お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

2008年3月(1) 珍道中の始まり

2012-09-17 12:11:39 | 中国へ
朝7時起床、夜中までに終わらなかった荷造りをしたり、留守だと気づかれないようにタイマーで夜に電灯をつけるようにしたり、片付けたりバタバタ。
自分で空港まで運転して行って、空港手前の長期駐車場に停めておくので、駐車場に電話して空きがあるか確認。200台分くらい空いてるというので、まあ大丈夫かな・・・ホントは予約した方がよかったなあ。
春休み始まって二日目、出かける人が多いだろうから、これはバクチだ。

駐車場から無料バスで空港へ行くには余分に時間かかるから、10時に出れば大丈夫、と思っていたら、子供たちがもたもたしたりして、なんと、出たのが10時半。めちゃやばい。
制限速度50キロの道を80キロで飛ばす。
なぜか私の前を行く車も飛ばしていて助かる(?)。
しかし、のりものに酔いやすい娘(大)は青ざめてる。
いつもなら40分以上かかる道を30分以内で!

長期駐車場のバス、すぐに迎えに来たけど、バスにはすでに、空港に到着したばかりで駐車場に車を取りに来た客が乗っていたので、その人たちを先に下ろさないといけない。
運転手は口が悪くて、始終下手なブラックジョークを飛ばしてて運転がおろそかになりがちな上に、チップ欲しさに、客の車の近くまで送ろうとするので時間がかかって仕方ない!
いらいらいらいら・・・間に合うのか〜!

目と鼻の先の空港に、やっとのことで到着してみると、私たちを下ろすのは出発口じゃなくて到着口!(この場所なら、ついでに到着客を迎えるからねぇ)
吐き気で動けない娘(大)、自分のスーツケースを持つと言って聞かない息子を急き立てつつ、到着のフロアへ上がっていくと、そこには長蛇の列!
私たちの飛行機より10分早く出る北京行きの客を急いで前に行かせている。
「上海行きは大丈夫ですか?」
「上海は列に並んでて!」
仕方なく並んでいるが、前に進まない。
いらいらいらいら・・・乗れるのか〜?

ずいぶん経って、やっとカウンターにたどり着く。
態度の悪いオネーサン、不機嫌そうに一言。
"Shanghai is closed, you are too late"
オイオイ! 上海行きは並んでろと言ったじゃない。
となりの係員も、上海行きはもう終わったという。
抗議すること数分、他の係員に聞いてもらって、終わったのは北京行きだと判明。でも、謝罪の言葉もなく「フン!」とつまらなさそうに業務再開。
パスポートを見た同オネーサン
「ビザがないのにどうやって中国行くつもり?」
と来た。飛行機に乗せたくないみたい。
日本人の中国渡航は15日以内はビザ不要、とネットで調べてた。そう言うとまた「フン!」の態度。

結局、ビザ免除なのかどうかもわからぬまま、入国審査へ。あちこちで熱い別れのシーンが・・・横目で見つつ、急いで中に入る。
すると、今まで一度も引っかかったことのない金属探知機にやられる。何もないのに鳴る。
ここでまたえらい時間かかる。
搭乗口で係りの人に
「日本人はビザなしで行けるんですよね?」
と聞いてみると
"Should be OK"
と言って、明確に答えないで、搭乗券を通してしまう。もしも、13時間も飛行機に乗って、ビザがないせいで入国拒否されたらショックだろうなぁ。

機内に乗り込んでみると、私たちの隣と後ろの列から全部、アルバータ州の高校生の団体、40人以上。
ピーピーキャーキャーうるさい!!
引率の先生は知らん顔してるし!
枕を投げるは、ひとつの座席に何人座れるか試して暴れるは、遠くの座席のやつに話しかけようと大きな声を出すは・・・いちゃいちゃしてるのもいるし・・・
しばらくすれば疲れて静かになるかと期待したけど、若くて元気でエネルギーあまっててダメ。
9026キロ、約13時間、これはツライ!

人間の食べ物とは思えない機内食もツライ。
思わず写真に撮ってしまったほど・・・
サラダなんか、生のにんじんを千切りにしたのだけ。
高校生は食べてたけど・・・

7時間飛んで、北海道の上空へ。
日本の空を通過、がたがたゆれる。
長崎上空からさらに1時間20分。
眠れないまま13時間弱、やっと上海。

飛行機のドアを出た瞬間に、あのにおい。
にんにくとしょうがを使った中華料理の・・・
空港の建物は新しくて、中国に着いたという感じが特別しないのに、あのにおいがする。

入国審査の係員が、娘二人のパスポートと娘たちを見比べて
「二人、よく似てるねえ、どっちがどっち?」
などとのんきな質問してくる。こっちは入国できるかどうかドキドキしてるのに。
ふと見ると、窓口の横に、ピカピカ光るものが。
それは、入国審査の係員に対する評価をするもの。
「とても満足」「満足」「時間がかかりすぎ」「態度が悪い」の四段階で評価するようになっていて、該当のボタンを押す機械なのだ。
道理で、昔とは比べ物にならないほど友好的な態度でしたね。

外に出ると6時すぎ。ダンナが出迎えに来ていた。
急いでタクシーに乗る。合計5人だとバンにしか乗れない。小型に比べて70円ほど高いだけだそうで。
それにしてもまあ、
この運ちゃんの運転の荒いこと荒いこと。
渋滞の車の隙間や、車線の隙間を縫うように、少しのスペースでもあれば、無理やり自分の車をねじこみながら、くねくねと進んでいく。
見たことのない上海の高速道路、新しい高層住宅地、度肝を抜く巨大看板の列、果てしない渋滞のひどさ。
車の窓から夕闇迫る空を見ながら、いったい今日中にホテルに着けるのだろうか、とぼんやり考えていた。


カーリング入門

2012-09-13 12:49:42 | 日々のこと
自分でもビックリしたのですが、ブログをほぼ2年ほど放置したんですか、私。
あきれます。どうやってブログを管理するかということさえおぼつかなくなっております。

この間何していたかというと、
『怒涛の多忙期』と『燃え尽き期』が交代でやってきてたのですね。
今は、そういう悪循環から逃れようと思い、そのためにはどうしたらいいか考え中です。

二番目の子と三番目の子は昨シーズンからカーリングをやっています。
私は送って行って待ってる間に見ているだけの人でしたが、シーズンの終わりに

『お母さんも試してみる日』(ほんとの名前はファミリー&フレンド・デー)

があったので、氷の上に降りてみたんです。
そうしたところが、予想以上に難しいんです。バランスとってスーッと滑っていくのが。
身体の平衡保てず、横にひっくり返ったり、ちゃんと前に行けなかったり。
その上にストーンを手にして目的の方向に滑らせていくわけで・・・
先生に教えてもらったんですけど、もちろんそんなちょっとの練習ではできるようにはなりません。

今回二日間の入門コースがあったので行ってみました。
私としてはかなりの勇気を振り絞ったわけですけど、行ってみるとなんと東洋人は私だけ。

まず別室でパワーポイントのプレゼンテーションがあって、そのあと柔軟体操して、実際に氷の上に。
カーリングの氷ってたいらじゃなくて、少しぼこぼこと表面に凹凸があります。
(先生によれば物理学上の原理だそうですが)
靴にゴム製の滑り止めをつけ、氷の上を歩きながら安全について話を聞きました。
あと点のつけ方とか、ルールの基本も。
そのあとは、『お母さんお試しの日』同様の、氷の上をスーッと滑る発進練習(?)があったんですが、
これはなんと、お試しした日に少し習ったことと、パワーポイントで冷静に注意点を知ったおかげなのか、
結構うまく行ったんですね!
・・・と自分ではそう思ったんですけど、どんな体勢でできてたのかは全く不明です。
一日目はそこから少しだけストーンを滑らせたりして終了。
筋肉痛が出たらダメだから柔軟体操して帰って、と先生。

二日目は、ストーンをどう回転させるかという話のあと、的?に向って滑らせる練習。
ここまでくると、上手にやりたいと思うんですが、なかなかそうはいきません。
ストーンを送り出す力も強すぎては的?を通りすぎてしまうし、弱すぎると的?に届かない。
ブラシみたいなので氷をごしごしこするのは交代でやります。これもなかなか奥が深い。
しばらく練習したあとは別室で、今後参加できるチームや、カーリングクラブの説明。
それが終わったらなんとチームに分かれて試合の始まり~。
これがおもしろいんです!
実はもっと続けたかったんです、が、相手チームの中に
「これ以上やると明日立てなくなるかも・・」と心配された方があったのでちょっとさわりを体験しただけで終了~。
いやぁ、なんとなくのめりこんじゃいそうな予感・・・どこかのチームに参加させてもらえればなんですが。

まだまだ習いたてで不自然に身体に力が入るせいでしょう、
それにストーンを滑らせるときは左足はいつも曲がっていて右足が伸びているという姿勢なので、
筋肉を均等に使ってない感じがして、
家に帰ってから十分ストレッチをしました。
いい感じです。またすぐにカーリングやりたいなぁ。