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振り返るサハリンの旅③ ロシア、入国

2005-08-11 00:50:05 | サハリン紀行
※お知らせ
ただいま実家のしょぼいPCから更新しているため、画像を非常に使いにくい状況です。家に帰ってから修正しますので、画像の入った完全版の完成は8月18日以降をお待ちください。




7月28日



昨夜あれほど決意した私であったが・・・







・・・・・・・・・・・・寝坊した。(直樹は寝てたけど)






しかも事務局長に起こされる始末。


最悪。



自己嫌悪に陥りながら慌てて仕度をし、洗面もそこそこに資材運びに加わる。

なんとか遅れを取り戻さねばとがんばり、朝食へ。



汗だく+髪ボサボサで食べる朝食はとても気恥ずかしいものだった。




まあなにはともあれ今日は出発の日。

これから起こるだろう様々な体験を想像し心躍らされる一方で、いよいよ班のリーダーとして本格的に試される緊張感を感じていた。



空は晴れていたが、昨夜の大雨の影響か、なんともいえない重い風が吹いていた。




まずバスに荷物を積む。

信じがたいほど重い荷物もあり、腰をやってしまいそうになりながら運び入れる。

自分のスーツケースを上回る重量の荷物を持ってきている猛者がいるとは・・・



その後日露の子供達が向こうのキャンプ場で作るモニュメントを運び入れる。
これがまたでかい。

何分割にもされているのにも関わらずなんなんだこの大きさは。

この人数で運ぶのは非常に骨が折れる。
もう少し大きさを抑えて欲しいものだ。おそらく運ぶ手間というものを考えに入れてなかったのだろう。


荷物を詰め終わった後、自然の家の前で整列。
小4のあやかは常にくっついてきてくれるので助かる。

問題は男どもだ。
こいつらはどーでもいい時にはふっついてしがみついてくるのに大事な時にフラフラ遊んでいる!

いずれシメてやらねば。



バスで稚内港まで移動。

今度はバスからフェリーに荷物を運ぶ。
この分だと旅が終わる頃には間違いなく筋力がアップしているだろう。


荷物をすべて搬入してもすぐに乗船とはいかなかった。
手続きに手間取っているのだという。
大体40分くらい立ったまま待たされた。


この暇な時間に子供達をいかに管理するかが大変だ。
騒がせず、退屈させず・・・

基本的にトーク、適宜写真や軽いゲーム・・・



ようやく乗船。
出国手続きはつつがなく終わり、フェリーに乗り込む。



波は荒れていた。



想像していたよりもしっかりとした内装で靴を脱いでくつろげるスペースもあり、快適に過ごせそうだななどと考えていた。・・・そう、考えていた。



とりあえずサハリン到着まで5時間近くあるということで、なにして遊ぶかということで、男何人かでトランプ開始。まあ基本だ。


しばらく「大富豪」をやっていると・・・







おや・・・・・・・・・・






なんか今ちょっと胃がキュンとしたかも・・・



まあ気のせい気のせい。さてもう一勝負ーー・・・・ってあれ?

とも(中2)の顔が真っ白じゃん(もともと白い方だけど)


これはいかんと思って、とりあえず外の空気を吸いに連れて行く。
ともは船酔いの薬を飲んでたにも関わらす酔ってしまったようだ。

で、しばらく介抱してたら・・・


次第に元気になるともとは逆にどんどん具合の悪くなる私。




・・・・・・・まさかこの私が酔う羽目になるとは・・・!!


いや違う!酔ったと思うから酔うんだ!

全て気のせい!全く問題ないうええええええええええええっっ!!!




あぶなく魚たちに餌をばら撒くところだった。



とりあえず横になりたい・・・

あ、ともはもう元気に走り回ってら。





・・・・・とデッキのベンチでしばし横になる。




30分くらい眠ったのだろうか。

寒さで目を覚ました時には大分酔いは覚めていた。



ふらふらしながら起き上がり、水を一杯飲む。


それからは子供達と鬼ごっこや宝捜しなんかをして過ごす。

このおかげで以降は酔うことはなかった。






そしていよいよサハリン到着。



船から降りるまでになにやら2時間くらい待たされ、その後船から降りてからロシア人の軍人と思われる人にジロジロにらみつけられながら一時間程バスを待つ。


班ごとに手を繋いでロシア入国。




バスに乗り、簡単な入国審査をパスした後はまたもや荷物運び・・・

張り切りすぎて知らないロシア人の荷物までバスに詰め込んでしまうというハプニングもあったが、無事に全員キャンプ場に向かう。






ここはもうロシアなのだ。


今更ながらそのことを強く感じる。



とても稚内から40kmの場所とは思えない。







30分程バスに揺られると、これからしばらくお世話になるキャンプ場が見えてきた。




500人のロシア人がすでに暮らしているという、ピオネールキャンプ場だ。






いよいよ異文化コミュニケーションが始まるのだ。

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2 コメント

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火傷したどー (DOリッキャー)
2005-10-15 21:32:24
うらあ。

最近なまら忙しいからちょっとずつしか書いてやらん。



リーダーが1人くたばるとは情けない。

トランプ船でやったら普通は酔う。

そんなんわしでもわかっるちゃ。





ちくしょう。うっかりオーブンかけた皿に手を触れてしまった。
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Unknown (ひかる@管理人)
2005-10-16 00:34:00
やけど大丈夫かい?

バイト大変そうだね。今度家でバイトで作ってる料理作ってくれ。
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