なないろ*くれよん

七海の、つれづれ日記です。

今日の「ありがとう」を数えて

2010-05-27 19:40:50 | インポート
ミーは、とっても恐がりです。
言い換えれば、感じやすい子。
たとえば、夜になると、意味もなく「怖い」「苦しい」と不安がるのが日課です。

小さな頃から、夜は苦手で
不安でなかなか眠れないようで・・・。
時には、お腹や胸が痛いと訴えたりもします。
わたしも、なぐさめたり、励ましたり、
抱きしめてあげたり、いろいろ試行錯誤しますが
なかなか寝てくれないと、ついイライラ怒ってしまう夜もありました。


そんなミーも、いろんな話ができる年頃になりました。
そこで、私は先日、怖い夜を乗り切る、いい方法を考えました。



それは「ミーが、今日一日で感じた
『ありがとう』の数を、数えてみて。」ということでした。



すると、ミーは素直に
いろんな「ありがとう」のエピソードを、教えてくれました。



先生へのありがとう。
お友達へのありがとう。
家族のみんなへのありがとう。



そして、私にも「ママのありがとうは、何だった?」と聞いてきました。


そこで、私は、今日一日のありがとうを
たくさん言いました。



朝、気持ちよく目覚めたこと、ありがとう。
ご飯が美味しく食べられたこと、ありがとう。
パパが、がんばってお仕事に行ってくれたこと、ありがとう。
ママ友さんの笑顔が見られたこと、ありがとう。
子ども達が可愛かったこと、ありがとう。
工事現場の、誘導員さんにありがとう。
病院の先生、いいお薬を出してくれたこと、ありがとう。
絵本がおもしろかったこと、ありがとう。
ご飯が美味しく作れたこと、ありがとう。
あったかいお布団に寝られること、ありがとう。


まだまだ、数えたらきりがないほど、
ありがとうは出てきました。


そのうち、ミーは
「ママに叱られたこと、ありがとう。」と
言ってくれたりしました。
理由を聞くと、叱られると、お利口さんになるからって。


そんなこと言ってくれて、
こちらこそ、ありがとうでした。



ミーと二人で、ありがとうを言い合ってるうちにいつのまにか、
ミーのお顔は、ニコニコの笑顔になっていました。



ミーの、お腹が痛かったのも、治っていました。


普段も、毎晩寝る前に、わたしはありがとうを数えて
寝るようにしていたのですが
子ども達と一緒にすれば、喜びも倍になるなぁって(*^^*)

それ以来、寝る前に、少しの時間でも、
ありがとうを見つけるようにしています


ソラは、眠くて先に寝てしまうんだけど
また、ソラにも、聞いてみたいな。
今日一日の、ありがとうのこと☆


この、ありがとう探しは、本当言うと、子どもの頃見た
「ポリアンナ」の「よかったさがし」からヒントをもらました
わたしが子どもの頃、イライラしてばかり
怒ってばかりの、嫌な子で、ポリアンナのような
素直で感謝心の厚い人になりたかった。


ミーやソラにも、
小さな頃から、日常の中に
いっぱいありがとうを見つけられる人に
なってもらいたいです





ありがとう
ありがとう



言葉にする度、笑顔が増えます
本当に、素敵な言葉だなぁ




ひとつ気になるのは、
おしゃべりしすぎると、寝る時間がかえって遅くなること 苦笑。
寝る前に、ゆっくりお話するために
もうちょっと早い時間に、お布団に入りたいな





本当は・・毎日、なにかとドジばかりで、ため息も出ます・・。
でも、できなかったことを数えるより、
こうして、嬉しかったこと、ありがとうの数を数えれば
いつだって、ほかほ幸せな気持ちで眠れます。


ありがとうに支えられながら、明日からも元気にがんばろう☆








こどもの日

2010-05-05 10:09:01 | インポート
今日は、こどもの日です。
我が家も、鯉のぼりと兜を飾っています。
あとは、柏餅、買ってきました

とってもいいお天気だけど、何して過ごそうかな。
動物園も、遊園地も、公園も、予定のないこどもの日です。
今年は、節約ゴールデンウィークになりました。
でも、こんな連休も良いです


私がかつてこどもだった頃。
泣いてばかり、怒ってばかり、悩んでばかりのわたしだったから
楽しい、いい思い出ばかりじゃなかったな。


それでも、今でも懐かしく思い出すのは
故郷の、真っ赤な夕焼け空。
広い澄み切った、青空。


辛いことが多かったから、その分、
空を見上げて、憧れてばかりいたのかもしれません。
「いつか、こんなわたしになりたい。」って・・・いつもいつも、願っていました。



年月が経ち、わたしも、気づけばお母さんになり。
せわしない日々に追われ、ゆっくり空を見上げる時間は
少なくなってしまいました。


それでも、家事の合間に、ベランダから空を眺めたら
おおらかな気持ちになれます。
空を見上げれば、いつだって
子どもの頃のあの感覚を、鮮明に思い出せます。



「わたしたちは、生かされてる。」

「大きな広い、何かに、包まれてる。」

「だから、きっと、だいじょうぶ



子ども達が、いつか大人になった時、
かつてこどもだった頃を、
幸せな気持ちで、懐かしんでくれるといいな









保育の世界の第一歩

2010-05-02 00:02:13 | インポート
ゴールデンウィークに突入しましたね
皆さん、もいかがお過ごしですか☆
我が家は、大したレジャーはできなさそうですが
大掃除したり、散歩したり、かめちゃんの新しいケージ作ったり・・・
普段できないことをしたいなと思っています。


さて、4月から始めた、保育士のお仕事
なかなか楽しいですよ~(*^^*)
なんといいますか、やりがいがあります☆
子ども達が可愛くてね。


でも、この仕事は全くの未経験なので、やはり
慣れるまではまだまだです。
わたしは本来「人見知り」なので・・。
まず、子どもに人見知りしちゃってるんですよね、きっと 苦笑。
そして、一緒にお仕事をしている、先生達にも人見知り


一部の子達には、早くも、からかわれ&笑われたりもしました 苦笑。

目にイボがあったので「おばけ先生!」「こわーい!」と言って
逃げられたり
後ろから、意味もなくパンチやキックをお見舞いされたり
早速「洗礼」受けてきました 苦笑。

でも、なんだかんだ、みんな可愛いです
「せんせいせんせい」と慕ってくれる子もいますし、嬉いです。^^
たくさんの子ども達と体当たりなのも疲れますが、心地いい疲れです。
きっと、わたしには向いているんだと感じました。



でも、先生として、やらなくてはいけないこと
気がつかなくてはいけないことって、
たくさんあるんだなと、日々痛感しています。


たとえば、今日行ってきた、保育園の土曜日保育の補助のお仕事での出来事。



朝、教室に到着すると、子ども達はいつものブロックで
ものすごい芸術的な作品を作って、盛り上がっていました。

赤い色のブロックだけを、上手に複雑につなげて、
長い長い、パイプみたいなものを作ってたんです。
すごく上手にできていましてね。
感心して見とれてしまったわたし。

すると、一部の子ども達が、両端を持ち上げて
下をくぐりだしたんです。
わたしは、これはおもしろいと思って仲間に加わり
「先生が手伝ってあげるよ!」と言って、一緒にかついで
下を、みんながくぐって遊んでいたのです。

すると・・・他の先生達に
「つないだブロックを高く持ち上げたら危ないから、
そんな遊びはやめて!」と、みんな怒られてしまったのです。

子ども達も、わたしも、一瞬しゅん・・・。わたし、オバカ


まあ、その後はめげずに
「じゃあ、低い位置で軽く持ち上げて、
 狭いスペースをくぐって遊ぼう!」と、遊びを変更しました




また、別の時のこと。


ブロックを収納している、プラスチックのケース。
みんなが遊んでいて、ケースが空になっていたので
ある女の子が、「お風呂みたい・・・入りたいな」と
ずっと言っていました。

「この中にこどもが入ったら、だめかな・・。」と
一瞬思い、ケースには入らせずに
その横で、女の子と空想お風呂ごっこをしてみました。

でも、だんだん楽しくなってきて、
「やっぱり、このお風呂入っていい?」とせがまれ
つい「ま、いっか☆」と軽く判断してしまったわたし。

「いいよ☆」と言い、その中に女の子をいれて
シャンプーしたり、リンスしたり♪とお風呂ごっこしてました。

すると・・・
「その中に入っちゃだめでしょー!」と、
またしても、先生に怒られてしまいました


だめじゃん、わたし・・・!
プラスチックが割れちゃったら、危ないですものね・・。(><)


わたしは、家の中でも、子ども達と遊びがつい楽しくて
普通だと、あんまりやっちゃいけないっぽいことも
やらせちゃったりすることあるんです。
子どもが楽しいから、いっかー♪って・・。
子どもと一緒に、遊ぶことが楽しすぎるんですよね、きっと・・。


でも、保育園となると、規律も大事だし
好き勝手にしていたら、玩具を壊してしまったりする危険もある。
もっと、注意深くなっていかなきゃなって、いろいろ
反省づくしの日々なんです。




なんでもかんでも「ダメ!」づくしの教育はしたくないし、
かといって、善悪の判断は、きちんと教えられる先生になりたいし。
そのためには、私の生き方や考え方を
一本筋の通ったものにしていかなきゃなと、あらためて思っています。




まずは、周りの先輩先生の言動をしっかり見て
全身で、いろんなことを吸収していきたいです☆




いつも、仕事の帰り道は、反省点ばかり思い浮かんで
とぼとぼ歩きますが・・・でも、一晩寝て朝起きたら
また次、子ども達に会える日が楽しみです



と言っても、ただのパートです☆
自分の子どももまだ小さいから、長い時間は働けませんしね。
かめの歩みになりそうだけど、
保育の世界の第一歩を歩み始めたことが、嬉しいのでした