お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

高校の授業でやるんですか???

2010-12-03 22:50:51 | カナダで暮らす
長女がいきなり三島由紀夫の「午後の曳航」の文庫本を持ってきて
「これ、学校の先生に頼まれたんだけど、お母さんが読んで
ラストシーンで毒を飲むことは承知だったか教えてほしいんだって。」
と言った。

自慢じゃないが、本を読むのは速い。

純文学はちょっとニガテだけど読んだ。

感想・・・

マジですか。
これを教室で教えているんですか、高校生に?
なんで?
頭の中はクエスチョンマークだらけ。

もちろん生徒が読むのは英訳本。
私が渡されたのは、ある生徒が日本に行ったときその先生にお土産で買ってきたという新潮文庫。
娘達の学年では授業が終わったそうだけど、今後の参考のために私に訊きたかったそうだ。

娘に言わせると、これを授業でやってる間中、日本のことや日本人のことを笑われたそうだ。
むむむ。
かなり初めの方から、これをもし日本の高校の現代国語の授業でやったら、なんてことは想像できなかった。
先生だってどうやって教えるんだろう・・・

日本の映画でもドラマでも、見る者が解釈するような玉虫色のエンディングが多いけど、
これを読んだ先生も一体どう解釈していいか困ったのかな。

またしても、ここは日本とは違うなぁと実感。




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2 コメント

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Unknown (じつか)
2010-12-13 18:37:50
三島由紀夫氏の本はとっつき難そうで
手元にあることはあるのですが
実は読んだことがありません。。。

かーわんさんのブログをきっかけに
読んでみま
返信する
す、すみません・・・!! (かーわん)
2012-09-14 04:42:56
じつかさん、こんにちは。お元気ですか?
ずいぶんと長い間ブログを放置していました。すみません!!
その後、三島由紀夫作品は読まれましたか?
このあと、もう一人の娘の高校の授業では、村上春樹『海辺のカフカ』を取り上げました。村上作品避けていましたが、とうとうこれも日本語オリジナル読みました。父兄からはたくさんクレームが付いたとのことですが・・・。日本の高校の現代国語でこの作品を全文読ませたりしないだろうなぁ・・・と思いました。なんと言いますか・・・。汗
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