なないろ*くれよん

七海の、つれづれ日記です。

心をひとつに

2011-03-18 23:29:38 | つれづれ

皆さん、お元気ですか。わたしは、元気にしています。
ご無沙汰してしまい、すみませんでした。

今、・・・きっと、みんなそれぞれに、傷ついています。
被災地では、体や暮らしが、大きく傷ついてらっしゃる方達がいますね。
被災地の皆さまには、心からのお見舞いを申し上げます。
本当に、どれほどの悲しみを抱えてらっしゃるかと思います。


地震の時、わたしは自宅のマンションに、4歳の息子と二人でいました。
突然の揺れに驚き、机の下に隠れました。
我が家では、本棚が倒れたことと、冷蔵庫の中のピッチャーが割れたくらいでしたが
本当に怖かったです。

その直後、テレビで知った、被災地の恐ろしい現実。
まさか・・・これが現実の出来事なのかと、今でもなんだか信じられません。
でも、これは現実なんですね。


子どもたちも、大きく傷つき、先週末は、一日中怖がっていました。
食欲もなく、あまり食べず「お腹が痛い」と訴えます。
この状況で・・・月曜日から出勤することが本当に不安でした。
子どもたちと離れることも、辛かった。


そして迎えた月曜日。早朝鳴る電話から「小学校が休校」のお知らせ。
そして、テレビらは「JR運休」のニュース。そして
バイト先に電話しても「どうしても今日は来てもらいたい。」


悩んだ末、わたしは判断しました。
「マンションの友達と、協力しよう。」


すぐ、わたしと同じように、バイトをしているママ友さん二人に連絡を取り
子供同士で、留守番をさせてはどうかと、提案しました。
お互いに、お昼ごはんを持ち寄って、我が家で二人で
留守番をさせることにしたんです。
下の子は、幼稚園へ連れていきました。


電車がないので、車で仕事場に向かいましたが・・・。
街は大渋滞。みんなパニックですよね。
車が全然進まないと思うと、その先にあったのは、ガソリンスタンドへ入る行列でした。



そんなこんなで、不安な気持ちもあったけど
職場で、可愛い子どもたちの笑顔にはとても癒されました。
「あたらしいせんせい~」と言って、かけよって抱きついてくれる子どもたち。
それでも、「じしん、もういや。」と、怖がる子もいました。
わたしは、この子たちに、楽しい時間を過ごさせてあげることが
わたしの仕事なんだな・・・と強く思いました。



そして、仕事が終わり、心配して急いで娘に電話しました。すると・・
「なに?こっちは全然平気だよ!」という、元気な声が返ってきました。
余震もあるのに、子供同士で盛り上がったみたいで
家に帰っても、二人はキャッキャと大騒ぎして楽しく遊んでいたのでした。


そして、ママ友さんと相談して、これから春休みに入るけど
お互い、こうして行き来して、協力して
仕事を乗り切ろうと、約束をしたんです



わたしは、日頃から心がけていることがありました。


「ご近所同士では、もしもの時に支えあえる、人と人の絆をつくっておこう。」


そして、わたしがずっと大切にしていた想いが
今、とても活かされている気がします 。



友達、ご近所同士、悩む時もありました。
このマンションに住んで、もう10年が経とうとしているので
ママ友さんとも、長いお付き合いです。
いろんな人がいて、いろんな個性があるけど
みんな、どの人も、必ず尊敬できる長所を持っています。
悪いところより、いいところを見て、
仲良く助けあって暮らすって、本当に大切だな。って思う。




今、日本は突然の災害に、本当に大変な時期だと思います。
でも、みんなで心をひとつにしてがんばっている「節電」も
こんなに効果が現れると、嬉しいですね
計画停電も、くるくる・・・と構えていますが
我が家は、まだ一回も来ていません。
でも、もちろん、節電を心がけています(^-^)



お店や企業が、これを機会に、ずっとずっと
節電を続けてくれるといいな。
ずっと、星空の見える、都会になってくればいいな。



辛い時こそ、人のあたたかさが心に染みる。
日本中、世界中の人達が、被災地の人に心を向けて
「がんばろう!」って、願ってる。
がんばれじゃなくて、一緒に、がんばろう



ただの小さな主婦の私には、誰かを救えるほどの力はないかもしれない。
でも、できないことなんてない。
きっと、やろうと思えば、なんでもできるはずですよね☆

募金だったり、支援物資だったりも、自分にできる範囲でする。
その上で、 もっと身近にできることがある。

今、目の前にいる家族や友だちを、大切にすること。
いがみ合わず、優しさをかけあうこと。
すれ違う人に、笑顔をかけること。
パニックを起こさず、いつもどおりの暮らしをするよう、心がけること。
誇りをもって、わたしにいただいたお仕事を、心を込めてがんばること。

買いだめはしないように、必要な分だけ買おう。
しばらく、車はお休み。
本当に緊急の時以外は、乗らないことにします。

わたしにできることを、ひとつずつ、見つけていきたいです。


私は、信じてる。
日本の、世界の未来は、きっと明るい。
これから、みんなで、優しさ、思いやりを
これまで以上に、心のなかであたためて大きく外に広げていく時期なんだと思う。

みんなの心がひとつになれば、きっと
できないことなんてない



まだまだ、これからどうなるか、不安も心配もあるけど。
みんなで、支えあって、励まし合って、
きっと、乗り越えていきましょうね。