9月11日金曜日から新学年が始まりました。
例年は火曜日から始まる(Labour Day翌日)のですが、
今年は火曜日から木曜日を先生や職員の方々の新型コロナ対策準備の日としたので、生徒は登校しませんでした
初日は一時間のみの登校です。
日本でもアメリカ・カリフォルニア州などの山火事の報道が出ていると思いますが、
オレゴン州やワシントン州でも山火事があり、
その煙がここバンクーバーにも流れてきており、
ただいま、バンクーバーはオレゴン州に次いで世界第二位の空気汚染度が観測されています。
なので、私は息子を送って行っても、車の外には出ず、
一時間の登校では家にいったん帰るほどの時間もないので、そのまま待っていました。
というわけで、写真は車のドアミラー越しです。
煙っているのがわかるでしょうか。
外の空気は吸うのもしんどいですし、
においが強くて頭がいたくなります。
呼吸器系統・心臓の悪い人、妊婦さんや子どもさん、身体の弱い人などは外に出ないように、
繰り返しニュースや天気予報で言っています。
昨日はうっすら遠くの山が見えていました。
今日はなにも見えません。
これはおととい。
夜、街頭の灯りで煙の粒子が見えています。
サンフランシスコはバンクーバーよりほんの少しだけマシな空気汚染度ですが、
ニュースでも映していましたが、空が赤いらしいです。
これはサンフランシスコ在住の長女から送られてきた動画のスクリーンショット。
オレゴン州とワシントン州では来週雨の予報が出ているので、
多少鎮火には役に立つのではと期待していますが、
カリフォルニア州の方は雨が降りそうにありません。
うちの州内でも山火事は発生しています。
一日も早く、この状況が改善してほしいと願っています。
新型コロナ禍もそうですが、
何事もなく、普通の毎日が続くことの幸せがどれだけ大事か思い知らされる毎日です。
昨日のブログ記事にも書いたのですが、わたしたちは今のところ煙害に困っている程度ですんでいますが、山火事の地域にお住いの方々の心痛・不安や被害を考えると胸が痛みます。
BBCのニュースでは、この火事の規模はonce-in-a-lifetimeであると言っていましたが、本当に、生きている私たちが再度見ることがないように祈ります。
火事の原因には注意すれば防げたものがあり、特に生まれた赤ちゃんの性別を披露するために火気を用いるなどは、頭の中に疑問符しかありません。
わたしたちは経験や歴史から学んでもっと賢くなれると信じたいです。
アメリカ・カナダ間の国境は封鎖されたままで、長女はサンフランシスコにおり、いつもなら二時間のフライトで会える距離なのに、遠く感じます。励ましあって乗り越えるときなのですね。
一時も早く、恵みの雨が降りますように!