9月1日(木)
「寺院と古城から日本文化史を探る」講座、平成23年度春夏コースを締めくくる今回は、
奈良県探訪の旅です♪
まずは、興福寺へ。
奈良のシンボルとして知られる50.1mの五重塔や阿修羅像が有名です。
東金堂(国宝)
726年、聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気全快を願って造られました。
現在の建物は、1415年に再建されたものだそうです
猿沢池から臨む五重塔(国宝)
日本で2番目に高い五重塔だそうですよ~東寺(57m)が1番!
国宝館
残念ながら館内の国宝は撮影禁止でした。
続いて、東大寺へ
東大寺南大門です大きい~
高さ25m以上だそうです
大華厳寺(だいけごんじ)は、東大寺の別称。
聖武天皇の筆とされる写経の文字だそうですよ~
左右に金剛力士像が睨みをきかせております。
阿形(あぎょう)
吽形(うんぎょう)
大仏師、運慶・快慶の作と言われていますね懐かしい響き・・・
中門
門の左右には
持国天(じこくてん)
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)
中門の奥には、世界最大規模の木造建築物、大仏殿が見えます
奈良の大仏様が中で鎮座されております
今回は、東大寺戒壇院へ向かいました。
この辺りは人も少なくてとても静かです。
754年、唐の僧 鑑真が来朝し、大仏殿の前に戒壇を築き
聖武天皇をはじめ400名に戒を授けました。
その翌年、日本初の正式な受戒の場「戒壇院」が建立されたということです。
堂内の四隅には、国宝 四天王が安置されています。(撮影禁止)
講師 三好先生のお話を熱心に聞く受講生の皆さん。
天候も良く時間にも余裕があり、ゆっくりと見学できました。
まだまだ日差しは強かったのですが、爽やかな空気に秋を感じました。
今回の奈良探訪で、平成23年度 春夏コースは終了となります。
10月から始まる秋冬コースの初回は、比叡山延暦寺です
かなり涼しくなっているのではないでしょうか。
来期もよろしくお願いします