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インドネシア独立運動に参加した日本兵

2018年06月19日 | 
インドネシア独立運動に参加した日本兵たち
インドネシア独立運動に参加した日本兵たち
インドネシアは400年もの間、オランダによって植民地として統治されていた。統治とは聞こえはいいが現地の人々を奴隷とし天然鉱物や石油などを搾取していた。当然現地の人々の生活は困窮を極めていたがオランダからの支配から逃れる術がないまま400年が経ってしまっていた。そんな中日本が東南アジア圏を支配している欧米連合国と戦争に突入する。
大東亜戦争はこのような白人から支配されていた東南アジア地域をアジア人の手に取り戻そうという運動から始まっている。緒戦は日本の優位に進撃が進んでいった。オランダが支配していたインドネシアは石油が豊富に取れるため日本の標的になりオランダ軍を壊滅させインドネシアは日本の統治下に治まった。インドネシアの人々は白人支配からの解放を心から喜び日本を歓迎した。大東亜戦争は日本の植民地を増やすための侵略戦争と言われる事がある。事実その意図もなかったとは言えないが、インドネシアにおいては自立するための義勇軍を支援し士官養成学校を作り士官候補生を指導した。
インドネシア独立内戦
日本が連合国側に無条件降伏した条件の一つに武装解除と武器の保有をしない事。残った武器は速やかに連合国側に提出する事となっていたが、日本軍は密かにこのインドネシア独立義勇軍に武器を渡していた。その武器を手にしたインドネシア義勇軍はインドネシア政府軍(オランダ政府の傀儡)とオランダ軍を相手に大規模な内戦に発展していく。
武器も経験豊富な士官も少ない。緒戦を圧されていた義勇軍だったが、そんな彼らに強力な助人が合流した。
士官学校の教官や元日本兵たち。彼らはかつての教え子たちが苦戦しているのを見かねて日本に戻らずインドネシアに留まって独立運動に参加する道を選んだのだ。もちろん中にはそのような美しい美学のためではなく、日本に戻ったら戦争犯罪人として連合国側に裁かれてしまう事を恐れてインドネシアに留まった者もいる。しかしそれを不純とは誰も思わないだろう。日本軍としてはオランダを始めとする連合国側に敗戦したがインドネシア義勇軍として再びオランダ軍に対峙したのだから勇気のいる選択しだと思う。インドネシア義勇軍に参加した日本兵はおよそ2000人と言われている。その半数以上が独立戦争で命を散らした。
インドネシア義勇軍はオランダ軍と政府軍に勝ち、独立国としての地位を勝ち取った。
この義勇軍の若き指導者スカルノが首相になり、後に日本人を妻とした。そう、よくバライティ番組に出る毒舌なご婦人です。インドネシア独立に多くの日本人が関わっていた事を多くの日本人は知っていてもいいはずだ。

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