月届くカード明細と照らし合わせて、確認済みのチェックを入れられるのだ。入力した内容を、月々の一覧で確認できる。あらかじめ設定したクレジットカードの締め日、引き落とし月、引き落とし日に応じてまとめられるので、確認が簡単だ。例えば11月後半に買い物をしても、引き落としが12月なら、12月の欄にまとめて表示する。

 カード明細と照らし合わせる際には、それぞれの明細で「確認」欄をクリックすれば「済」マークが付くので一目瞭然。明細合計のほかに、確認済明細合計、未確認明細合計も表示され、未確認の明細があればひと目でわかる。

●水道光熱費の使用量をグラフで確認して節約の目安に

 新バージョンでは、毎月のチェック項目として、水道光熱費の使用量をメモする機能が追加された。水道光熱費は、季節や時期で料金の割引があるので、支払い金額で使用量を純粋に見比べることができない。メモ的に使用量を入力しておけば、月ごとの推移を折れ線グラフで表示できるほか、前年との比較を棒グラフにして確認できるので、節約の目安になる。

 家計簿は続けることが大事。操作が覚えやすく、簡単に入力できるのは重要なポイントだ。「家計簿マム7」は、大きなアイコンやわかりやすいヘルプ、レシートからの簡単入力、そして、手を抜きたいときにはメイン画面で金額をまとめて入力できるので、PCソフト初心者や「今年こそは家計簿をつけて節約したい!」という人にぴったりの家計簿ソフトだ。活用すれば金銭への意識が高まり、自然と出費も減るかも?(アバンギャルド・栃尾江美)


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