GWは殺伐とした環境のもと10日間も働かされるのは敵わんので、ちょっと(心も含めて)デトックスを試みてきました。
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『萬寿福旅館』(昭和8年築)。
「日帰り温泉」をやってます、ということと『ウワモノ』に興味があって行ってきました。建築は地域の宮大工によるものとのこと。
日帰り温泉、というより正確には「お風呂の時間貸し」でした。
(40分/1650円)
制限時間(!)10分前になると、女将さんが扉をノックして教えてくれます。
申し込んだ時間に宿に着き、脱衣所に案内されると
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2畳半くらいの脱衣所には
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キリンビール提供の姿見。
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脱衣所なのに、茶室みたいな設えがある。これは「こんなこともできますよ」という職人のアピールだそう。
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浴室は洗い場を含めて4畳半くらい、扇形の湯舟は浸かって足を延ばすと中心に足の裏が付くくらい。
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タイル絵は熱帯の海が描かれていた。
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写真ではわかりづらいけど、天井が球面になってて、湯気が結露して入浴客に垂れて当たらないようになってます。天井と壁の間もつなぎ目の無い曲面状。
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入口の庇は「唐破風に懸魚」。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/26/cdbc205b21ee2128939330a9511f2541.jpg)
旅館名の書かれた/彫られた屋号はむしろ「扁額」と言いたくなる雰囲気。
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色が鮮やかすぎる感じだけど。この行灯は、通りからも目立つ。
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本館脇の楓は新緑が眩しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/0f/d4c822e43c641be11cd64452f0624a44.jpg)
今日は407で。
Googleのレビューで散々書かれてるけど、まぁ、良いんじゃないの、という印象。
3階の部屋の窓ガラスには、いわゆる古い「よれよれガラス」(今となっては入手が困難)なんですが、それに摺りガラスに見えるよう塗装が施してある(確かそう言ってた)という凝ったもので、「割れると絶対に手に入らない」シロモノのため、「お子様連れは宿泊させない」とのこと。確かに割られてからでは遅い。割ったほうは「たかがガラス板1枚」だけど、旅館にとっては「それも貴重な財産」だし。
箱根湯本には
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こんな素敵な建物のお菓子屋さんがあるのよ。
宮ノ下と言い、魅力的な建物がいっぱいあるのよね。改めて感じたわ。
以下追記
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利用に際しての注意
・日帰り温泉としては時間貸しなので、事前に電話で状況を確認してから訪問すると良い。
・11時過ぎから電話が繋がる。それ以前は(おそらく館内の支度の時間らしく)繋がらない。
・タオルの貸し出しは無いので、必ずフェイスタオル、バスタオルは持参すること。(ボディソープ、シャンプー、コンディショナーはある)
・駐車場は本館正面を右折し突き当たりを左に曲がったところ。本館そばにあるのは、後ろの『吉池』の駐車場。
・「40分」はゆったり浸かって過ごすには結構タイト。
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