さて、車を買うにはいろいろ面倒な手続きが必要でして、その中に「車庫証明」というものもあるんですよ。
これは車を買った人にちゃんと駐車できるスペースが確保されていることを証明するもので、なんだか専門の調査員が家まできて調べていくらしいです。
で、一応大家さんにはアパートの前の駐車場を確保してもらっていたんですが、当然ながら今まで誰も使っていない駐車スペース。今シーズンに降った雪がそのままの形で溜まっているわけですね。
いつかは除雪しなければ、と思っていましたが、このまえ営業マンさんがうちに来たときに「このままだと審査通りませんよ?」と言われてしまったのです。
審査を落とすと再審査となるので1週間くらい納車が遅れるそうです。そうなってはたまりません。
これは「雪とけてからのんびり除雪すればいいかな」と考えていた私を大いに焦らせました。
そういうわけで今日、雪退治を行うことにしました。
しかし私は今まで雪かきをしたことがないんですよ。車とかなかったんで、必要なかったんです。まあでも雪かきなんてただ雪をどけるだけの作業ですよね?大丈夫でしょう。
さてご覧ください、私の駐車場にいまいましくも陣取った雪たちを!
写真では分かりづらいですが、高さも高いところでは1mくらい積もっています。
ざっと計算しただけでも15tの雪です。
アジアゾウがだいたい5tくらいですからゾウ3頭分の重さです。もうやる気がどんどんそがれていきますね。
計算しなければよかったと激しく後悔しました。
しかしやらなければ私の車は永久に来ないのです。やらなきゃ・・・だめなんだ!
仕方ないので今度はいかに楽にこの作業を片付けるかを考えました。
さすがに誰かに手伝ってもらうのは気が引けるので、なんとか自分ひとりでやる方法で。
そこで私が考えた作戦はこうです。
分かりやすく図にしてみました。
天才だ!
やはりせっかくある頭を使わなければ人間である意味がありませんよね。スコップでちまちまやるなどサルでも可能な芸当です。
よーしさっそく雪だるま作戦で片付けるぞー☆(ノ´∀`)ノ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラッ・・・・チラッ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・思いのほか通行人の量が多く、いい年こいて雪だるま遊びに夢中な(しかも一人で)自分がとても恥ずかしくなったので作戦を中止せざるを得ませんでした・・・
こうなったら仕方ありません。サルレベルのスコップ作業に移行するしかありません。
ザクッザクッ・・・
私の黄色い小さなスコップが、小気味よい音をたてて雪を掘っていきます。
とりあえず一列終了~
コレでようやく全体の15分の1くらいでしょうか。
非常に疲れます。
しかもひどいことに雨が降ってきました。寒いわ雪は重くなるわで最悪です。
それでもがんばっていたんですが、そのうち道路の反対側まで雪を捨てに行くのがだんだん面倒になってきました。
そこでこっそりと隣のアパートと私のアパートのちょうど境目くらいのところに雪を溜める方法に切り替えることにしました。
これは楽チンです☆
せっせ、せっせ!
というか雪って重いですね。
雪かきをなめてました。こんなにつらい作業なんですね。
腰とか痛めそうですよ。まったく。
ふ~2列目終了・・・
ちょっと休憩入れましょう。
久しぶりの重労働で体がびっくりしてますよ。
・・・・・・・・・・・・・とかなんとか思ってたら、隣のアパートの人出てきたー!!!
しかもそのお姉さんは私が雪をギリギリのラインで捨てているすぐ横に車を止めていらっしゃるようで・・・
これはやばいと思った私は、お姉さんに背を向け作業に没頭しているふりを始めました。
しかし・・・
「あの~」
声かけられちゃいましたノ(;´Д`)ノ
やばいやばい怒られる怒られる・・・・・
と・・・・・・思ってたら・・・・・・・・
お姉さん「もしかしてここの雪全部雪かきするの?」
私「は、はい!そうですが・・・」
お姉さん「じゃあそのスコップじゃ大変でしょ。あそこの赤いの使っていいよ」
そう言ってお姉さんはアパートの前に置いてあるでかい雪かき用の道具を指した。ひそかに雪かきやりながら(あれが使えたらいくぶんかは楽なんだろうな・・・)とチラ見してたものだ。
私「え?お借りしてよろしいんですか?」
お姉さん「いいよ。みんな勝手に使ってるみたいだし」
なんていい人なんでしょう!まさに天使!
車で出かけるお姉さんを笑顔で見送った後、私はさっそくその赤い道具をお借りすることにしました。
これがその道具です!
見てくださいよこの面構え。いかにも雪かきしちゃうぞ!といったカンジです。
今まで私が使っていたスコップと比べるとこんなに大きさが違います。
さっそくこれを使って・・・つかって・・・
・・・・・・・・・・・どうやって使ったら効率いいんだコレ・・・・?
やっぱりこれは滑らせて雪を運ぶんですよね?
とりあえず雪山にこれをザクッと刺して、大量の雪の塊を切り出す。
でこれを道路の反対側まで運びたいのですが、道路は既に雪がないのでそこをひきずってもいいものか・・・?
借り物なので引きずって傷とかをつけるわけにもいかないし・・・
仕方ないので道路に雪で移動用の雪の道を敷くことにしました。その雪の道の上を通って運ぶ作戦です。
さてこの赤いのの仕事ぶりなんですが、これがまた使える使える!
どんどんと雪かきが進みます。
やったー半分いったー!
横から見るとこんな感じ。
喉が渇いてきたので飲み物を準備。
ここからはだんだんと私も熱中してきたので黙々と作業が進みます。
すべては新車のためです。
2時間経過・・・・
あと一息だ!
なんか雪を捨てている道路の反対側は大変なことになってきてます。
ちょっと道路にはみ出してる気もしますが、そこはちょっと大目に見ていただきましょう。
そして・・・・・・・・
任務完了・・・
なんというかすごい達成感です。
実にいい気分です。北海道の醍醐味を味わった気分です。
あとは調査が入る日まで雪が降らないことを祈るのみです。
これで明日雪降ったりされたらたまったもんじゃありません。
あと、調査の日に誰かの車が止まっていてもダメらしいんで、立て札かなんか立てておこうかと思います。
さて、では少し寝ま~すノシ
これは車を買った人にちゃんと駐車できるスペースが確保されていることを証明するもので、なんだか専門の調査員が家まできて調べていくらしいです。
で、一応大家さんにはアパートの前の駐車場を確保してもらっていたんですが、当然ながら今まで誰も使っていない駐車スペース。今シーズンに降った雪がそのままの形で溜まっているわけですね。
いつかは除雪しなければ、と思っていましたが、このまえ営業マンさんがうちに来たときに「このままだと審査通りませんよ?」と言われてしまったのです。
審査を落とすと再審査となるので1週間くらい納車が遅れるそうです。そうなってはたまりません。
これは「雪とけてからのんびり除雪すればいいかな」と考えていた私を大いに焦らせました。
そういうわけで今日、雪退治を行うことにしました。
しかし私は今まで雪かきをしたことがないんですよ。車とかなかったんで、必要なかったんです。まあでも雪かきなんてただ雪をどけるだけの作業ですよね?大丈夫でしょう。
さてご覧ください、私の駐車場にいまいましくも陣取った雪たちを!
写真では分かりづらいですが、高さも高いところでは1mくらい積もっています。
ざっと計算しただけでも15tの雪です。
アジアゾウがだいたい5tくらいですからゾウ3頭分の重さです。もうやる気がどんどんそがれていきますね。
計算しなければよかったと激しく後悔しました。
しかしやらなければ私の車は永久に来ないのです。やらなきゃ・・・だめなんだ!
仕方ないので今度はいかに楽にこの作業を片付けるかを考えました。
さすがに誰かに手伝ってもらうのは気が引けるので、なんとか自分ひとりでやる方法で。
そこで私が考えた作戦はこうです。
分かりやすく図にしてみました。
天才だ!
やはりせっかくある頭を使わなければ人間である意味がありませんよね。スコップでちまちまやるなどサルでも可能な芸当です。
よーしさっそく雪だるま作戦で片付けるぞー☆(ノ´∀`)ノ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラッ・・・・チラッ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・思いのほか通行人の量が多く、いい年こいて雪だるま遊びに夢中な(しかも一人で)自分がとても恥ずかしくなったので作戦を中止せざるを得ませんでした・・・
こうなったら仕方ありません。サルレベルのスコップ作業に移行するしかありません。
ザクッザクッ・・・
私の黄色い小さなスコップが、小気味よい音をたてて雪を掘っていきます。
とりあえず一列終了~
コレでようやく全体の15分の1くらいでしょうか。
非常に疲れます。
しかもひどいことに雨が降ってきました。寒いわ雪は重くなるわで最悪です。
それでもがんばっていたんですが、そのうち道路の反対側まで雪を捨てに行くのがだんだん面倒になってきました。
そこでこっそりと隣のアパートと私のアパートのちょうど境目くらいのところに雪を溜める方法に切り替えることにしました。
これは楽チンです☆
せっせ、せっせ!
というか雪って重いですね。
雪かきをなめてました。こんなにつらい作業なんですね。
腰とか痛めそうですよ。まったく。
ふ~2列目終了・・・
ちょっと休憩入れましょう。
久しぶりの重労働で体がびっくりしてますよ。
・・・・・・・・・・・・・とかなんとか思ってたら、隣のアパートの人出てきたー!!!
しかもそのお姉さんは私が雪をギリギリのラインで捨てているすぐ横に車を止めていらっしゃるようで・・・
これはやばいと思った私は、お姉さんに背を向け作業に没頭しているふりを始めました。
しかし・・・
「あの~」
声かけられちゃいましたノ(;´Д`)ノ
やばいやばい怒られる怒られる・・・・・
と・・・・・・思ってたら・・・・・・・・
お姉さん「もしかしてここの雪全部雪かきするの?」
私「は、はい!そうですが・・・」
お姉さん「じゃあそのスコップじゃ大変でしょ。あそこの赤いの使っていいよ」
そう言ってお姉さんはアパートの前に置いてあるでかい雪かき用の道具を指した。ひそかに雪かきやりながら(あれが使えたらいくぶんかは楽なんだろうな・・・)とチラ見してたものだ。
私「え?お借りしてよろしいんですか?」
お姉さん「いいよ。みんな勝手に使ってるみたいだし」
なんていい人なんでしょう!まさに天使!
車で出かけるお姉さんを笑顔で見送った後、私はさっそくその赤い道具をお借りすることにしました。
これがその道具です!
見てくださいよこの面構え。いかにも雪かきしちゃうぞ!といったカンジです。
今まで私が使っていたスコップと比べるとこんなに大きさが違います。
さっそくこれを使って・・・つかって・・・
・・・・・・・・・・・どうやって使ったら効率いいんだコレ・・・・?
やっぱりこれは滑らせて雪を運ぶんですよね?
とりあえず雪山にこれをザクッと刺して、大量の雪の塊を切り出す。
でこれを道路の反対側まで運びたいのですが、道路は既に雪がないのでそこをひきずってもいいものか・・・?
借り物なので引きずって傷とかをつけるわけにもいかないし・・・
仕方ないので道路に雪で移動用の雪の道を敷くことにしました。その雪の道の上を通って運ぶ作戦です。
さてこの赤いのの仕事ぶりなんですが、これがまた使える使える!
どんどんと雪かきが進みます。
やったー半分いったー!
横から見るとこんな感じ。
喉が渇いてきたので飲み物を準備。
ここからはだんだんと私も熱中してきたので黙々と作業が進みます。
すべては新車のためです。
2時間経過・・・・
あと一息だ!
なんか雪を捨てている道路の反対側は大変なことになってきてます。
ちょっと道路にはみ出してる気もしますが、そこはちょっと大目に見ていただきましょう。
そして・・・・・・・・
任務完了・・・
なんというかすごい達成感です。
実にいい気分です。北海道の醍醐味を味わった気分です。
あとは調査が入る日まで雪が降らないことを祈るのみです。
これで明日雪降ったりされたらたまったもんじゃありません。
あと、調査の日に誰かの車が止まっていてもダメらしいんで、立て札かなんか立てておこうかと思います。
さて、では少し寝ま~すノシ
おれはてっきり最終兵器かと・・・
大丈夫だよ~。安心してかえっておいで~♪