カルチャーセンター徳島「七宝焼」講座の講師 山田和子先生が
第42回 日展(2010)に入賞されました
何と、今年で6年連続の入賞だそうです
山田先生に、作品についてお伺いしました。
幾重もの流れるような曲線が印象的な「秋風の華」
川に秋の風が吹いたときに、水面の揺れている様を見てとても癒された・・・そのときの優しい心を表現されています。
作品は銅板でできており、大きさは、高さ54cm×横47cm×幅28cmという大作 ・・・重いそうです
どうやって作るのかお聞きしたところ、
別々に焼いた4枚のパーツを貼り合わせている、とのことでした。なるほど~
なめらかな曲線の模様を作るのは、大変難しいそうですよ。
山田 和子 先生
この日の講座では、ペンダントトップを製作しました。
2色の釉薬を盛って・・・
高温の炉に入れ、釉薬が溶けたところで素早く模様を描きます。
この作業が難しいということで、先生のお仕事に・・・
ササっと描かれたのは、美しい花びら
飾りを盛り、更に焼き付けます。
完成です
それぞれに素敵ですね~
釉薬や飾りの盛り方、焼き方など、ちょっとした違いで作品に変化が出るのが面白いですね
気さくで明るい山田先生の雰囲気そのままに、教室は和気あいあい
皆さん、楽しそうに製作に取り組んでいました。
先生に七宝焼を始めたきっかけをお聞きしたところ、
何か趣味を持とうということで最初は彫金を始め、やがて七宝焼の道を歩み、30年になるそうです。
アクセサリーから立体造形作まで、様々な顔を見せる“七宝焼”の魅力を
これからもパワフルに発信し続けてくださいね
日展入賞、おめでとうございました